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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
シューベルト・エディション
アーノンクール(指揮)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クラシック 無 FLAC WAV88.2kHz/24bit
レーベル:ベルリン・フィル・レコーディングス 配信サイト:その他
■山之内 正レビュー
ラトルのシューマンに続く全集エディションは、アーノンクールのシューベルトに白羽の矢が立った。交響曲全作品に2つのミサ曲、歌劇《アルフォンソとエストレッラ》を加えた豪華パッケージで、今回もCD、BDに加えてハイレゾ音源の購入コードが同封され、ステレオに加えてサラウンド音源も用意される。今回はステレオのFLAC音源を聴き、アーノンクールの並外れた作品解釈力に感嘆させられた。演奏頻度の少ない作品からも生き生きとした表情と躍動感を引き出し、テンポや強弱の意外なほどの起伏にも説得力がある。演奏の特徴を漏らさず伝えるライヴ感豊かな録音で、ハイレゾでは特にアタックの力強さが聴きどころ。
総合点
9.4点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.3点
質感9.5点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック