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公開日 2009/05/20 13:55
パナソニック、1920フルHDビデオカメラを2機種を発売 − 上位機は3MOSシステムを採用
内蔵メモリー&SDカードのハイブリッドモデル
パナソニック デジタルAVCマーケティング本部は、1920対応フルHDビデオカメラの新製品として、“3MOS”システム搭載の「HDC-TM350」、超コンパクトサイズの「HDC-TM30」を6月25日に発売する。それぞれ内蔵メモリーとSDカードを記録媒体に採用するハイブリッドモデルとなる。
■内蔵メモリー+SDカード ハイブリッドモデル
HDC-TM350/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
■内蔵メモリー+SDカード ハイブリッドモデル
HDC-TM30/¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
本年2月に発売された「HDC-TM300」(関連ニュース)の上位モデルとして加わる、64GBの内蔵メモリーとSDHC/SDカードを記録媒体とするハイブリッドタイプのフラグシップモデル。本体カラーはメタリックグレー。本体質量は約390g。なお本機の発売後も「HDC-TM300」の販売は継続される。
本機はTM300と同じ、305万画素の1/4型MOSセンサーを3基搭載した「3MOSセンサー」システムを採用した高画質モデル。総画素数915万画素、動画有効画素621万画素、静止画最大約1,060万画素の高画質記録を実現している。動画再生中にフォトショットボタンを押せば、記録した動画から2.1メガ(1920×1080画素)の静止画が切り出せる。AVCHD規格による1920対応のフルHD動画記録を実現しており、TM300同様「HA(17Mbps)」、「HG(13Mbps)」、「HX(9Mbps)」の3モードで1920×1080i画素のフルHD記録が可能なモードの他、1,440×1,080iの「HE(6Mbps)」を用意する。
光学12倍ズーム対応のライカディコマーレンズを搭載。30万画素の静止画撮影モード時にはEX20倍ズームにも対応する。
その他、デジタルシネマに迫る広色域化を図り、「デジタルシネマカラー」対応を実現。x.v.Color規格を採用し、カメラ部の色再現パラメータを専用設定することで、色調の表現力を向上させている。撮影した映像はそれぞれの規格に対応するテレビなどで再生して楽しめる。また、映画のフィルムカメラと同じ毎秒24コマのプログレッシブ撮影が楽しめる。記録は60iとなる。
撮影補助機能もTM300同様に充実する。「おまかせiA」では、動画・静止画記録時にカメラが被写体の情報を認識し、顔検出のほかシーンに応じて光の露出やコントラスを自動調整することができる。「iAオン」時の動画撮影では、顔/風景/スポットライト/ローライトの認識機能にノーマルiAの5つを用意し、それぞれ自動でハイクオリティな撮影をサポート。静止画撮影にも「iAオン」で顔/風景/動き/接写/顔&夜景の5つのシーン認識によるサポート機能がはたらく。
低照度撮影の機能が強化され「iAオン」時には明るさを優先し、感度を上げて明るく発色の良い動画撮影を可能にする。「iAオフ」時にはノイズ抑制を優先し、ノイズを抑えた動画撮影を実現。TM300よりもノイズを半分に低減させている。
光学式手ブレ補正の機能をTM300よりも進化させ、従来機より定評の高かったズーム撮影時の高性能な手ブレ補正のほか、ワイド撮影時の手ブレ補正を強化。画角をワイド側に設定し、歩きながらの撮影にも手ブレを抑えた高画質な動画記録を実現している。
TM300にも搭載されている、被写体の自動追尾機能「追っかけフォーカス」も踏襲する。動画撮影時にタッチパネル対応の液晶モニターに写る被写体をタッチして「ロック」をかけることで、フレームの中で被写体が移動しても自動でフォーカスを追尾できる機能。被写体は人物の「顔」や、「色」でも追尾でき、iAオン/オフどちらの場合でも使用できる。被写体がフレームアウトしても、1〜2秒以内に再度フレームインすれば引き続き追尾できる。追っかけ中のレンズズームも可能だ。
業務用カメラの機能を活用した「インターバル記録」も搭載する。記録間隔を1/10/30/60/120秒から設定し、1コマ1/24秒で圧縮した動画をメディアに記録。昆虫が孵化するシーンや天体記録など、動きの遅いシーンを短縮して記録・再生して楽しむことができる。また長時間に渡り撮影した映像の中からビデオカメラが自動でハイライトシーンを選択して再生する「ハイライト再生機能」も搭載。再生時間を1分 /3分/5分の中から設定するだけで、顔/おっかけフォーカス/シーンチェンジなど重要度の高い情報を自動で検出し、最長5分のハイライトシーンをまとめたムービーを視聴できる。本体に4曲のBGMをプリセットしており、ハイライト映像と一緒に再生して楽しめる。
内蔵メモリーで撮影中に記録容量が超えた際には、自動でSDカードにメディア変換を行う「リレー録画」機能を搭載する。撮影後はSDカードに記録した映像を転送し、取りまとめられる機能も備わる。その他、1秒間に60コマ(0.9メガ)と24コマ(2.1メガ)の連写撮影が可能な「HD高速連写機能」も搭載する。
音声記録用には5.1chサラウンド記録が可能なバスコントロール機能搭載のマルチマイクを搭載。望遠撮影時に正面方向の音にズーミングできる「ズームマイクモード」や、被写体周囲の音のみクリアに収音する「ガンマイクモード」など、オリジナリティ溢れる映像と音声の記録をサポートする。
他にも便利な機能として、液晶モニターを開くと約0.6秒で撮影スタンバイになる「クイックスタート」を採用。SDカード記録時には電源OFF時からでも約1.9秒で撮影スタンバイ状態になる高速起動性能も合わせて実現している。またスタンバイ状態で本体の「プリREC」ボタンを押しておけば、その時点から内蔵メモリーに約3秒間の映像を常時バックアップし、撮り逃しを防ぐ機能も搭載する。
カメラで記録した映像は同社製プラズマテレビ“VIERA”やハイビジョンレコーダー“DIGA”など、AVCHD対応機器と連携して、SDカード経由で簡単に大画面視聴が楽しめる。VIERA Linkにも対応しており、HDMI接続によりカメラで撮影した映像が大画面テレビでも手軽に楽しめる。またレコーダーとの連携では、USBケーブルでつなぎ、記録した動画を一気にダビングして楽しめる機能も備わる。また同社製DVDライターとの連携では、USBケーブルで接続してDVDディスクへのフルHD/SD映像のコピーも手軽に行える。DVDライターを介して映像をハイビジョンテレビで再生して楽しむこともできる。PCでの動画再生・管理用には、専用アプリケーションの「HD Writer AE 1.0 for HDC」も付属する。動作環境はWindows Vista/XP/2000。
「HDC-TM30」は305万画素の1/6型MOSセンサーを単板で搭載する「1MOSセンサー」システム機。AVCHDによる1920フルHD記録に対応しながら227gの軽量性を実現している。内蔵メモリーのサイズは32GB。カラーバリエーションはクランベリーレッド/プラチナシルバー/オニキスブラック。
総画素数147万画素、有効画素は動画・静止画ともに117万画素。動画再生中にフォトショットボタンを押せば、記録した動画から2.1メガ(1920×1080画素)の静止画が切り出せる。AVCHD規格による1920対応のフルHD動画記録を実現しており、モードはTM350と同じく「HA(17Mbps)」、「HG(13Mbps)」、「HX(9Mbps)」の1920対応3モードと、1,440×1,080iの「HE(6Mbps)」を用意する。レンズは光学16倍ズーム、ワイド端44.1mm、テレ端706mm対応。
先述のTM350同様、ワイド/テレの両方に対応する光学式手ブレ補正機能を内蔵。動画撮影時の「おまかせAi」を搭載するほか、被写体の自動追尾機能「追っかけフォーカス」や内蔵メモリーからSDカードへの「リレー録画」など、便利な撮影補助機能がコンパクトな本体に詰め込まれている。
本体サイズは114W×47.5H×63Dmmのコンパクト設計も大きな特徴のひとつ。フルHDの高精細ムービーが手軽に楽しめるエントリー機となっている。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
■内蔵メモリー+SDカード ハイブリッドモデル
HDC-TM350/¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
■内蔵メモリー+SDカード ハイブリッドモデル
HDC-TM30/¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
本年2月に発売された「HDC-TM300」(関連ニュース)の上位モデルとして加わる、64GBの内蔵メモリーとSDHC/SDカードを記録媒体とするハイブリッドタイプのフラグシップモデル。本体カラーはメタリックグレー。本体質量は約390g。なお本機の発売後も「HDC-TM300」の販売は継続される。
本機はTM300と同じ、305万画素の1/4型MOSセンサーを3基搭載した「3MOSセンサー」システムを採用した高画質モデル。総画素数915万画素、動画有効画素621万画素、静止画最大約1,060万画素の高画質記録を実現している。動画再生中にフォトショットボタンを押せば、記録した動画から2.1メガ(1920×1080画素)の静止画が切り出せる。AVCHD規格による1920対応のフルHD動画記録を実現しており、TM300同様「HA(17Mbps)」、「HG(13Mbps)」、「HX(9Mbps)」の3モードで1920×1080i画素のフルHD記録が可能なモードの他、1,440×1,080iの「HE(6Mbps)」を用意する。
光学12倍ズーム対応のライカディコマーレンズを搭載。30万画素の静止画撮影モード時にはEX20倍ズームにも対応する。
その他、デジタルシネマに迫る広色域化を図り、「デジタルシネマカラー」対応を実現。x.v.Color規格を採用し、カメラ部の色再現パラメータを専用設定することで、色調の表現力を向上させている。撮影した映像はそれぞれの規格に対応するテレビなどで再生して楽しめる。また、映画のフィルムカメラと同じ毎秒24コマのプログレッシブ撮影が楽しめる。記録は60iとなる。
撮影補助機能もTM300同様に充実する。「おまかせiA」では、動画・静止画記録時にカメラが被写体の情報を認識し、顔検出のほかシーンに応じて光の露出やコントラスを自動調整することができる。「iAオン」時の動画撮影では、顔/風景/スポットライト/ローライトの認識機能にノーマルiAの5つを用意し、それぞれ自動でハイクオリティな撮影をサポート。静止画撮影にも「iAオン」で顔/風景/動き/接写/顔&夜景の5つのシーン認識によるサポート機能がはたらく。
低照度撮影の機能が強化され「iAオン」時には明るさを優先し、感度を上げて明るく発色の良い動画撮影を可能にする。「iAオフ」時にはノイズ抑制を優先し、ノイズを抑えた動画撮影を実現。TM300よりもノイズを半分に低減させている。
光学式手ブレ補正の機能をTM300よりも進化させ、従来機より定評の高かったズーム撮影時の高性能な手ブレ補正のほか、ワイド撮影時の手ブレ補正を強化。画角をワイド側に設定し、歩きながらの撮影にも手ブレを抑えた高画質な動画記録を実現している。
TM300にも搭載されている、被写体の自動追尾機能「追っかけフォーカス」も踏襲する。動画撮影時にタッチパネル対応の液晶モニターに写る被写体をタッチして「ロック」をかけることで、フレームの中で被写体が移動しても自動でフォーカスを追尾できる機能。被写体は人物の「顔」や、「色」でも追尾でき、iAオン/オフどちらの場合でも使用できる。被写体がフレームアウトしても、1〜2秒以内に再度フレームインすれば引き続き追尾できる。追っかけ中のレンズズームも可能だ。
業務用カメラの機能を活用した「インターバル記録」も搭載する。記録間隔を1/10/30/60/120秒から設定し、1コマ1/24秒で圧縮した動画をメディアに記録。昆虫が孵化するシーンや天体記録など、動きの遅いシーンを短縮して記録・再生して楽しむことができる。また長時間に渡り撮影した映像の中からビデオカメラが自動でハイライトシーンを選択して再生する「ハイライト再生機能」も搭載。再生時間を1分 /3分/5分の中から設定するだけで、顔/おっかけフォーカス/シーンチェンジなど重要度の高い情報を自動で検出し、最長5分のハイライトシーンをまとめたムービーを視聴できる。本体に4曲のBGMをプリセットしており、ハイライト映像と一緒に再生して楽しめる。
内蔵メモリーで撮影中に記録容量が超えた際には、自動でSDカードにメディア変換を行う「リレー録画」機能を搭載する。撮影後はSDカードに記録した映像を転送し、取りまとめられる機能も備わる。その他、1秒間に60コマ(0.9メガ)と24コマ(2.1メガ)の連写撮影が可能な「HD高速連写機能」も搭載する。
音声記録用には5.1chサラウンド記録が可能なバスコントロール機能搭載のマルチマイクを搭載。望遠撮影時に正面方向の音にズーミングできる「ズームマイクモード」や、被写体周囲の音のみクリアに収音する「ガンマイクモード」など、オリジナリティ溢れる映像と音声の記録をサポートする。
他にも便利な機能として、液晶モニターを開くと約0.6秒で撮影スタンバイになる「クイックスタート」を採用。SDカード記録時には電源OFF時からでも約1.9秒で撮影スタンバイ状態になる高速起動性能も合わせて実現している。またスタンバイ状態で本体の「プリREC」ボタンを押しておけば、その時点から内蔵メモリーに約3秒間の映像を常時バックアップし、撮り逃しを防ぐ機能も搭載する。
カメラで記録した映像は同社製プラズマテレビ“VIERA”やハイビジョンレコーダー“DIGA”など、AVCHD対応機器と連携して、SDカード経由で簡単に大画面視聴が楽しめる。VIERA Linkにも対応しており、HDMI接続によりカメラで撮影した映像が大画面テレビでも手軽に楽しめる。またレコーダーとの連携では、USBケーブルでつなぎ、記録した動画を一気にダビングして楽しめる機能も備わる。また同社製DVDライターとの連携では、USBケーブルで接続してDVDディスクへのフルHD/SD映像のコピーも手軽に行える。DVDライターを介して映像をハイビジョンテレビで再生して楽しむこともできる。PCでの動画再生・管理用には、専用アプリケーションの「HD Writer AE 1.0 for HDC」も付属する。動作環境はWindows Vista/XP/2000。
「HDC-TM30」は305万画素の1/6型MOSセンサーを単板で搭載する「1MOSセンサー」システム機。AVCHDによる1920フルHD記録に対応しながら227gの軽量性を実現している。内蔵メモリーのサイズは32GB。カラーバリエーションはクランベリーレッド/プラチナシルバー/オニキスブラック。
総画素数147万画素、有効画素は動画・静止画ともに117万画素。動画再生中にフォトショットボタンを押せば、記録した動画から2.1メガ(1920×1080画素)の静止画が切り出せる。AVCHD規格による1920対応のフルHD動画記録を実現しており、モードはTM350と同じく「HA(17Mbps)」、「HG(13Mbps)」、「HX(9Mbps)」の1920対応3モードと、1,440×1,080iの「HE(6Mbps)」を用意する。レンズは光学16倍ズーム、ワイド端44.1mm、テレ端706mm対応。
先述のTM350同様、ワイド/テレの両方に対応する光学式手ブレ補正機能を内蔵。動画撮影時の「おまかせAi」を搭載するほか、被写体の自動追尾機能「追っかけフォーカス」や内蔵メモリーからSDカードへの「リレー録画」など、便利な撮影補助機能がコンパクトな本体に詰め込まれている。
本体サイズは114W×47.5H×63Dmmのコンパクト設計も大きな特徴のひとつ。フルHDの高精細ムービーが手軽に楽しめるエントリー機となっている。
【問い合わせ先】
パナソニック お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365
関連リンク
- ジャンルメモリームービー
- ブランドPANASONIC
- 型番HDC-TM350
- 発売日2009年6月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格150,000円前後)
●記録メディア:64GB 内蔵メモリー、SDメモリーカード(512MB/1GB/2G)、SDHCメモリーカード(4GB〜32GB) ●映像圧縮方式:MPEG-4 AVC/H.264 ●音声方式:Dolby Digital(Dolby AC3)/5.1ch(内蔵マイク) 2ch(外部マイク) ●撮像素子:1/4.1型MOS 固体撮像素子 総画素305万×3 ●ズーム:光学12倍/デジタル30倍/スーパーデジタル120倍 ●液晶モニター:2.7型ワイド液晶モニター(約30万画素) ●外形寸法:70W×72H×141Dmm(突起部含む) ●質量:本体約390g、撮影時質量約450g
- ジャンルメモリームービー
- ブランドPANASONIC
- 型番HDC-TM30
- 発売日2009年6月25日
- 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
●記録メディア:32GB 内蔵メモリー、SDメモリーカード(512MB/1GB/2G)、SDHCメモリーカード(4GB〜32GB) ●映像圧縮方式:MPEG-4 AVC/H.264 ●音声方式:Dolby Digital 2ch ●撮像素子:1/6型MOS 固体撮像素子 総画素147 ●ズーム:光学16倍/デジタル40倍/スーパーデジタル160倍 ●液晶モニター:2.7型ワイド液晶モニター(約30万画素) ●外形寸法:47.5W×63H×114.5Dmm(突起部含む) ●質量:本体約227g、撮影時質量約278g