公開日 2010/05/08 18:54

<ヘッドフォン祭>UEのカスタムイヤホン「UE 18 Pro」日本初上陸/ファイナルオーディオの新作イヤホン

KLIPSCH“Image”シリーズ全ラインナップも登場
ファイル・ウェブ編集部
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フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドフォン祭 2010」が本日5月8日、中野サンプラザで開催された。本項では、Ultimate Earsを扱うロジクール、ファイナルオーディオデザイン、KLIPSCHを扱うイーフロンティアの出展内容を紹介する。

ロジクール


UE 18 Pro
Ultimate Earsブランドを扱うロジクールのブースには、常時20人前後の来場者が行列をつくっていた。彼らの目当てはUEが本国で発売を開始した、片チャンネルあたり6基のバランスド・アーマチュアドライバーを搭載したカスタムイヤーモニター最上位モデル「Ultimate Ears 18 Pro Custom Monitor(UE 18 Pro)」(関連ニュース)の試聴だ。「UE 18 Pro」の6個のドライバーは、それぞれユーザーの耳の形状にあわせて個別にチューニングしたもの。会場では特別に制作したジェネリックバージョンを試聴することができた。

価格は13万円前後。日本で本モデルを購入するには、日本で耳型をとって米国UE本社に送付し、直接手続きをする方法のほか、英語でのやりとりなどに不安がある場合は代理店Extreme Waveを通して購入する方法もある。


ケーブルは取り外し可能



ボックスケースに入った状態で米国から送られてくる

ケースを開けたところ
カラーはレッド、ブルー、パープルなど全6種類から選択でき、ボディに自分の名前を印字するといったカスタマイズも可能だという。ケーブルは取り外し可能だが、TripleFi 10との互換性はない。

そのほか「TripleFi 10」「UE700」など、UEシリーズ定番モデルの試聴も行える。


ファイナルオーディオデザイン


真鍮を使用したモデル

アルミを採用したモデル
昨年9月にクロム銅を筐体に使用した20万円のイヤホンを発売し一躍話題となったファイナルオーディオデザインだが、普及価格帯のイヤホンも精力的に展開する。同社ブースでは4月に発売したばかりの、同社初となるバランスドアーマチュア型イヤホン「FI-BA-SS」も試聴することができた。またFI-BA-SSの廉価モデルとして6月末頃に発売予定の2モデルもいち早く試聴可能だ。FI-BA-SSは筐体にステンレスを使用していたが新製品はそれぞれ真鍮、アルミ筐体となっている。価格は未定。そのほか8mmドライバーを搭載したダイナミック型イヤホン試作機なども参考出品している。


最上位モデルは20万円という金属削り出し筐体シリーズも試聴可能

イーフロンティア

KLIPSCH(クリプシュ)のカナル型イヤホンを扱うイーフロンティアのブースでは、“Image”シリーズのラインナップを試聴することができる。人気モデル「Image X10」にiPhone/iPod互換のスリーボタン・リモコンマイクを搭載した「Image X10i」も展示している。同社担当者によると「KLIPSCHイヤホンの売り上げは好調で、特にX10、X5、S4が売れ筋。日本でマイク付きモデルはあまり売れないと言われていたが、iPhone 3GSの普及で、S4iも同じくらい売れるようになってきた」という。


売れ筋モデルImage X10/X5/S4

スリーボタン・リモコン・マイク搭載モデルImage X10i
また昨年11月に発売したiPod/iPhone用ステレオサウンドシステム「iGroove SXT」も前回に引き続き展示。本機は「日本ではもちろん世界的に売れていて、生産が追いつかない状態」という人気ぶりだという。

iGroove SXT

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