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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ヴァイオリンとコントラバスのための二重奏曲集
エリナ・ヴァハラ、ニーク・デ・グロート クラシック 無 FLAC FLAC（マルチチャンネル）96kHz/24bit
レーベル：audite 配信サイト：その他
■山之内 正レビュー
ヴァイオリンとコントラバスという音域の離れた2つの弦楽器で20世紀の作品を演奏した異色のアルバム。特筆すべきはそれぞれの奏者の闊達な表現と確実な演奏技術だが、アンサンブルの呼吸が見事に揃っていることも見逃せない。コントラバスの超低音からヴァイオリンの最高音域まで、どの音域も音の質感がきわめて高く、特にコントラバスの倍音を豊富に含んだ柔らかい音色は秀逸。この楽器の特徴を見事にとらえた録音として強く推薦する。
（FLAC 96/24にて試聴）
総合点
9.3点
低域の伸び9.5点
高域の伸び9.4点
セパレーション9.3点
ディテール9.3点
透明感9.3点
空気感9.3点
質感9.4点
静寂感9.2点
残響
奥行き
音像
アタック
