• ブランド
    特設サイト
公開日 2010/05/19 11:17

ビクター、「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」採用のカナル型イヤホンを発売

“トップマウント構造”採用モデルが進化
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

HA-FXC71

HA-FXC51
日本ビクター(株)は、「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」を採用したカナル型イヤホン「HA-FXC71」と、スタンダードモデルの「HA-FXC51」を6月上旬に発売する。


HA-FXC71(ブラック)

HA-FXC71(ホワイト)
価格はともにオープンだが、上位機のFXC71が6,000円前後、スタンダード機のFXC51が4,000円前後で販売される見込みだ。ともに昨年の夏に発売された“トップマウント構造"採用のカナル型イヤホン「HP-FXC70」、「HP-FXC50」の後継機となるモデルだ。

どちらのモデルも“トップマウント構造”を引き継ぎ、耳穴により深くドライバーユニットを装着できるメリットを活かした高解像なサウンドを実現したという。音漏れによる影響も抑えられる構造により、遮音性も高めている。


FXC71は新開発の「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」を採用

HA-FXC71に用いられているパーツ群
ユニットには新開発の「カーボン振動板搭載マイクロHDユニット」を搭載。口径は5.8mm。高い比弾性率と低い比重を持つ特性により、濁りが少ない高解像なサウンドを実現。よりダイナミックな低音再生も併せて実現している。

上位機のFXC71は高比重ボディにブラスリングを内蔵した「デュアルシリンダー構造」と、ステンレス素材を採用した「メタルハウジング」により、振動ロスを低減し、臨場感の高いサウンドを実現。FXC51はアルミニウム素材採用のメタルハウジングを採用する。吸音材にはマイクロウールを用い、全体のバランスや音の響きを調整している。

HA-FXC51(ブラック)


HA-FXC51(レッド)

HA-FXC51(ホワイト)
装着しやすく、耳から落ちにくいコンパクトなボディ形状とラバーパッドを採用し、快適な装着感を持たせている。上位機のFXC71はボディ内部に制振ジェルを設け、不要な振動を軽減、ケーブルのタッチノイズを抑える構造としている。

ハウジングのリア側には音抜きのバランサーを設け、サウンド全体の透明感や解像感を高めている

ハウジングの外周にはラバーパッドを設けて装着性を向上させている

カラーバリエーションはFXC71がブラックとホワイト、FXC51がブラック/ホワイト/レッドの3色を揃える。コード長は1.2mY型。S/M/L各サイズのシリコンイヤーピース、キャリングポーチなどが付属する。

日本ビクターは本日、マスコミを対象とした新製品HA-FXC71/FXC51の説明会を都内で開催した。出席した同社ホーム・エンタテインメント事業部 AVコミュニケーション統括部 企画部 主査の澤田孝氏は、両製品の開発コンセプトを説明した。


日本ビクター 澤田孝氏
同社の国内ヘッドホン市場における取り組みついては「デジタルオーディオプレーヤーのユーザー数の伸びに比例して、密閉型インナーイヤーヘッドホンの出荷台数が大きく伸びている。ポータブルヘッドホンの市場で、ビクターは耳かけタイプのイヤホンを先駆けて商品化してきた実績を持っているが、以後も現在まで、ウッドドーム採用のHA-FX700をはじめ、ユーザーの様々なニーズに応えるモデルをラインナップしてきた」と澤田氏は語る。新製品FXC71/51の開発背景について説明を続けた澤田氏は、「08年夏に初めて“トップマウント構造”のヘッドホンを商品化した際には、ヘッドホンからの音漏れや、外部音の飛び込みを気にせずに音楽を高音質に楽しみたいというユーザーの声を受けて開発を行った。今回の新製品では“より迫力ある高音質サウンド”を求めるユーザーの声に対応すべく、音質を変化させるための素材や構造にこだわっている。その結果、初代のモデルが進化したと、胸を張れる新世代機が誕生したと自負している」と自信をみせた。


日本ビクター 田村信司氏
同社ホーム・エンタテインメント事業部 AVコミュニケーション統括部 技術部 第1設計グループの田村信司氏は、新製品の大きな特徴である「カーボン振動板搭載マイクロユニット」を解説。「比重が軽く、伝搬速度の速いカーボンの素材的な特長を活かすことで、サウンド全体の解像感を高め、特に低域再生ではダイナミックさを増した音が実現できた」と語った。


【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドVICTOR
  • 型番HA-FXC71
  • 発売日2010年6月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格6,000円前後)
【SPEC】●形式:ダイナミック型 ●再生周波数帯域:8Hz〜25,000 Hz ●出力音圧レベル:102dB/1mW ●最大許容入力:150mW ●インピーダンス:16Ω ●質量:6.2g
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドVICTOR
  • 型番HA-FXC51
  • 発売日2010年6月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格4,000円前後)
【SPEC】●形式:ダイナミック型 ●再生周波数帯域:10Hz〜24,000 Hz ●出力音圧レベル:102dB/1mW ●最大許容入力:150mW ●インピーダンス:16Ω ●質量:4.4g
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX