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公開日 2009/06/02 13:35
ソニー、デジタルNC機能搭載のカナル型イヤホンなどヘッドホン3機種を発売
フルデジタルアンプ「S-Master」採用機も登場
ソニーは、新開発の「インテグレーテッドDNCプロセッサ」を搭載したデジタルノイズキャンセリング対応カナル型イヤホン「MDR-NC300D」などヘッドホン3機種を6月21日より発売する。詳細は下記の通り。
・MDR-NC300D 30,975円(税込)
・MDR-NC600D 49,350円(税込)
・MDR-NC33 9,975円(税込)
■デジタルノイズキャンセリングにカナル型が登場
「MDR-NC300D」は、騒音をデジタル信号化して高速処理するDNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンを搭載したカナル型イヤホン。ドライバーユニットは16mmという大口径のものを搭載しており、再生周波数帯域は6Hz〜24KHz。感度は103dB/mWで、総騒音抑制量は約18dB(約98.4%低減)以上という高い数値を実現している。
新開発の「インテグレーテッドDNCプロセッサ」を搭載。同プロセッサでは、デジタルノイズキャンセリングに関わる超高速デジタルシグナルプロセッサと、フルデジタルアンプ「S-Master」を1チップに搭載している。これにより小型・省電力を可能とし、デジタル処理のメリットを最大限に活かしたカナル型イヤホンを実現したという。
状況に応じてノイズキャンセリングモードを自動選択する「フルオートAIノイズキャンセリング機能」を搭載。オーバーヘッド型の「MDR-NC500D」(関連ニュース)では、AIボタンを押すことによってモードの自動選択が行われていたが、本機では周囲の騒音を常に解析。その場に最も効果的なノイズキャンセリングモードへと自動的に設定を変更する。
用意されているモードは、主に飛行機内の騒音を低減する「NC MODE A」と、主に電車やバスの騒音を軽減する「NC MODE B」、そして主にオフィスや勉強部屋などOA機器・空調機器の騒音を軽減する「NC MODE C」の3種類。
また、ノイズキャンセリングには操作部背面にある「NC OPTIMIZE」ボタンを押すことで使用する調整機能も搭載。通常は個人によって耳の形状が異なるため、イヤホン装着時にはどうしても微妙な隙間が生まれてしまい、空気漏れが騒音の大小に影響を与える。ノイズキャンセル信号の量やスペクトラムを電気的に調整することで、個人によって差があるノイズキャンセリング効果を補正する。
高音質化技術では、前述のように同社独自のフルデジタルアンプ「S-master」を搭載したほか、デジタルイコライザーも搭載。デジタルイコライザーならではなの精密なイコライジングをすることにより、高音質を実現しているという。
ドライバーユニットはダイナミック型で、専用設計された新開発のもの。ドライバーを外耳道に対し垂直に配置する装着方式「バーティカル・イン・ザ・イヤー」を採用したことにより、16mmという大型なダイアフラムを持つユニットの搭載を可能にした。
また、素材には高磁力ネオジウムマグネットを採用。磁束密度を向上させることにより、高感度再生を実現しているという。
イヤーピースは、硬度の異なる2種類のシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースを採用。外側の部分には耳にフィットする柔らかい素材を、内側の部分には音の通り道を確保する少し硬めの材料を配することで、装着製と音質を両立さえている。また、口径と高さがそれぞれ3パターン異なる合計7種類と交換用イヤーピースを豊富に用意している点も特徴だ。
そのほか、「Movie」と「Bass」というふたつのサウンドモードを用意。「Movie」モードでは、コンプレッサーとイコライザーによって、通常では聴き取りづらい、ささやき声などの小さな音を大きく、爆発音のような大きな音を小さくすることで、航空機など比較的大きな騒音の環境下でも音声を聴きやすくする。また、声の芯となる中音域をわずかに強調することで、セリフの聴きやすさも改善させる。
「Bass」モードは、その名の通りに低音重視のモード。最新のダンスミュージックなどに適しているという。
ノイズキャンセリング機能の駆動には単3型乾電池を1本使用。電池持続時間は約20時間で、同社では「東京とニューヨーク間の片道のフライト分をカバーできる計算だ」としている。
コード長は、ノイズキャンセリング機能の操作部からイヤホンまでが約120cm。この長さは成人男性が手に持ったバックへ製品を入れた際にちょうど良い長さを想定しているのだという。また、航空機のファーストクラスでの使用を想定し、約1mと長めの延長コードも付属する。
そのほか、航空機用の電源アダプターやコードアジャスターなどが付属。製品とそれらの付属品をまとめて持ち運べるキャリングケースも付属している。
・MDR-NC300D 30,975円(税込)
・MDR-NC600D 49,350円(税込)
・MDR-NC33 9,975円(税込)
■デジタルノイズキャンセリングにカナル型が登場
「MDR-NC300D」は、騒音をデジタル信号化して高速処理するDNC(デジタルノイズキャンセリング)ソフトウェアエンジンを搭載したカナル型イヤホン。ドライバーユニットは16mmという大口径のものを搭載しており、再生周波数帯域は6Hz〜24KHz。感度は103dB/mWで、総騒音抑制量は約18dB(約98.4%低減)以上という高い数値を実現している。
新開発の「インテグレーテッドDNCプロセッサ」を搭載。同プロセッサでは、デジタルノイズキャンセリングに関わる超高速デジタルシグナルプロセッサと、フルデジタルアンプ「S-Master」を1チップに搭載している。これにより小型・省電力を可能とし、デジタル処理のメリットを最大限に活かしたカナル型イヤホンを実現したという。
状況に応じてノイズキャンセリングモードを自動選択する「フルオートAIノイズキャンセリング機能」を搭載。オーバーヘッド型の「MDR-NC500D」(関連ニュース)では、AIボタンを押すことによってモードの自動選択が行われていたが、本機では周囲の騒音を常に解析。その場に最も効果的なノイズキャンセリングモードへと自動的に設定を変更する。
用意されているモードは、主に飛行機内の騒音を低減する「NC MODE A」と、主に電車やバスの騒音を軽減する「NC MODE B」、そして主にオフィスや勉強部屋などOA機器・空調機器の騒音を軽減する「NC MODE C」の3種類。
また、ノイズキャンセリングには操作部背面にある「NC OPTIMIZE」ボタンを押すことで使用する調整機能も搭載。通常は個人によって耳の形状が異なるため、イヤホン装着時にはどうしても微妙な隙間が生まれてしまい、空気漏れが騒音の大小に影響を与える。ノイズキャンセル信号の量やスペクトラムを電気的に調整することで、個人によって差があるノイズキャンセリング効果を補正する。
高音質化技術では、前述のように同社独自のフルデジタルアンプ「S-master」を搭載したほか、デジタルイコライザーも搭載。デジタルイコライザーならではなの精密なイコライジングをすることにより、高音質を実現しているという。
ドライバーユニットはダイナミック型で、専用設計された新開発のもの。ドライバーを外耳道に対し垂直に配置する装着方式「バーティカル・イン・ザ・イヤー」を採用したことにより、16mmという大型なダイアフラムを持つユニットの搭載を可能にした。
また、素材には高磁力ネオジウムマグネットを採用。磁束密度を向上させることにより、高感度再生を実現しているという。
イヤーピースは、硬度の異なる2種類のシリコンを組み合わせたハイブリッドイヤーピースを採用。外側の部分には耳にフィットする柔らかい素材を、内側の部分には音の通り道を確保する少し硬めの材料を配することで、装着製と音質を両立さえている。また、口径と高さがそれぞれ3パターン異なる合計7種類と交換用イヤーピースを豊富に用意している点も特徴だ。
そのほか、「Movie」と「Bass」というふたつのサウンドモードを用意。「Movie」モードでは、コンプレッサーとイコライザーによって、通常では聴き取りづらい、ささやき声などの小さな音を大きく、爆発音のような大きな音を小さくすることで、航空機など比較的大きな騒音の環境下でも音声を聴きやすくする。また、声の芯となる中音域をわずかに強調することで、セリフの聴きやすさも改善させる。
「Bass」モードは、その名の通りに低音重視のモード。最新のダンスミュージックなどに適しているという。
ノイズキャンセリング機能の駆動には単3型乾電池を1本使用。電池持続時間は約20時間で、同社では「東京とニューヨーク間の片道のフライト分をカバーできる計算だ」としている。
コード長は、ノイズキャンセリング機能の操作部からイヤホンまでが約120cm。この長さは成人男性が手に持ったバックへ製品を入れた際にちょうど良い長さを想定しているのだという。また、航空機のファーストクラスでの使用を想定し、約1mと長めの延長コードも付属する。
そのほか、航空機用の電源アダプターやコードアジャスターなどが付属。製品とそれらの付属品をまとめて持ち運べるキャリングケースも付属している。
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関連リンク
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドSONY
- 型番MDR-NC600D
- 発売日2009年6月21日
- 価格¥49,350(税込)
●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバーユニット:口径40mm(CCAWボイスコイル採用) ●感度:102dB/mW ●再生周波数帯域:5〜24,000Hz ●総騒音抑制量:約20dB ●インピーダンス:40Ω ●最大入力:100mW ●電源:内蔵リチウムイオン充電池/単3形乾電池×2、付属ACパワーアダプター ●コード長:約0.5mOFCリッツ線(付属)、約1.5mOFCリッツ線(付属)、約1.5m電池ケース付コード(付属) ●入力プラグ:金メッキステレオミニプラグ (コード長約0.5m) ●金メッキL型ステレオミニプラグ (コード長約1.5m) ●電池持続時間:約16時間(内蔵リチウム充電池使用時) ●約10時間(アルカリ乾電池使用時) ●質量:約195g
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドSONY
- 型番MDR-NC33
- 発売日2009年6月21日
- 価格¥9,975(税込)
●ドライバーユニット:口径13.5mm ●再生周波数帯域:10Hz-22KHz ●音圧感度:NC機能ON時→98dB/mW、NC機能OFF時→99dB/mW ●電池持続時間:約100時間(アルカリ乾電池使用時) ●電源:単4形乾電池×1 ●質量:ヘッドホン部→約7g(コード含まず)、コントロールボックス部→約19g(コード含まず・電池含む)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドSONY
- 型番MDR-NC300D
- 発売日2009年6月21日
- 価格¥30,975(税込)
●ドライバーユニット:口径16mm ●再生周波数帯域:6Hz-24KHz ●音圧感度:103dB/mW(電源ON時) ●電池持続時間:約20時間(アルカリ乾電池使用時) ●電源:単3形乾電池×1 ●質量:ヘッドホン部→約8g(コード含まず)、コントロールボックス部→約53g(コード含まず・電池含む)