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公開日 2006/06/08 14:37
マクセル、HD DVD&BD全8フォーマットのディスクを7月5日より順次発売
日立マクセル(株)は、追記型HD DVD-R、書換型HD DVD-RW、および追記型BD-R、書換型BD-REそれぞれにおいて全8フォーマットの次世代ディスクを7月以降順次発売する。
【HD DVD】
・録画用HD DVD-R(1倍速追記型・片面1層)
「HDR15V.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
・録画用HD DVD-R(1倍速追記型・片面2層)
「HDR30V.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
・HD DVD-RW(1倍速書換型・片面1層)
「HDRW15V.1P(1枚)」/2006年秋以降発売予定/¥OPEN
・HD DVD-RW(1倍速書換型・片面2層)
「HDRW30V.1P(1枚)」/2006年秋以降発売予定/¥OPEN
【Blu-ray(BD)※いずれもカートリッジ無し】
・データ用BD-R(1〜2倍速追記型・片面1層)
「BDR25P.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
・データ用BD-R(1〜2倍速追記型・片面2層)
「BDR50P.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
・データ用BD-RE(1〜2倍速書換型・片面1層)
「BDRE25P.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,500円前後)
・データ用BD-RE(1〜2倍速追記型・片面2層)
「BDRE50P.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
録画用HD DVD-Rディスク(片面1層)はDVD Specifications for High Density Recordable Disc(HD DVD-R)Ver.1.0規格に、録画用HD DVD-R DLディスク(片面2層)はDVD Specifications for High Density Recordable Disc(HD DVD-R)Ver.2.0規格に準拠しており、今後発売が予想されるそれぞれの規格対応機器で利用することができる。
単層ディスクは15GB、2層ディスクは30GBの記録容量を備える。基板表面には、0.40μmの狭トラックピッチの案内溝が必要であるが、同社は従来のDVD開発で培ったカッティング技術をより高精度に制御し、溝形状を精密に加工することによって、溝表面平滑性の高い専用スタンパを開発している。その成果としてノイズレベルの低い電気信号を得ることが可能になる。
記録メカニズムに最新技術を導入するとともに、色素構造を見直したことで、405nmの短波長青紫色レーザー光で記録が可能な新しい有機色素を採用する。また、高精度の均一塗布技術により、内周から外周まで安定した記録・再生特性を実現している。
またDVDで確立した高精度のディスク成形技術、およびディスク貼りあわせ技術を向上させ、歪みや反りの極めて少ない機械特性に優れたディスクを実現している。さらに新基板成形技術の検討を進め、HD DVD対応の基板として機械特性・光学特性を徹底的に改善している。青紫色レーザー光に対しては、反射光量、トラッキングサーボ信号特性、記録再生特性などを安定して高いレベルで実現した。
データ用Blu-rayディスクは、片面1層、および片面2層BD-RはBlu-ray Disc Recordable Format Version 1規格に、片面1層、および片面2層BD-REはBlu-ray Disc Rewritable Format Version 2規格にそれぞれ準拠し、規格対応機器で利用することができる。
基板表面には、0.32μmの狭トラックピッチの案内溝を設け、高精度なレーザーカッティングにより溝形状を精密、かつ平滑に加工したBDスタンパによって、ノイズレベルの低い電気信号を獲得している。
BD-R/REの両方で無機記録膜が採用された。微小領域での記録、あるいは消去を行うため、記録直後のデータから熱の影響を受けにくい高密度記録を可能にしている。また記録膜成分組成を調整して、高速2倍速記録に対応する記録膜を実現した。
また高開口数レンズでの記録を実現する0.1mmカバー層作成技術により、傷、ホコリ、指紋からの記録層保護を可能にした。
<編集部の視点>
今回同社から発表されたHD DVDディスクのラインアップの中でも、特に注目されるのは第一弾として7月5日に発売が予定されている片面1層HD DVD-Rディスク「HDR15V.1P」だ。本製品の発売日設定については、「先に東芝から発表されたHD DVDプレーヤーの動向からも、録画機の発売がそう遠くないであろうことを見込んで決定した(マクセル広報部)」ものであるという。今後の新商品の動向が録画機、メディアともに気にかかるところだ。
また、HD DVD陣営はかねてよりメディアの特長として、既存のDVD製造用インフラを流用できることにより、消費者にとって手に届きやすい価格が実現できると主張してきた。今回発表された製品をはじめ、今後HD DVDメディアが実際に店頭に並んだ際、どれ程度の値段で販売されるのか注目していきたい。
【問い合わせ先】
マクセル お客様相談センター
TEL/03-5213-3525
(Phile-web編集部)
【HD DVD】
・録画用HD DVD-R(1倍速追記型・片面1層)
「HDR15V.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
・録画用HD DVD-R(1倍速追記型・片面2層)
「HDR30V.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
・HD DVD-RW(1倍速書換型・片面1層)
「HDRW15V.1P(1枚)」/2006年秋以降発売予定/¥OPEN
・HD DVD-RW(1倍速書換型・片面2層)
「HDRW30V.1P(1枚)」/2006年秋以降発売予定/¥OPEN
【Blu-ray(BD)※いずれもカートリッジ無し】
・データ用BD-R(1〜2倍速追記型・片面1層)
「BDR25P.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
・データ用BD-R(1〜2倍速追記型・片面2層)
「BDR50P.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
・データ用BD-RE(1〜2倍速書換型・片面1層)
「BDRE25P.1P(1枚)」/2006年7月5日発売/¥OPEN(予想実売価格2,500円前後)
・データ用BD-RE(1〜2倍速追記型・片面2層)
「BDRE50P.1P(1枚)」/2006年9月発売予定/¥OPEN
録画用HD DVD-Rディスク(片面1層)はDVD Specifications for High Density Recordable Disc(HD DVD-R)Ver.1.0規格に、録画用HD DVD-R DLディスク(片面2層)はDVD Specifications for High Density Recordable Disc(HD DVD-R)Ver.2.0規格に準拠しており、今後発売が予想されるそれぞれの規格対応機器で利用することができる。
単層ディスクは15GB、2層ディスクは30GBの記録容量を備える。基板表面には、0.40μmの狭トラックピッチの案内溝が必要であるが、同社は従来のDVD開発で培ったカッティング技術をより高精度に制御し、溝形状を精密に加工することによって、溝表面平滑性の高い専用スタンパを開発している。その成果としてノイズレベルの低い電気信号を得ることが可能になる。
記録メカニズムに最新技術を導入するとともに、色素構造を見直したことで、405nmの短波長青紫色レーザー光で記録が可能な新しい有機色素を採用する。また、高精度の均一塗布技術により、内周から外周まで安定した記録・再生特性を実現している。
またDVDで確立した高精度のディスク成形技術、およびディスク貼りあわせ技術を向上させ、歪みや反りの極めて少ない機械特性に優れたディスクを実現している。さらに新基板成形技術の検討を進め、HD DVD対応の基板として機械特性・光学特性を徹底的に改善している。青紫色レーザー光に対しては、反射光量、トラッキングサーボ信号特性、記録再生特性などを安定して高いレベルで実現した。
データ用Blu-rayディスクは、片面1層、および片面2層BD-RはBlu-ray Disc Recordable Format Version 1規格に、片面1層、および片面2層BD-REはBlu-ray Disc Rewritable Format Version 2規格にそれぞれ準拠し、規格対応機器で利用することができる。
基板表面には、0.32μmの狭トラックピッチの案内溝を設け、高精度なレーザーカッティングにより溝形状を精密、かつ平滑に加工したBDスタンパによって、ノイズレベルの低い電気信号を獲得している。
BD-R/REの両方で無機記録膜が採用された。微小領域での記録、あるいは消去を行うため、記録直後のデータから熱の影響を受けにくい高密度記録を可能にしている。また記録膜成分組成を調整して、高速2倍速記録に対応する記録膜を実現した。
また高開口数レンズでの記録を実現する0.1mmカバー層作成技術により、傷、ホコリ、指紋からの記録層保護を可能にした。
<編集部の視点>
今回同社から発表されたHD DVDディスクのラインアップの中でも、特に注目されるのは第一弾として7月5日に発売が予定されている片面1層HD DVD-Rディスク「HDR15V.1P」だ。本製品の発売日設定については、「先に東芝から発表されたHD DVDプレーヤーの動向からも、録画機の発売がそう遠くないであろうことを見込んで決定した(マクセル広報部)」ものであるという。今後の新商品の動向が録画機、メディアともに気にかかるところだ。
また、HD DVD陣営はかねてよりメディアの特長として、既存のDVD製造用インフラを流用できることにより、消費者にとって手に届きやすい価格が実現できると主張してきた。今回発表された製品をはじめ、今後HD DVDメディアが実際に店頭に並んだ際、どれ程度の値段で販売されるのか注目していきたい。
【問い合わせ先】
マクセル お客様相談センター
TEL/03-5213-3525
(Phile-web編集部)
関連リンク
トピック
- ブランドMAXELL
- 型番HDR15V.1P
- 発売日2006年7月5日
- 価格¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
- ブランドMAXELL
- 型番HDR30V.1P
- 発売日2006年9月発売予定
- 価格¥OPEN
- ブランドMAXELL
- 型番HDRW15V.1P
- 発売日2006年秋以降発売予定
- 価格¥OPEN
- ブランドMAXELL
- 型番HDRW30V.1P
- 発売日2006年秋以降発売予定
- 価格¥OPEN
- ブランドMAXELL
- 型番BDR25P.1P
- 発売日2006年7月5日
- 価格¥OPEN(予想実売価格2,000円前後)
- ブランドMAXELL
- 型番BDR50P.1P
- 発売日2006年9月発売予定
- 価格¥OPEN
- ブランドMAXELL
- 型番BDRE25P.1P
- 発売日2006年7月5日
- 価格¥OPEN(予想実売価格2,500円前後)
- ブランドMAXELL
- 型番BDRE50P.1P
- 発売日2006年9月発売予定
- 価格¥OPEN