HOME > レビュー > デジタルオーディオ > 優秀録音ハイレゾ音源レビュー
レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
ルノー・カプソン、ローザンヌ室内管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Deutsche Grammophon(DG) 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲5作品に加えてロンド ハ長調とアダージョ ホ長調を加えたカプソンの弾き振りによるヴァイオリン協奏曲全集が完成した。約1年前にスイスのローザンヌで録音された音源で、カプソンの精妙な美音も素晴らしいが、ローザンヌ室内管弦楽団の伴奏もモーツァルト作品ならでは洗練された響きをたたえ、ホール空間の豊かなアコースティックとともにとらえている。独奏ヴァイオリンの楽器イメージにも一切の誇張がない。2022年9月〜10月ローザンヌ、ボーリュ劇場で録音。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.3点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.3点
透明感9.4点
空気感9.3点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック