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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
R.シュトラウス:4つの最後の歌、歌劇「カプリッチョ」最終場面
レイチェル・ウィリス=ソレンセン、指揮:アンドリス・ネルソンス、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Sony Classical 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
濃密な表情や深みのある音色など、ウィリス=ソレンセンの歌唱にそなわる魅力を忠実にとらえた録音である。高音域でも強靭な伸びを失わない声はR.シュトラウスの作品と相性がよく、中低音はメゾソプラノ顔負けの豊かな響きがあり、R.シュトラウスの作品とはとても相性が良い。ネルソンスはライプツィヒ、ゲヴァントハウス管から密度の高い響きを引き出しており、「カプリッチョ」の抜粋では劇場で聴いているような没入感を味わうことができた。2021年5月ライプツィヒ、ゲヴァントハウスで録音。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.4点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.3点
ディテール9.4点
透明感9.4点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック