HOME > レビュー > デジタルオーディオ > 優秀録音ハイレゾ音源レビュー
レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番&ピアノ四重奏曲第1番
スタンチュール(ピアノ)ヒンク(ヴァイオリン)ドレシャル(チェロ)オクセンホファー(ヴィオラ) クラシック 無88.2kHz/32bit 176.4kHz/24bit
レーベル:CAMERATA HQM 配信サイト:KRIPTON HQM STORE
ピアノと弦楽器のアンサンブルはときとして音のぶつかり合いから刺激的で神経質な音が顔を出すことがあるが、ウィーンで活躍する名手が演奏したこのアルバムでは、間違ってもそんな野暮な音は出さない。発音機構が異なる異質な楽器同士でも響きが溶け合い、緊張をはらむフレーズからも純度の高いハーモニーを引き出している。チェロとヴァイオリンなど位置の離れた楽器間でも見事に呼吸が揃い、その間に濃密な空間が生まれる様子がわかる。
(FLAC 176.4kHz/24bitで試聴)
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.2点
質感9.3点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック