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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
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Riverside ロック 無 FLAC44.1kHz/24bit
レーベル：InsideOutMusic 配信サイト：e-onkyo music
■高橋 敦レビュー
活動歴20年を超えるポーランドのプログレッシブ・ロック・バンドのニューアルバム。2016年に亡くなったリード・ギタリストの後任を正式に迎えて以降で初のアルバムとなる。プログレの中でもプログ・メタルと呼ばれるものに近いタイプで、テクニカルなリズムと流麗なメロディのコンビネーションが印象的。有体に言えば「Dream Theaterとかお好きな方ならこれも好物では？」となるが、Dream Theaterほどヘヴィでエッジィではなく、70年代 80年代、往年のプログレ的なロック・サウンドに寄る印象。こちらの方が好み！という方もいらっしゃることだろう。
音色に注目すると滑らかな音調が持ち味。特にシンセサイザーのサウンドは、実際にそうであるかはわからないが、アナログ・シンセのように有機的な音色、初期デジタル・シンセ的にナチュラルな華やかさの音色が印象的。であるのでぜひ、その感触を生かし引き出せるようなオーディオで聴きたい。例えばイヤホンでいうと静電型ツイーター搭載ハイブリッドで完成度の高いモデルは高域側の質感表現に優れる製品が多く、それはこの作品のサウンドに特にフィットする。
（FLAC 44.1/24にて試聴）
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.3点
透明感9.2点
空気感9.2点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック
