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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
フランツ・シュミット:交響曲第2番、R.シュトラウス:炉端のまどろみ
ビシュコフ指揮ウィーンフィル クラシック 無 FLAC48kHz/24bit
レーベル:Sony Classical 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
フランツ・シュミットは後期ロマン派の作風を受け継ぎながら傑作を残したオーストリアの作曲家である。交響曲第2番は、チェリストとしてウィーンフィルに一時在籍していたシュミットが同オーケストラの響きを意識しながら書いていたはずで、まさにウィーンフィルの演奏で聴くべき作品の一つと言って良い。カップリングされたR.シュトラウス作品もそうだが、他のオーケストラでは真似のできない濃密かつ洗練された音色をビシュコフがていねいに引き出しており、ハイレゾ音源で聴くとその上質な感触を味わうことができる。
総合点
9.2点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.2点
透明感9.2点
空気感9.2点
質感9.2点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック