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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ベートーヴェン&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
指揮:ユーリ・テミルカーノフ、演奏:サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、庄司紗矢香 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Deutsche Grammophon 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
庄司紗矢香の最新録音はヴァイオリン協奏曲の人気作品を組み合わせたファン待望のプログラムで、プロコフィエフに続いてサンクト・ペテルブルクフィルとの共演を果たしたことも注目に値する。基本的な音調としては独奏とオーケストラの一体感を重視した演奏、録音だが、音場の透明度が高く、ヴァイオリンソロの繊細で濃密な表情をあますところなく引き出すことができる。残響時間自体はそれほど長くないものの、余韻の質感が高く、ホール空間の広がりが目に浮かぶ。
総合点
9.3点
低域の伸び9.2点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック