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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
シューマン:交響曲第1番&第4番
指揮:フランソワ・グザヴィエ・ロト、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 クラシック 無 FLAC192kHz/24bit
レーベル:Myrios Classics 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
2018年から2019年にかけて収録されたケルンフィルハーモニーでのライヴ録音。SACDでは発売済みだが、ハイレゾ音源であらためて聴くと、各セクションの関係を立体的かつ明晰に描き出すロトの解釈の斬新さにあらためて感嘆させられる。音場の透明感が高いだけでなく、それぞれの楽器のフレージングとアーティキュレーションを細部まで鮮明に聴き取ることができる。Myriosレーベルは室内楽に優れた録音が揃っているが、オーケストラ録音ではこのシューマンを聴き逃すことはできない。
(FLAC 192/24にて試聴)
総合点
9.5点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.5点
ディテール9.5点
透明感9.4点
空気感9.5点
質感9.4点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック