優秀録音ハイレゾ音源レビュー

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ワーグナー:神々の黄昏 抜粋 他

I.フィッシャー指揮/ブダペスト祝祭管弦楽団 クラシック FLAC DSD(2.8MHz)
96kHz/32bit 192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:Channel Classics 配信サイト:その他

SACDではなくファイル再生でもDSDのマルチチャンネル音源を再生する方法が少しずつ広がっていきそうだ。フィッシャーが重厚かつ緻密にまとめ上げたこの演奏は、ステレオ録音でも魅力が十分に伝わるが、マルチチャンネルで聴くとそれを上回る高揚感が押し寄せる。特に《神々の黄昏》で金管楽器群が作り出す分厚い「音の壁」の力強さは圧巻。DSDのマルチチャンネル音源対応はAVアンプが先陣を切る見込みだ。

(DSD 2.8MHz 5chを試聴)

総合点 9.4
低域の伸び9.4点 高域の伸び9.4点 セパレーション9.3点 ディテール9.4点 透明感9.4点 空気感9.4点 質感9.4点 静寂感9.3点 残響 奥行き 音像 アタック