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レビュー
優秀録音ハイレゾ音源レビュー
モーツァルト:交響曲第41番
指揮:クレンペラー、演奏:フィルハーモニア管弦楽団 クラシック 無 FLAC192kHz/24bit 96kHz/24bit
レーベル:Warner Classics 配信サイト:e-onkyo music
■山之内 正レビュー
クレンペラーのモーツァルトは大げさな表現や過剰なテンポのゆらぎとは無縁で、現代の聴き手にも作品の真髄をまっすぐ伝える力がある。1954年のモノラル録音なので周波数レンジもダイナミックレンジも制約はあるが、当時の録音としては各楽器の分離がよく、リマスタリングで鮮烈な音がよみがえっている。フィルハーモニア管弦楽団のボックス・セットからの分売。この録音で聴けるフィナーレの疾走感に迫る演奏は滅多にお目にかかれない。
(FLAC 96/24にて試聴)
総合点
8.3点
低域の伸び8.0点
高域の伸び8.5点
セパレーション8.3点
ディテール8.3点
透明感8.5点
空気感8.0点
質感8.3点
静寂感8.5点
残響
奥行き
音像
アタック