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公開日 2001/06/19 18:37
日立、プロジェクションテレビ事業強化のため、中国福建省に新会社を設立
●日立製作所デジタルメディアグループは、拡大する中国のプロジェクションテレビ市場に対応するため、福建省にあるテレビ製造・販売会社「福建日立電視機有限公司」からプロジェクションテレビの設計・生産・販売・サービス部門を分離し、「日立(福建)数字媒体有限公司」(以下、新会社)を本日設立した。新会社は、8月営業開始予定で、日立グループが51%出資するとともに、福日公司の出資元である福建省電子信息(集団)有限責任公司(FEI:Fujian Electronics&Information Group)が47%、東栄商行(本社:兵庫県神戸市)が2%をそれぞれ出資し、社長は日立から派遣される。これに伴い、福日公司のカラーテレビ設計・販売・サービス部門も新会社に移管し、福日公司は、ブラウン管タイプのカラーテレビの受託生産に特化する。
中国のプロジェクションテレビ市場は、中国テレビ市場の約1割を占め、20万台(2000年)から2005年には75万台と、年率35%の高い伸びが予想されている。中国では所得増と住環境の改善、DVDの普及等により、特に富裕層・中間層を中心に高画質・大画面テレビの需要が拡大、また、家電メーカー各社がプロジェクションテレビの新製品を投入、中国のテレビメーカーも生産に参入するなど、市場は活発化している。
(ホームシアターファイル編集部)
中国のプロジェクションテレビ市場は、中国テレビ市場の約1割を占め、20万台(2000年)から2005年には75万台と、年率35%の高い伸びが予想されている。中国では所得増と住環境の改善、DVDの普及等により、特に富裕層・中間層を中心に高画質・大画面テレビの需要が拡大、また、家電メーカー各社がプロジェクションテレビの新製品を投入、中国のテレビメーカーも生産に参入するなど、市場は活発化している。
(ホームシアターファイル編集部)