プレミアムヘッドホンガイド 2013 WINTER page 34/120

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　斬新な発想とHIFIオーディオで培った技術力を融合し、ヘッドホン市場に新風を送り続けるJVC。新モデルとなる「HA-FXZ200」の最大のトピックは、先行機「HA-FXT90」に搭載され話題となった、2基のドライバーユニッ....

　斬新な発想とHIFIオーディオで培った技術力を融合し、ヘッドホン市場に新風を送り続けるJVC。新モデルとなる「HA-FXZ200」の最大のトピックは、先行機「HA-FXT90」に搭載され話題となった、2基のドライバーユニットで構成される「ツインシステムユニット」に加え、リアルな重低音再生を実現する「ストリームウーハー」を搭載した点だ。デュアルドライバー+サブウーハーという構成は、イヤホンとしてはもちろん業界初の試み。強い存在感を放つルックスと、後述するサウンド面の両面で、個性が光る意欲的なモデルである。構造も独創的で、ストリームウーハーで発生させた音を「ストリームダクト」と名付けた細長いダクトを通過させることでリアルな低音として抽出。それを、専用チューニングを施したツインシステムユニットの高解像な中高音と融合させるという凝りに凝ったもので、実に画期的である。　サウンドの第一印象は意外な程にナチュラル。ストリームウーハーを持たないFXT90と聴き比べると、本機は中高域に余裕が感じられ心地よい。じっくり深く聴き込んでいくと、その心地よさが、どっしりとした低域にしっかり支えられている事がわかる。この効果はボリュームを上げる程に際立つ。イコライザーで音圧を増強したような、いわゆるチープな「重低音」ではなく、明らかに再生限界が一段低く伸びているのだ。また低音の余韻に濁りが残らない点も秀逸。イヤホンの枠を超えたリアルで上質な低域は、他とは一線を画す唯一無二の魅力だ。(鴻池賢三)リアルで上質な低域は、唯一無二の魅力！HA-FXZ200JVC￥OPENSPEC ●型式:ダイナミック型 ●ドライバー口径:ウーハー部：8.8㎜／ツインシステムユニット部：5.8㎜×2 ●再生周波数帯域:5～26,000Hz ●インピーダンス:16Ω ●ケーブルの長さ:1.2m●質量:11g(ケーブル含まず) ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、コードキーパー、クリップ、キャリングケースJVCの新発想が奏でる未体験サウンド！独創的な発想とそれを具現化する高い技術力により、業界を常にリードするJVCから、“ストリームウーハー+ツインシステムユニット”という斬新な構成のイヤホンが誕生した。その革新的サウンド表現の魅力にオーディオ･ビジュアル評論家の鴻池氏が迫る！中高音を受け持つツインシステムユニット重低音を受け持つストリームウーハーリアルな重低音と解像度の高い中高音を両立する業界初の“LIVE BEAT SYSTEM”いわゆる超小型のサブウーハーである｢ストリームウーハー｣に加え、カーボンナノチューブ振動板＆カーボン振動板を採用した｢ツインシステムユニット｣を搭載。リアルな重低音と解像感の高い中高音の両立が、今までにないナチュラルサウンドを奏でるお問い合わせ:JVCケンウッドカスタマーサポートセンター ?0120-2727-87　http://www.jvckenwood.com/　提供:株式会社JVCケンウッド34 PREMIUM HEADPHONE GUIDE