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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
たまたまニュータウン
相対性理論 ポップス 無 WAV88.2kHz/24bit
レーベル:みらいレコーズ 配信サイト:その他
■高橋敦レビュー
ポップユニット相対性理論の配信限定新音源。96kHz/32bit音源をラインナップしている点もユニーク。彼らはライブにおいては曲のアレンジを既発録音版とは変えてくることも多々ある。この音源はアルバム収録曲をライブで披露してきたアレンジで演奏したものだ。そしてやくしまるえつこさんのソロアルバムと同じく、スタジオでの全パート同時演奏同時録音であることもポイント。スピーカーで聴くとボーカルの音像や存在感が大きめにも思えるが、やくしまるさんの声であるので悪い気分ではない。ヘッドホンだと普通に適当なバランスと思う。冒頭のバスドラムの響きの空気感、フェードインしてくるギターの浮かび上がり方、シンバルや声の質感、見事なミックスによる一発録音とは思えない多彩な空間表現など、録音作品としても聴きどころだらけだ。
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.2点
セパレーション9.3点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.3点
質感9.3点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック