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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
モーツァルト:歌劇《アポロとヒュアキントゥス》
Classical Opera(演奏)、Lawrence Zazzo(カウンターテナー)、Sophie Bevan(ソプラノ) クラシック 無 FLAC96kHz/32bit 192kHz/24bit
レーベル:LINN Records 配信サイト:Linn Records
11歳で書いた作品ながら大胆かつ繊細な旋律と和声にモーツァルトの才能を聴き取ることができる。弦はピリオド楽器特有の若干細めの音色だが、空間に放たれて声や他の楽器と重なり、柔らかい響きに生まれ変わる。直接音と残響のバランスが完璧な証拠だ。どのパートも声の表情が繊細で起伏に富んでいるが、特に主役の二人(カウンターテナーとソプラノ)それぞれの澄んだ音色と、重唱での柔らかいハーモニーが聴きどころ。
(FLAC 192kHz/24bitで試聴)
総合点
9.3点
低域の伸び9.4点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.2点
透明感9.4点
空気感9.3点
質感9.3点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック