HOME > レビュー > デジタルオーディオ > 優秀録音ハイレゾ音源レビュー
レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第3番 他
指揮:ネゼ=セガン/演奏:トリフォノフ、フィラデルフィア管弦楽団 クラシック 無 FLAC96kHz/24bit
レーベル:Deutsche Grammophon 配信サイト:e-onkyo music
■山之内正レビュー
難度の高いパッセージを耳を疑うようなテンポで弾きこなしており、演奏技術の高さに舌を巻く。このアルバムによってトリフォノフはラフマニノフのピアノ協奏曲を全曲制覇したことなるが、今回はピアニスト自身の編曲による《鏡》と《ヴォカリーズ》を加えることで表現の幅の広さも強く印象付ける。録音時期と演奏会場は複数に及ぶが、ピアノの響きや距離感に極端な違いはなく、アルバムのコンセプトは明快だ。協奏曲はどちらもフィラデルフィアでの録音だが、第3番のみライブ収録。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
9.2点
低域の伸び9.3点
高域の伸び9.3点
セパレーション9.2点
ディテール9.2点
透明感9.2点
空気感9.2点
質感9.2点
静寂感9.1点
残響
奥行き
音像
アタック