プレミアムヘッドホンガイド 2013 WINTER page 24/120

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24 PREMIUM HEADPHONE GUIDE　m-flo（エム･フロー）としてのアーティスト活動に加え、音楽プロデューサーとして著名アーティストに楽曲を提供、日本全国のクラブイベントにて精力的にDJプレイもこなす☆Taku Takahas....

24 PREMIUM HEADPHONE GUIDE　m-flo（エム･フロー）としてのアーティスト活動に加え、音楽プロデューサーとして著名アーティストに楽曲を提供、日本全国のクラブイベントにて精力的にDJプレイもこなす☆Taku Takahashi（タク･タカハシ）さん。そんな音楽のプロフェッショナルである彼が、「手放せない」と愛用するヘッドホン、それがロングランを続けるパイオニアのプロ用D Jヘッドホンフラグシップモデル「H D J -2000」です。はたしてその魅力とは…？パイオニア製品使用歴は4?5年現在は新色のホワイトを愛用中！　パイオニアのプロ用DJヘッドホンとの付き合いは、もうかれこれ4年から5年。ここ最近はDJプレイなど、仕事でヘッドホンを使う時はいつもHDJ-2000を使っています。たまに自前のを忘れちゃって、DJ仲間に違うヘッドホンを借りてプレイすることもあるけど、やっぱり耳に馴染んだHDJ-2000が一番ミックスしやすい。貸してくれたDJには失礼な話ですけどね（笑）。今はなんといっても新色のHDJ-2000のホワイトモデルがお気に入りです！　DJヘッドホンっていうと、片耳でモニターしたり、いろんな使い方に柔軟に対応できるように、回転機構（スイーベル機構）がついているんですが、この部分が実は弱点でもあって、経年劣化で折れやすいものが多いんですよ。でもこのHDJ-2000は回転部のストラクチャーがとてもしっかり作られていて、多少どころか、かなり乱暴に扱っても壊れる気配がまったくありません。実際、現場で盛り上がってヘッドホンを投げちゃったりしたこともあったけど、まったく壊れずに今でも問題なく使えていますよ（笑）。　あと、僕はDJプレイ時にあれこれ色々と動き回るので、装着感も重視するほうだけど、その点からもHDJ-2000は満足のいく出来栄え。見た目のゴツさに反してボディ自体も軽いし、ヘッドパッドやイヤーパッドも柔らかくて、長時間プレイしても疲れが少ないのは嬉しいですね。プロ納得のレスポンスのよさで音楽を楽しませるDJヘッドホン　肝心の音ですが、とにかくレスポンスがはやい。レスポンスのよさが最大の魅力ですね。録音スタジオなど音楽を作るプロが集まる制作現場では、「定番」といわれるモニターヘッドホンがいくつかありますが、それらが長年「定番」として使い続けられている理由もレスポンスがよいから。でもそういった「定番」のモニターヘッドホンの音質って、音楽を楽しむっていう点から見ると、音がフラットで感情移入しにくいんですよ。レスポンスがよくて、音楽を楽しませTakuTakahashiDJ、プロデューサー。98年にm-floを結成。2013年初旬、7枚目のオリジナルアルバムを発表する。ネットラジオ「block.fm」を立ち上げ今最も熱いメディアとして注目を集めている。また、LOUDの「DJ50/50」で1位を獲得するなど、DJとしても益々進化している。Profile☆Taku Takahashi(m-flo,block.fm)PIONEERHDJ Series