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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番
ルノー・カピュソン、ロト指揮ロンドン交響楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Warner Classics 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
ロト指揮ロンドン響の力強いサポートを得てカピュソンのヴァイオリンが起伏の大きな音楽を作り上げる。特に第2番では表情の変化の幅が大きく、静と動の対比が鮮やかに浮かび上がるが、第1番の静謐かつ叙情性豊かな美しさもカピュソンならではといえる。バルトーク作品への深い理解と強い共感が伝わる演奏で、独奏とオーケストラの間にも緊密な関係が持続する。ヴァイオリンにピタリとフォーカスが合った録音のクオリティも極上レベルだ。
総合点
9.4点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.2点
セパレーション9.3点
ディテール9.4点
透明感9.5点
空気感9.3点
質感9.4点
静寂感9.3点
残響
奥行き
音像
アタック