プレミアムヘッドホンガイド2012SUMMER

プレミアムヘッドホンガイド2012SUMMER page 62/100

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62 PREMIUM HEADPHONE GUIDE 音楽やゲームなどを家のなかでくつろいで楽しみたいというユーザーに向けて開発された、オープンエアー型ヘッドホン「MA」シリーズ。そのトップモデルである「M D R -MA900」は、70㎜と....

62 PREMIUM HEADPHONE GUIDE 音楽やゲームなどを家のなかでくつろいで楽しみたいというユーザーに向けて開発された、オープンエアー型ヘッドホン「MA」シリーズ。そのトップモデルである「M D R -MA900」は、70㎜という大口径のドライバーユニットを搭載、360kJ/m3という高磁力を持つネオジウムマグネットや、低音をドライバーユニットの中心部に集中させる「アコースティックバスレンズ」などの採用ともあわせて、クリアな中高音と豊かな低音の両立を目指したという。また、ボディ全体に軽金属を多用することで、約195gという軽量デザインを実現。長時間の装着時にも、快適に使うことができるという。 確かに、装着感はとてもいい。ソニーは同じオープンエアー型で「MDR-F1」という製品をラインアップしていたが、装着感についてはこれに近いものがある。しかし音質については、多少コンセプトが異なるようだ。フラットバランス&ナチュラルテイストだ開放感のある心地よいサウンドでインドアでのリスニングを快適にった「M D R - F 1 」に対して、「M D R -MA900」は音色を正確に伝えようとする点は同じものの、積極的に音楽の聴かせどころを強調するタイプ。このため、低域はオープンエアー型とは思えないほどのボリューム感を誇るし、ヴォーカルは普段よりもメリハリのある、軽快な歌声を披露してくれる。このサウンド傾向さえ気に入れば、かなりの愛用品になってくれそうだ。(野村ケンジ)投票No.98左/約195gという驚きの軽さを実現! 長時間のリスニングやゲームも快適に楽しめる。ヘッドバンドは頭の形に合わせてフレキシブルに動かせるので、着け心地も抜群。右/標準変換プラグを付属する。70㎜のドライバーと「アコースティックバスレンズ」と呼ばれる独自の構造を採用。オープンエアー型はドライバーユニットの前面が開放されているため、低音が出にくくなりがちだが、ユニット前面を音響抵抗素材でカバーすることで、低域のみを中心部に集めて増強。密閉型にも負けない低域の充実を獲得した。SPEC ●型式:オープンエアー型 ●ドライバー口径:70㎜ ●再生周波数帯域:5~40,000Hz ●インピーダンス:12Ω ●ケーブルの長さ:3.0m ●質量:約195g(ケーブル含まず) ●付属品:標準変換プラグPOINT抽選で豪華プレゼントがあたる!ケータイアンケートはこちら?開放型なのに低域バッチリ!MDR-MA900\30,975 〈オープンエアー型〉問 ソニーマーケティング ?0120-777-886 http://www.sony.jp/Sony[高音の放射] [低音の放射]ダイア耳孔フラム音響抵抗部材