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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータとソナタ(全曲)
戸田弥生 クラシック 無 FLAC WAV DSD(2.8MHz) DSD(5.6MHz) DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:MClassics 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
戸田弥生の演奏は作品に深く入り込む集中力の強さがあり、実演はもちろんだが、再録音となる今回のバッハの無伴奏パルティータとソナタの演奏でもその個性を録音から確実に聴き取ることができる。精妙極まりない弱音から、熱量の大きさを感じさせるフォルテの力強い表現まで、音色の幅の広さとダイナミックレンジの大きさが際立つ録音だ。相模湖交流センター・ラックスマンホールの自然な残響が生むハーモニーの厚みが美しい。
(DSD 11.2MHzにて試聴)
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック