プレミアムヘッドホンガイド2012SUMMER

プレミアムヘッドホンガイド2012SUMMER page 9/100

電子ブックを開く

このページは プレミアムヘッドホンガイド2012SUMMER の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
PREMIUM HEADPHONE GUIDE 9お問い合わせ:ゼンハイザージャパン ?03-6406-8911http://www.sennheiser.co.jp/という行為にもそれが当てはまる。お気に入りのミュージシャンが奏でる音を余すことなく感じたい、と思う....

PREMIUM HEADPHONE GUIDE 9お問い合わせ:ゼンハイザージャパン ?03-6406-8911http://www.sennheiser.co.jp/という行為にもそれが当てはまる。お気に入りのミュージシャンが奏でる音を余すことなく感じたい、と思うのは極めて健全な指向である。 では、これまでのヘッドホンで、その気持ちは満たされただろうか? ここにゼンハイザーのプレミアムヘッドホンHD 700とIE 80がある。その素晴らしいサウンドは、間違いなく音楽を聴くことの楽しさをアップデートしてくれる。そう、ヘッドホンやイヤホンをグレードアップすれば、毎日のミュージックライフは一変する。 まず、この夏の新製品、HD 700からご紹介しよう。ゼンハイザーの代名詞といえるオープンエアー型ヘッドホンで、同社のロングセラーHD 650とフラグシップHD 800のあいだに位置するモデル。ファンならずとも大注目のヘッドホンだ。HD 800直系のフューチャリスティックなデザインで、耳をすっぽりと覆う大きなイヤーパッドは心地よい装着感を提供してくれる。 そのサウンドは、音楽が耳のなかにこもらず、周囲の空気と溶けあってゆくような音場の広さが特長だ。音楽の存在が曖昧にならず、ボーカルやドラムスが勢いよく鳴るため、聴く者をぐいぐいとその音楽世界に引き込んでくれる。バンドの一体感も十分に伝えてくれる。コンサートホールに漂う余韻もナチュラルそのものだ。 昨年末、リリースされたばかりの新作イヤーモニター、IE 80の最大の特長は低音の量感をコントロールする音質調整機能。付属のスティックを使ってダイヤルを回すだけで調整できる。 本機でリマスター盤が先日リリースされたポール・マッカートニーの『ラム』を聴いた。印象的だったのはストリングスやホーンセクションのしなやかさだ。低音をやや絞り気味に調整して試聴したが、ボーカルの暖かさはそのままに、ドラムやギターが派手になり過ぎないところにも好感が持てた。ボディは立体的なフォルムに仕上げられており、耳にぴったりとなじむ。なお、スタンダードモデルとしてIE 60も同時発売されているので、そちらも注目してほしい。 ゼンハイザーのプレミアムモデルHD 700、IE 80が奏でる高品位サウンド。どちらかを手に入れ、そして将来、音楽遍歴を振り返ることがあったとしたら、間違いなくそれは、あなたの音楽史にくっきりと名を刻むに違いない。(中林直樹)IE 80IE 60HD 700ハウジングトップにアルミプレートを配した、イヤーモニターシリーズ最上位モデル。低音の量感をコントロールできる音質調整機能付き。パワフルな音質を実現すべく、新デザインのハウジングを採用したイヤーモニター。ゼンハイザーの代名詞、オープンエアー型ヘッドホンの最新モデル。ハイエンド機HD 800直系の高級感あふれるデザインを纏いながら、新開発の高効率ドライバーを搭載するなど、最先端のテクノロジーが盛り込まれた話題作! この夏、新しいゼンハイザーサウンドをぜひ体感してほしい。>>>ゼンハイザーとは?1945年ドイツ生まれ。世界中のプロフェッショナルから熱い支持を集める、伝統と革新のブランドSENNHEISER(ゼンハイザー)。マイクロフォンの分野で名を馳せた後、1968年、世界ではじめて「オープンエアー型ヘッドホン」の開発に成功。以来、その高い完成度と音質で、常に業界をリードし続けるトップメーカーだ。