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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番&第5番
スザンナ・ヨーコ・ヘンケル(ヴァイオリン)、リトアニア室内管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/32bit 192kHz/24bit
レーベル:SPOT 配信サイト:Linn Records
独奏もオーケストラもすべての音に緩みがなく、空気を鋭く切り込むような活きの良いサウンドだが、けっして荒々しい音ではなく、音色には柔らかさと高めの温度感がそなわり、緊張感が心地よい。とても個性的な演奏だが、一度聴いたら忘れられないほどのインパクトだ。特に第3番のロンドや第5番の第1楽章は跳ねるような活気があり、勢いの強さに圧倒される。独奏ヴァイオリンは弓の動きが見えるような実在感豊かな音像が浮かぶ。
(192kHz/24bitで試聴)
総合点
9.1点
低域の伸び9.1点
高域の伸び9.2点
セパレーション9.1点
ディテール9.2点
透明感9.2点
空気感9.3点
質感9.1点
静寂感9.0点
残響
奥行き
音像
アタック