公開日 2006/10/27 15:39
オーディオ回帰の年。「オーディオ銘機賞2007」の選考会がスタート
小社『季刊・オーディオアクセサリー』誌主催“オーディオ銘機賞 2007”の選考会が、本日午後1時よりスタートした。
選考会に先立ち、審査委員長2名にこの1年間のオーディオ業界/製品の傾向を伺った。
まずは、今年より販売店側の審査委員長に就任したCAVIN大阪屋の森田正二氏。「ここ最近、オーディオから離れていたメーカーが再び力を入れ始めた。さらに、注目度の高い機器が続々と登場しており、低迷気味だったマーケットが活性化し始めている」と、今年の傾向を語ってくれた。
評論家側の審査委員長である斎藤宏嗣氏は、「団塊世代の回帰が顕著で、各メーカーが力の入った製品を開発している」と語り、森田氏同様に、ピュアオーディオに積極的でなかったメーカーが再度参入してきたことを評価。現在を「オーディオ第2期スタートの時期」と表現し、「業界の再構築が始まった」と語った。
審査会のはじめに、小社社長の和田光征は「2007年以降に退職を迎える団塊世代は、これまでオーディオ業界を支えてきてくれた方々で、今回の銘機賞の結果は非常に重要である。各審査委員には厳粛な審査を期待したい」と語った。
審査会場には前審査委員長であるディスクユニオンの広畑照一氏も出席した。同氏は、「専門店を審査委員に起用する賞は世界的にも非常に珍しく、消費者のニーズもしっかりと反映された公正な審査が特長である」と説明。「受賞した製品は中古市場においても非常に高い価値を持ち続け、市場の活性化に影響を及ぼしていく」と語った。なお広畑氏は今後、オーディオ銘機賞審査委員の顧問として賞に携わっていく予定だ。
審査会は本日中に終了し、三賞「金賞」「銀賞」「銅賞」、「特別賞」、およびジャンルごとの「オーディオ銘機賞」が決定する。Phile-webでは金賞授賞モデルが決定次第、速報をお伝えする。
(Phile-web編集部)
選考会に先立ち、審査委員長2名にこの1年間のオーディオ業界/製品の傾向を伺った。
まずは、今年より販売店側の審査委員長に就任したCAVIN大阪屋の森田正二氏。「ここ最近、オーディオから離れていたメーカーが再び力を入れ始めた。さらに、注目度の高い機器が続々と登場しており、低迷気味だったマーケットが活性化し始めている」と、今年の傾向を語ってくれた。
評論家側の審査委員長である斎藤宏嗣氏は、「団塊世代の回帰が顕著で、各メーカーが力の入った製品を開発している」と語り、森田氏同様に、ピュアオーディオに積極的でなかったメーカーが再度参入してきたことを評価。現在を「オーディオ第2期スタートの時期」と表現し、「業界の再構築が始まった」と語った。
審査会のはじめに、小社社長の和田光征は「2007年以降に退職を迎える団塊世代は、これまでオーディオ業界を支えてきてくれた方々で、今回の銘機賞の結果は非常に重要である。各審査委員には厳粛な審査を期待したい」と語った。
審査会は本日中に終了し、三賞「金賞」「銀賞」「銅賞」、「特別賞」、およびジャンルごとの「オーディオ銘機賞」が決定する。Phile-webでは金賞授賞モデルが決定次第、速報をお伝えする。
(Phile-web編集部)