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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》
指揮:トゥリオ・セラフィン、ミラノ・スカラ座管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Warner Classics 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
1955年に録音された《リゴレット》は題名役をティト・ゴッビ、マントヴァ公をジュゼッペ・ディ・ステファノが歌った名演で、これまで様々なメディアで発売されてきた。ジルダ役のマリア・カラスの存在感もひときわ大きいのだが、この録音ではゴッビの鬼気迫る表現とステファノの湧き上がるような力強い歌唱が聴きどころ。現代の優れたネットワークプレーヤーで再生すると、モノラル録音にも関わらず、オーケストラと歌手の前後の位置関係に立体感が生まれ、歌の表情を一音たりとももらさず聴き取ることができる。2014年のリマスタリング音源。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.0点
低域の伸び8.7点
高域の伸び9.0点
セパレーション9.2点
ディテール9.3点
透明感9.0点
空気感8.8点
質感9.0点
静寂感9.0点
残響
奥行き
音像
アタック