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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
モーツァルト:交響曲第40番&第41番
指揮:アンドルー・マンゼ、北ドイツフィルハーモニー管弦楽団 クラシック 無 FLAC48kHz/24bit
レーベル:PENTATONE 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
マンゼはモダン楽器主体のオーケストラにピリオド奏法を導入し、興味深い成果を上げている。メンデルスゾーンの交響曲では柔軟なフレージングと澄んだ柔らかい音色が素晴らしかったが、同時期に収録された今回のモーツァルトも呼吸が自然で音楽的な表情の豊かさに富み、どちらの曲からもこれまで耳にしたことがない伸びやかな音楽が浸透してくる。自然な距離感でオーケストラをとらえた録音もメンデルスゾーンのシリーズと共通し、ステージと客席が一体となった雰囲気を味わえる。
(FLAC 48/24にて試聴)
総合点
9.3点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.3点
ディテール9.2点
透明感9.4点
空気感9.4点
質感9.3点
静寂感9.4点
残響
奥行き
音像
アタック