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公開日 2005/09/05 19:01
ソニー、海外でも日本のテレビが見られる新提案製品“Location Free”を発売
ソニーマーケティング(株)は、自宅で受信したテレビや接続されたAV機器のコンテンツを外出先などで視聴可能な“Location Free(ロケーションフリー)”を10月1日より発売する。
発売される新製品は、ベースステーションとプレーヤー(PCソフト)をセットにした「LF-PK1」と、プレーヤー単品「LFA-PC2」。価格はともにオープンだがLF-PK1が33,000円前後、LFA-PC2が2,000円前後の見込みだ。
ベースステーションは、地上アナログチューナーとMPEG4エンコーダーを搭載。テレビアンテナ、ビデオ機器などとインターネットを自宅に設置したベースステーションに接続することで、外出先からブロードバンド回線を経由して、現在放送中のテレビ番組や録り溜めたビデオ映像をPCで視聴することが可能だ。ブロードバンド環境であれば海外で日本のテレビ番組をリアルタイムに楽しむといったこともできる。
ベースステーションにはAV機器を2台まで接続が可能。PC上のプレーヤーにはそれらの機器を操作するための画面リモコンを採用しており、ソニー製品とそれ以外の複数のメーカーの機器を外出先から操作し、視聴することが可能だ。
またプレーヤーには、ネットワーク回線状況を判別し最適なビットレートを検出、映像が途切れ途切れにならないように自動で調節する“ネットワーク適応型VBR機能”を搭載した。
さらにベースステーションは無線LAN機能を搭載。無線LAN搭載機能のPCや、無線LANカードを使用することで、家中の好きな場所でTV放送を楽しむことが可能だ。
ベースステーション/プレーヤーの設定には、PC上の画面案内に従って数回クリックするだけで機器登録できる「かんたんセットアップ」を採用した。
本日、銀座ソニービルで行われた記者発表会にはソニー(株)コーポレート・エグゼクティブSVPの西谷清氏らが出席し、新製品の説明を行った。2000年に発表した“airboard”からワイヤレスでのテレビ視聴を提案してきた同社は、「ライブストリーミング技術」の導入により、視聴範囲を家庭内から世界中の至るところにまで広げた。同席したHENCビデオ事業本部LFX事業室長の前田悟氏は、「今回は端末をPCとしたが、今後は“LocationFree”に対応する新しい端末をさら開発していき、『LocationFree World』という新たな市場をつくっていきたい」と語った。
以下に発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.ベースステーション1台にPCは何台つながるか?
A.4台まで登録できますが、複数のPCで同時に視聴は行えません。ソフトウェアは台数分必要となります。
Q.商売に利用されてしまうのでは?
A.個人の自宅のコンテンツを外出先で視聴できるというコンセプトの商品です。そのために機器登録や認証のシステムを導入しています。
Q.VBRのビットレート範囲は?
A.300kbpsから2Mbpsの間くらいです。150kbpsしか出ないような環境ではビットレートを手動で設定してもらいます。
Q.どんなコーデックを使っているか?
A.MPEG-4です。
Q.信号にかけるスクランブルの方式は?
A.基本的には世の中で使われているものだが、詳細は公開しません。
Q.プレーヤー側のCPUの負荷は?
A.Windows XPが動作しているPCならほぼ使用できると思います。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
(Phile-web編集部)
発売される新製品は、ベースステーションとプレーヤー(PCソフト)をセットにした「LF-PK1」と、プレーヤー単品「LFA-PC2」。価格はともにオープンだがLF-PK1が33,000円前後、LFA-PC2が2,000円前後の見込みだ。
ベースステーションは、地上アナログチューナーとMPEG4エンコーダーを搭載。テレビアンテナ、ビデオ機器などとインターネットを自宅に設置したベースステーションに接続することで、外出先からブロードバンド回線を経由して、現在放送中のテレビ番組や録り溜めたビデオ映像をPCで視聴することが可能だ。ブロードバンド環境であれば海外で日本のテレビ番組をリアルタイムに楽しむといったこともできる。
ベースステーションにはAV機器を2台まで接続が可能。PC上のプレーヤーにはそれらの機器を操作するための画面リモコンを採用しており、ソニー製品とそれ以外の複数のメーカーの機器を外出先から操作し、視聴することが可能だ。
またプレーヤーには、ネットワーク回線状況を判別し最適なビットレートを検出、映像が途切れ途切れにならないように自動で調節する“ネットワーク適応型VBR機能”を搭載した。
さらにベースステーションは無線LAN機能を搭載。無線LAN搭載機能のPCや、無線LANカードを使用することで、家中の好きな場所でTV放送を楽しむことが可能だ。
ベースステーション/プレーヤーの設定には、PC上の画面案内に従って数回クリックするだけで機器登録できる「かんたんセットアップ」を採用した。
本日、銀座ソニービルで行われた記者発表会にはソニー(株)コーポレート・エグゼクティブSVPの西谷清氏らが出席し、新製品の説明を行った。2000年に発表した“airboard”からワイヤレスでのテレビ視聴を提案してきた同社は、「ライブストリーミング技術」の導入により、視聴範囲を家庭内から世界中の至るところにまで広げた。同席したHENCビデオ事業本部LFX事業室長の前田悟氏は、「今回は端末をPCとしたが、今後は“LocationFree”に対応する新しい端末をさら開発していき、『LocationFree World』という新たな市場をつくっていきたい」と語った。
以下に発表会で行われた質疑応答の主な内容を掲載する。
Q.ベースステーション1台にPCは何台つながるか?
A.4台まで登録できますが、複数のPCで同時に視聴は行えません。ソフトウェアは台数分必要となります。
Q.商売に利用されてしまうのでは?
A.個人の自宅のコンテンツを外出先で視聴できるというコンセプトの商品です。そのために機器登録や認証のシステムを導入しています。
Q.VBRのビットレート範囲は?
A.300kbpsから2Mbpsの間くらいです。150kbpsしか出ないような環境ではビットレートを手動で設定してもらいます。
Q.どんなコーデックを使っているか?
A.MPEG-4です。
Q.信号にかけるスクランブルの方式は?
A.基本的には世の中で使われているものだが、詳細は公開しません。
Q.プレーヤー側のCPUの負荷は?
A.Windows XPが動作しているPCならほぼ使用できると思います。
【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL/0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL/03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドSONY
- 型番LF-PK1
- 発売日2005年10月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
【SPEC】●テレビ受信方式:NTSC方式 ●テレビ受信チャンネル:VHF、UHF、CATV ●入力端子:映像×2、音声LR×2、S映像×1 ●無線部使用周波数帯:2.4GHz帯(IEEE802.11b/IEEE802.11g)、5GHz帯(IEEE802.11a) ●消費電力:約15W(テレビ視聴時) ●外形寸法:約80W×185H×132Dmm(スタンド付き) ●質量:約490g(スタンド付き)
- ブランドSONY
- 型番LFA-PC2
- 発売日2005年10月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)