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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ハイドン:交響曲第89番、第4番&第10番
指揮:飯森範親、日本センチュリー交響楽団 クラシック 無 FLAC WAV DSD(2.8MHz) DSD(11.2MHz)192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:EXTON 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
飯森範親と日本センチュリー響によるハイドンの交響曲全曲演奏は2015年にスタートを切った。今回の録音は2019年に行われた第16回のライヴ録音(大阪、いずみホール)で、第4番、第10番、第89番の3作品を収録している。初期の作品では室内楽のような弦楽器の透明な響きが美しく、第89番はホルンと木管楽器の充実した厚みのあるハーモニーが聴きどころ。いずれもアンサンブルの精度が非常に高い。鮮度の高い音で表情の豊かさを忠実に引き出している。
(DSD 11.2MHzにて試聴)
総合点
9.4点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.5点
セパレーション9.3点
ディテール9.4点
透明感9.3点
空気感9.3点
質感9.4点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック