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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ハイドン:交響曲集 Vol.13
指揮:飯森範親、日本センチュリー交響楽団 クラシック 無 FLAC WAV DSD(2.8MHz) DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:EXTON 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
シリーズ第13集となる今回は第94番「驚愕」のほか、第1番と第64番「時のうつろい」の計3作品を収録。「驚愕」はティンパニが活躍するが、他の2曲は弦楽器にオーボエとホルンが加わるだけの小さな編成だ。第64番は現代の聴き手すら意表を突かれるような強弱と和声の工夫があり、聴き慣れた「驚愕」以上に驚かされる。創意と工夫にあふれるハイドンの才能がよくわかる選曲だ。透明感の高い音場のなか全パートの動きが鮮明に浮かび上がる空間解像度の高い録音で、スコアを見ているような面白さが伝わる。
(FLAC 192/24にて試聴)
総合点
9.4点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.5点
ディテール9.5点
透明感9.5点
空気感9.4点
質感9.4点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック