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公開日 2008/07/07 20:36

サウンドワークスのダイヤトーン プレミアム試聴会、盛況に終わる

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サウンドワークス
千葉県流山市にあるカーオーディオショップ、サウンドワークスが、7月6日に「ダイヤトーン・プレミアム試聴会」を開催した。

この試聴会は、ダイヤトーンのホームオーディオのトップエンドスピーカーDS-MA1と、カーオーディオの最高級スピーカー、SA-SA1とDS-SA3の両方を同会場で体験するというもの。

開催の挨拶で、サウンドワークス代表の中川雅博氏は「iPodなど手軽に音楽を楽しめるようになった今、本格的なオーディオで本物の音楽を体験し、その素晴らしさを知ってほしいと思った。ダイヤトーンのスピーカーは2006年のA&Vフェスタで初めて音を聴いてから、その素晴らしさに魅了されてきた。今日はホームとカー、両方のダイヤトーンの音を多くの人に聴いていただきたい」と述べた。

小林貢さんが講演を行い、ダイヤトーンの魅力を語った

同イベントには、ホームオーディオ、カーオーディオ両方の分野で活躍している評論家の小林貢氏が駆け付け、ダイヤトーンスピーカーの魅力について講演、またユーザーの個別相談会にも応じた。

また、小林氏が主宰する音楽レーベル、ウッディクリークで活躍するアーティストを中心としたジャズバンド演奏(ピアノ:田中裕士さん、ベース:伊藤潮さん、ボーカル:ウィリアム・シルクさん、ドラムス:吉岡大輔さん)も行われ、集まった多くの来場者が堪能した。

生演奏は男性ボーカルを中心としたジャズバンド

ダイヤトーンのホームオーディオの最高峰、DS-MA1は、同会場の2階の試聴ルームにセッティングされ、堂々たる音を聴かせた。組み合わせられたコンポーネンツはプレーヤーがDENON DCD-SA1、DACがWadia Digmaster X-64.4、プリアンプがパイオニアEXCLUSIVE C7、パワーアンプがパイオニアEXCLUSIVE M7。

同会場の屋外には、車内にダイヤトーンのカーオーディオスピーカーがインストールされたBMWのミニクーパーS、SUZUKIのSWIFT、そしてLEXUS IS350が用意された。同ブランドのスピーカーを搭載していても、それぞれ組み合わせているシステムも違うし、車室によって音は変わってくるため、ひとつひとつの音作りをサウンドワークスがじっくり行っている。

試聴ルームではDS-MA1の音を堪能

来場者は、交代でDS-MA1のある試聴室と、DS-SA1やSA3をインストールした車に行き来し、それらの音を聴き比べ魅力を味わった。

SWIFTにはDSーSA3が搭載されていた

レクサスIS350にはDS-SA1が搭載されていた

ミニクーパーSにもDS-SA1が搭載されていた

ダイヤトーンのスピーカーから出てくる音はいずれも繊細かつ切れ味のあるサウンドで、音楽を心から楽しめた。記者がもっとも共感したのは、ミニクーパーSで聴いたサウンド。カロッツェリアxのヘッドユニットRS-D7XV、プロセッサーRS-D90X、パワーアンプはBEWITHのAccurateというシステムがインストールされており、車内スタイリッシュなインテリアも手伝ってか、音楽をずっと聴き続けたくなるような心地よさを味わえた。

サウンドワークス代表中川氏はホームとカーのオーディオの垣根をなくす試みに以前より取り組んでいる

集まったオーディオファン達は試聴ルームでDS-MA1を聴いたあと、3台のカーオーディオのサウンドを楽しんだ

ミニクーパーSは内装もスタイリッシュ。車内で心地よく過ごすための重要な一要素としてカーサウンドにも凝りたくなる

暑さの厳しい日だったのにかかわらず、多くの来場者が集まった。
来場していた30代の男性は「高いものだからすぐには買えないけれど、ホームにおいてもカーにおいてもダイヤトーンの素晴らしさがよくわかった。車のなかではレクサスの音がとくに良かった。雑味のない音で低い音から高い音まで広い帯域が出ていて音楽が楽しめた」と語っていた。そして「生でこうしたジャズバンドを聴いたのは初めてだったけれど、とても楽しめた」と付け加えたのが印象的だった。

この試みによって「ホームもカーも原点は音楽を楽しむこと」だという事実を多くの人が改めて意識したように思う。

カーオーディオショップで、ホームオーディオも販売している店はあっても、両方のシステムもいっしょに聴こう、と改めて提案するイベントはかつてなかったように思う。このような試みに挑んだサウンドワークスに拍手を送りたい。
(季刊オーディオアクセサリー特別増刊ハイエンドカーオーディオ担当)

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