HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2007/07/06 17:50
オリンパス、全方位投影が可能な新光学系「軸対称自由曲面レンズ」を開発
オリンパス(株)は、従来のレンズとは異なる新光学系、「軸対称自由曲面レンズ」の設計手法を確立したと発表した。
この設計手法は、2004年に同社が開発した、回転対称でない自由形状のレンズ面とプリズムを融合させる「自由曲面プリズム」技術を応用したもの。レンズの光学特性とレンズ表面を定義する曲線の関係を大幅に見直した。レンズに入射した光線が内部で反射し、水平画角360度・垂直画角45度へ投影されるしくみだ。
従来の球面・非球面レンズで用いられていた設計手法では定義できないような、自由度の高いレンズの設計も可能となるという。
軸対称自由曲面レンズはプラスチック製。直径は約6cmでコマのような形状を持つ。
また同社は、このレンズを使用したプロジェクターとCCDカメラの試作品も発表。プロジェクターはドーム状パビリオンなどで開催されるイベント時など、CCDカメラは室内を全方位見わたせるセキュリティカメラなどとしての使用を想定しているという。
(Phile-web編集部)
この設計手法は、2004年に同社が開発した、回転対称でない自由形状のレンズ面とプリズムを融合させる「自由曲面プリズム」技術を応用したもの。レンズの光学特性とレンズ表面を定義する曲線の関係を大幅に見直した。レンズに入射した光線が内部で反射し、水平画角360度・垂直画角45度へ投影されるしくみだ。
従来の球面・非球面レンズで用いられていた設計手法では定義できないような、自由度の高いレンズの設計も可能となるという。
軸対称自由曲面レンズはプラスチック製。直径は約6cmでコマのような形状を持つ。
また同社は、このレンズを使用したプロジェクターとCCDカメラの試作品も発表。プロジェクターはドーム状パビリオンなどで開催されるイベント時など、CCDカメラは室内を全方位見わたせるセキュリティカメラなどとしての使用を想定しているという。
(Phile-web編集部)