パナソニック、フルHD AVCHD動画＆最大177倍ズーム可能モデルなどデジタルカメラ“LUMIX”新モデル5機種を発売

パナソニック（株）は、デジタルカメラ“LUMIX”の新モデル5機種を2月25日より発売する。各製品の詳細は下記の通り。

■DMC-TZ20　￥OPEN（予想実売価格4.7万円前後）
カラー：ゴールド／ブラック／レッド／シルバー

フルHDのAVCHD動画撮影機能とiAズーム（21倍まで）機能、GPS機能、スライド3D機能などを搭載したモデル。同社では旅行時などに便利な「旅カメラ」としてアピールしている。

撮像素子として1/2.33型　総画素数1,510万画素MOSを搭載し、有効画素数は1,410万画素。レンズは10群12枚のライカDC VARIO-ELMARレンズで、光学16倍ズームが可能。焦点距離は4.3-68.8mm（35mm 判換算: 24-384mm）で、F値は3.3 - 5.9。光学式手ブレ補正機構を内蔵している。デジタルズームは最大4倍。iAズームは21倍までで、組み合わせると最大177倍ズームが可能だ。

またシャッターユニット内の配置を見直し、大型モーターを搭載することで1/4,000秒のシャッタースピードを実現。モーターの高速化やアルゴリズムの最適化などにより、AFのスピードも、TZ10と比べて49%アップしたとのこと。

背面には3.0型 46万ドットのTFT液晶タッチパネルディスプレイを搭載。タッチパネル操作を活かした「タッチでシャッター」「タッチでオートフォーカス」「タッチでズーム」などの機能も備えている。

ムービーはAVCHD方式で解像度1,920×1,080/60iの映像を撮影可能。MotionJPEG方式でも、1,280×720までの映像撮影が可能だ。また、新開発の「アクティブモード」を搭載。O.I.Sレンズ駆動範囲を拡大し、光学式手ブレの補正範囲を広げることで、広角端でのフルハイビジョン動画における歩き撮りでもブレを抑えて撮影できるという。

撮影機能では「おまかせiA」を搭載。新たにiA時のフラッシュ制御の適正化を行うことで、様々なシーンでより最適な撮影が可能になったという。

TZ10に搭載されていたものを進化させたGPS機能を搭載。GPS測位スピードが向上したほか、表示できるランドマークの件数も強化され、日本の地名の漢字表記にも対応した。

そのほか「スライド3D撮影機能」では、約4秒間に20コマの連写撮影をした後、カメラが3D画像生成に最適な2枚を抽出し、3D画像を作成することができる。撮影した3D画像は3D対応ビエラで干渉可能だ。

記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応する。


■DMC-FT3　￥OPEN（予想実売価格4.7万円前後）
カラー：スプラッシュブルー／プレシャスシルバー／スパーキーレッド

防水・防塵・耐衝撃構造を持ち、GPSや方位計、気圧／高度（水深）計を搭載するアウトドア向けモデル。水深12m、-10度までの環境下での撮影が可能で、「ビーチ＆シュノーケリング」「水中」「雪」「スポーツ」などの撮影モードも備えている。

撮像素子として1/2.33型 総画素数1250万画素ハイスピードCCDを搭載し、有効画素数は1,210万画素。レンズは8群10枚のライカDC VARIO-ELMARレンズで、光学4.6倍ズームが可能。焦点距離は4.9-22.8mm（35mm 判換算: 28-128mm）で、F値は3.3 - 5.9。光学式手ブレ補正機構を内蔵している。デジタルズームは最大4倍。iAズームは6倍までで、組み合わせると最大47.2倍ズームが可能だ。

本機もフルHD AVCHD動画の撮影が可能。「おまかせiA」「スライド3D撮影機能」なども備えている。

ディスプレイは2.7型 23万ドットTFT液晶。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応する。


■DMC-FH5　￥OPEN（予想実売価格2.2万円前後）
カラー：ブラック／ピンクゴールド／シルバー／バイオレット／ブルー／ピンク／ホワイト
■DMC-S1　￥OPEN（予想実売価格1.5万円前後）
カラー：ブラック／ピンクゴールド／シルバー／バイオレット／ブルー／ピンク／ホワイト

光学式手ブレ補正と「おまかせiAモード」を搭載したスタンダードなモデル。

FH5は1/2.33型　総画素数1660万画素CCDを搭載し、有効画素数1,610万画素。レンズは5群6枚のライカDC VARIO-ELMARレンズで、光学4倍ズームが可能。焦点距離は5.0-20.0mm（35mm 判換算: 28-112mm）で、F値は3.1 - 6.5。光学式手ブレ補正機構を内蔵している。デジタルズームは最大4倍。iAズームは5倍までで、組み合わせると最大45倍ズームが可能だ。

S1も1/2.33型　総画素数1270万画素CCDを搭載し、有効画素数1,210万画素。レンズは5群6枚のライカDC VARIO-ELMARレンズで、光学4倍ズームが可能。焦点距離は5.0-20.0mm（35mm 判換算: 28-112mm）で、F値は3.1 - 6.5。光学式手ブレ補正機構を内蔵している。デジタルズームは最大4倍。こちらはiAズームは搭載しておらず、EX光学ズームとの組み合わせで最大31.3倍ズームが可能となる。

外観デザインは、持ちやすいラウンドフォルムと指をかけやすいシャッターボタンなど、使いやすさに配慮している。

両機ともディスプレイは2.7型 23万ドットのTFT液晶で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応。撮影状況に合ったシーンを自動で判別・設定する「おまかせiAモード」や写真のアップロードが簡単な「LUMIX WEBアップローダー」内蔵、1,280×720p動画撮影機能などを備えている。

■DMC-FX77　￥OPEN（予想実売価格3.5万円前後）
カラー：スエードブルー／レオパードゴールド／グラマラスピンク／リリーホワイト

タッチパネルを活かし、撮影後の画像を簡単にレタッチして楽しめるのが特徴のモデル。

撮像素子には1/2.33型　総画素数1250万画素　ハイスピードCCDを採用。高速読み出しを実現するとともに、オンチップマイクロレンズの改善などにより集効率向上を実現し、FX70と比較して感度が約25％向上し、ノイズの少ない画像撮影が可能になったという。カメラ部有効画素数は1,210万画素。

レンズは新開発の2段沈胴メカニズムを採用した薄型6群7枚のライカDC VARIO-SUMMARITレンズで、光学5倍ズームが可能。焦点距離は4.3-21.5mm（35mm 判換算: 24-120mm）で、F値は2.5 - 5.9。光学式手ブレ補正機構を内蔵している。デジタルズームは最大4倍、iAズームは6.5倍で、最大50.8倍ズームが可能となる。

ムービーはAVCHD方式で解像度1,920×1,080/60iの映像を撮影可能。MotionJPEG方式でも、1,280×720までの映像撮影が可能だ。また、新開発の「アクティブモード」を搭載。O.I.Sレンズ駆動範囲を拡大し、光学式手ブレの補正範囲を広げることで、広角端でのフルハイビジョン動画における歩き撮りでもブレを抑えて撮影できるという。

ディスプレイは3.5型 23万ドットのTFT液晶タッチパネル。タッチパネルを活かした機能として、iA機能で顔認識を働かせて撮影した人物に対して肌の透明感などを加えられる「ビューティレタッチ」、輝度や彩度、コントラスト補正を行える「アートレタッチ」などを搭載している。また撮影した画像を確認する際、ディスプレイを2画面に分けて同時に2枚の画像データを再生できる機能も便利。

撮影機能として「おまかせiA」や「スライド3D撮影機能」を搭載。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードに対応し、保存画像は任意で3つのフォルダにコピーし、フォトアルバムを作ることができる。

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