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公開日 2011/08/03 18:39
イー・アクセス、Android 3.2搭載の7インチタブレット“GALAPAGOS”を発売
シャープが開発。AQUOS連携も可能
イー・アクセス(株)は、Android 3.2を搭載するシャープ製タブレット端末“GALAPAGOS”「A01SH」を8月下旬に発売する。本日開催された記者発表会では、イー・アクセス 執行役員副社長 阿部基成氏と、シャープ 通信システム事業本部 副本部長 新井優司氏が登壇し、製品の概要を説明した。
本機は、国内初のAndroid 3.2搭載端末となる。イー・アクセスの阿部氏は「Android OSがiOSと違うところは、クラウド対応ができているところだと思っている。例えば本機とその他のAndroid端末をクラウド連携させ、シーンによって使い分けるスタイルが可能だ」とコメントした。
液晶は7インチのTFTで、解像度は1,024×600(WSVGA)。LEDバックライトを搭載している。シャープの新井氏によれば、「手のひらタブレット」「瞬速」「オンもオフもこれ一台」の3つのコンセプトを軸に本機の開発が行われたという。
外形寸法は195W×122H×11.9〜12.6Dmm、質量は389g(内蔵バッテリー含む)と、「手のひらタブレット」のコンセプトにならい、片手で簡単に操作ができるよう配慮した。内蔵メモリはROM/8GB、RAM/1GBで、本体には最大32GBまでのmicroSD/SDHCカードスロットを備えている。ヘッドホン端子も搭載する。
また「瞬速」のコンセプトを実現するため、CPUはNVIDIAの最新デュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」を採用した。FLASHやHTML5にも最適化されているうえ、シングルコアに比べて約40%の低消費電力を実現。本機の駆動時間は静止画表示時で約7.5時間としている。充電時間は約2.5時間。
さらに3つ目のコンセプトである「オンもオフもこれ一台」に沿い、ビジネスシーンとプライベートシーンの両方に対応する機能を搭載。WordやExcelなどのOffice系ソフトが使用可能なAndroid向けアプリ「Documents To Go」の完全版をプリインストールしているほか、本体にはHDMI端子を装備し、テレビ画面などへの映像/音声出力にも対応する。また、Bluetooth 2.1+EDR規格にも準拠。有効画素数約500万のリアカメラと同約200万のフロントカメラも備えるほか、GPSや加速度センサー、ジャイロセンサー、方位センサーなども搭載している。
そのほか、シャープ製液晶テレビ“AQUOS”との連携に対応。本機の画面をAQUOSに表示できるほか、「AQUOSリモート」機能によりチャンネル選択や番組検索など、AQUOSやAQUOSブルーレイを操作することができる。また、電子ブックストア「TSUTAYA GALAPAGOS」のサービスにも対応する。
阿部氏は、「本機のターゲットはコア層が30〜40代のビジネス層だが、それと同じくらい可能性を持っているのが女性層。ネットブックが重く、10インチもかさばって使いにくいという場合に応えられると思う。また、ビジネスシーンだけではなくプライベートシーンで使える仕様も備えた点がポイントなので、ファミリーにも使って頂きたい」とした。
ネット接続はWi-Fi経由のみ対応。端末単体での販売のほかに、イー・アクセスの主力商品である携帯型無線LANルーター「ポケットWiFi」とのセット販売も行われる。なお価格について阿部氏は明言を避けたが、「現行の各社タブレット製品と同等程度」とした。
また、3G回線を使用した通信機能には対応しないことについて同氏は、「携帯電話やポケットWi-Fiなどを既に所有しているところに、さらにタブレット用の回線を契約したいというユーザーニーズは低いと想定している」と説明した。
最後にシャープの新井氏は、本機について「新しいコンセプトのモバイル商品だと思っている」とコメント。同社は昨年12月に、GALAPAGOSの5.5型モバイルモデルと10.8型ホームモデルの2機種を発売。OSはLinuxベースのものを搭載しており、発売当初は量販店経由で販売申し込みを受け付け、購入者に直販する体制を取っていた。
今回イー・アクセス向けに新たな端末を開発したかたちとなり、OSは汎用性の高いAndroidを採用した。販売方法は、携帯電話業者と連携して家電量販店などで集中的に販売する戦略で、シャープの独自販売は行わない。
なお、自社で販売中の2モデルについても、OSをAndroid 2.3にアップデートするソフトを近日中に配信する予定だという。新井氏は「電子書籍だけで良いというユーザーもいれば、ネット接続して様々なアプリを楽しみたいというユーザーもいる。幅広いユーザーニーズに応えられるよう、従来モデルのGALAPAGOSもAndroid OSを採用することとした」と説明した。
本機は、国内初のAndroid 3.2搭載端末となる。イー・アクセスの阿部氏は「Android OSがiOSと違うところは、クラウド対応ができているところだと思っている。例えば本機とその他のAndroid端末をクラウド連携させ、シーンによって使い分けるスタイルが可能だ」とコメントした。
液晶は7インチのTFTで、解像度は1,024×600(WSVGA)。LEDバックライトを搭載している。シャープの新井氏によれば、「手のひらタブレット」「瞬速」「オンもオフもこれ一台」の3つのコンセプトを軸に本機の開発が行われたという。
外形寸法は195W×122H×11.9〜12.6Dmm、質量は389g(内蔵バッテリー含む)と、「手のひらタブレット」のコンセプトにならい、片手で簡単に操作ができるよう配慮した。内蔵メモリはROM/8GB、RAM/1GBで、本体には最大32GBまでのmicroSD/SDHCカードスロットを備えている。ヘッドホン端子も搭載する。
また「瞬速」のコンセプトを実現するため、CPUはNVIDIAの最新デュアルコアチップ「NVIDIA Tegra 2」を採用した。FLASHやHTML5にも最適化されているうえ、シングルコアに比べて約40%の低消費電力を実現。本機の駆動時間は静止画表示時で約7.5時間としている。充電時間は約2.5時間。
さらに3つ目のコンセプトである「オンもオフもこれ一台」に沿い、ビジネスシーンとプライベートシーンの両方に対応する機能を搭載。WordやExcelなどのOffice系ソフトが使用可能なAndroid向けアプリ「Documents To Go」の完全版をプリインストールしているほか、本体にはHDMI端子を装備し、テレビ画面などへの映像/音声出力にも対応する。また、Bluetooth 2.1+EDR規格にも準拠。有効画素数約500万のリアカメラと同約200万のフロントカメラも備えるほか、GPSや加速度センサー、ジャイロセンサー、方位センサーなども搭載している。
そのほか、シャープ製液晶テレビ“AQUOS”との連携に対応。本機の画面をAQUOSに表示できるほか、「AQUOSリモート」機能によりチャンネル選択や番組検索など、AQUOSやAQUOSブルーレイを操作することができる。また、電子ブックストア「TSUTAYA GALAPAGOS」のサービスにも対応する。
阿部氏は、「本機のターゲットはコア層が30〜40代のビジネス層だが、それと同じくらい可能性を持っているのが女性層。ネットブックが重く、10インチもかさばって使いにくいという場合に応えられると思う。また、ビジネスシーンだけではなくプライベートシーンで使える仕様も備えた点がポイントなので、ファミリーにも使って頂きたい」とした。
ネット接続はWi-Fi経由のみ対応。端末単体での販売のほかに、イー・アクセスの主力商品である携帯型無線LANルーター「ポケットWiFi」とのセット販売も行われる。なお価格について阿部氏は明言を避けたが、「現行の各社タブレット製品と同等程度」とした。
また、3G回線を使用した通信機能には対応しないことについて同氏は、「携帯電話やポケットWi-Fiなどを既に所有しているところに、さらにタブレット用の回線を契約したいというユーザーニーズは低いと想定している」と説明した。
最後にシャープの新井氏は、本機について「新しいコンセプトのモバイル商品だと思っている」とコメント。同社は昨年12月に、GALAPAGOSの5.5型モバイルモデルと10.8型ホームモデルの2機種を発売。OSはLinuxベースのものを搭載しており、発売当初は量販店経由で販売申し込みを受け付け、購入者に直販する体制を取っていた。
今回イー・アクセス向けに新たな端末を開発したかたちとなり、OSは汎用性の高いAndroidを採用した。販売方法は、携帯電話業者と連携して家電量販店などで集中的に販売する戦略で、シャープの独自販売は行わない。
なお、自社で販売中の2モデルについても、OSをAndroid 2.3にアップデートするソフトを近日中に配信する予定だという。新井氏は「電子書籍だけで良いというユーザーもいれば、ネット接続して様々なアプリを楽しみたいというユーザーもいる。幅広いユーザーニーズに応えられるよう、従来モデルのGALAPAGOSもAndroid OSを採用することとした」と説明した。