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公開日 2014/06/16 15:00

オンキヨー、同社初のポータブルヘッドホンアンプ「DAC-HA200」正式発表 

iOSデバイスと直接接続で96/24再生に対応
ファイル・ウェブ編集部
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オンキヨーは、同社初となるポータブルヘッドホンアンプ「DAC-HA200」を7月上旬に発売する。価格はオープンだが、30,000円前後での実売が予想される。

「DAC-HA200」

本機は「春のヘッドホン祭2014」に参考出展され、イベントで詳細が説明されていた(関連ニュース)。イベント時は6月末発売と予告されていたが、今回の発表で、7月上旬発売と正式にアナウンスされた。ヘッドホン祭の際には、資本業務提携しているティアックとの協業で開発されたもので、先行して発表されているティアック「HA-P50」(関連ニュース)をベースにオペアンプを変更したものと説明していた。

本機はUSB-A端子を搭載し、iPod/iPhone/iPadなどのiOS端末やAndroid端末からのデジタル入力に対応する。さらに、カメラコネクションキットなしでiOSデバイスに接続し、同社のiOS専用ミュージックアプリ「Onkyo HF Player」から96kHz/24bitまでのハイレゾ再生を行うことが可能だ。なおHF PlayerはDSDのDoP出力に対応しているが、本機はDoPによるDSD入力には対応していない。

本体前面部

本体背面部

また「Onkyo HF Player」でハイレゾ再生を行う場合は通常、「HDプレーヤーパック」を有料(¥1,000)で購入する必要があるが、本機とiOSデバイスをUSB接続した状態であれば、無料でOnkyo HF Playerからハイレゾ再生を行える。

Android端末については、Android4.1以降のAOA2.0に対応していれば、音楽ファイルをUSB経由でデジタル出力して再生できる。対応フォーマットは48kHz/16bit。

D/Aコンバーターはバー・ブラウン製「PCM5102」を搭載。またアンプ部にはプッシュプル構成のディスクリート回路を採用。オペアンプには「MUSES8920」を搭載した。歪み率は0.003%(32Ω負荷時、85mW+85mW出力時)を実現している。

ヘッドホン出力端子は3.5mmステレオミニ端子を搭載。HIGH/LOWのゲインセレクターも備えている。ヘッドホン対応インピーダンスは8〜600Ω、最大出力は145mW+145mW(32Ω、1kHz、10%、JEITA)、60mW+60mW(300Ω、1kHz、10%、JEITA)、35mW+36mW(600Ω、1kHz、10%、JEITA)となる。

バッテリーを内蔵し、電池持続時間は約8時間(デジタル入力時)。充電はUSB端子経由で行える。本体の端子から、付属のDC電源供給用ケーブルで充電することも可能だ。

またUSB-DACとしてPCに接続することも可能で、対応フォーマットは最大96kHz/24bitのPCMとなる。入力端子についてはUSBのほか、アナログ入力と光デジタル入力(3.5mm端子を兼用)を備えている。

周波数特性は10Hz〜100kHz(AUDIO IN 入力時)。外形寸法は64W×21.7H×112Dmm、質量は210g。

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製品スペックを見る
  • ジャンルその他
  • ブランドONKYO
  • 型番DAC-HA200
  • 発売日2014年7月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格30,000円前後)
【SPEC】●ヘッドホン出力端子:3.5mmステレオミニ ●ヘッドホン対応インピーダンス:8〜600Ω ●最大出力:145mW+145mW(32Ω、1kHz、10%、JEITA)、60mW+60mW(300Ω、1kHz、10%、JEITA)、35mW+36mW(600Ω、1kHz、10%、JEITA) ●連続駆動時間:約8時間(デジタル入力時) ●周波数特性:10Hz〜100kHz(AUDIO IN 入力時) ●外形寸法:64W×21.7H×112Dmm ●質量:210g
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