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公開日 2012/10/20 21:00
<ポタフェス>TDK、新開発“MAドライバー”搭載の新製品登場/JVC新旗艦機「HA-FXZ200」早速披露
オーディオテクニカSOLID BASS旗艦機やパイオニア注目DJヘッドホンなども
e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオフェスティバル」(ポタフェス)が開幕した。東京・秋葉原のベルサール秋葉原が会場で、会期は10月21日(日)18時まで。本稿ではオーディオテクニカ、JVC、TDK、パイオニアブースのもようをお伝えしよう。
TDK
TDKブースには、11月末発売予定の新製品「TH-ECMA600」が登場していた。
本機の大きな特徴は、新開発の一磁極型BAドライバー「マグネチックアーマチュア(MA)ドライバー」を搭載している点だ。これは、ニッケル合金製ダイアフラムにアーマチュアを取付け、マグネットとのバランスを取りながら均衡空間を構成し、磁気誘導により発生した次回がダイアフラムを駆動するというシステム。音圧感度が高め(本機は112dB/mW)で、騒音下でも粒立ちがよい音を実現できること、また構造がシンプルで衝撃にも強いことがメリットなのだという。さらに変換効率がよく省電力化も可能とのこと。
MAドライバーは試作から完成まで1年を要したという。製品化にあたっては、山形の工場で、ひとつひとつ検聴しながら製作しているというこだわりぶりだ。
筐体には、耳の形に合わせて微調整できる新開発のイヤーホルダーが用意され、装着感を向上。ケーブルはシルバーアロイ製で、プラグ部はL型プラグとなっている。
再生周波数帯域は15〜22,000Hz、音圧感度は112dB/mW、入力インピーダンスは60Ω。
こだわりの新開発ドライバーが搭載された本機、気になるお値段だが、6,980円前後を予定しているとのこと。「新しい構造の製品ということもあり、多くの方に手に取っていただける価格にした」(同社説明員)のだという。ヘッドフォンファンのみなさまには、MAドライバーの実力を体験しに、ぜひTDKブースに足を運んでみていただきたい。
JVC
JVCブースには、18日に発表されたばかりの新フラグシップイヤホン「HA-FXZ200」「HA-FXZ100」が登場。試聴機も多数用意され、さっそくその音を体験することができる。
両モデルは、「リアルな重低音と解像度の高い中高音の両立」を音作りのテーマとしている。スピーカーシステムの「ケルトン方式」を応用した新開発の重低音再生用ユニット「ストリームウーファー」に中高音用ユニットを組み合わせることで、リアルな重低音と高解像な中高域の両立するサウンドを実現させる「ライブビートシステム」を搭載しているのが大きな特徴だ。
注目の新製品を早速聴けるとあって、ブースには多くの来場者が足を運び、その音を確かめていた。
オーディオテクニカ
オーディオテクニカブースは、低音再生能力を高めた“SOLID BASS”シリーズを多数揃えてアピール。16日に発表された新モデル群はまだ登場していなかったが、カナル型イヤホンタイプのフラグシップモデル「ATH-CKS1000」と限定カラーの「ATH-CKS1000LTD」、オーバーヘッドタイプのフラグシップモデル「ATH-WS99」と「ATH-WS77」などを試聴することができる。
また、ハウジングに木材を使用した「ATH-W5000」や「ATH-ESW9」などといった人気モデルも用意。フロントパネルに縞黒檀材を使ったヘッドホンアンプ「AT-HA5000」と組み合わせて聴くことができた。
パイオニア
パイオニアブースで注目なのは、18日に発表されたばかりの人気DJヘッドホン「HDJ-2000」「HDJ-1500」マットホワイトモデル。暗いDJブースでも映え、タウンユースでもファッション性の高いカラーが採用された。なお従来カラーモデルは石野卓球など国内外の一流DJが愛用するなど、高い人気を誇っているという。
「HDJ-2000」は2008年末にシルバーモデルが、今年3月にはクロームブラックモデルが発売された。38μm厚の振動板を採用し、DJプレイで最も必要とされる低域を確保。また高磁力マグネット採用の大口径50mmドライバーユニットや、調整を重ねたボイスコイルにより、高音質化を実現した。再生周波数帯域は5Hz〜30kHz、インピーダンスは36Ω、出力音圧レベルは107dB /mW。
「HDJ-1500」は、ユニットに強磁力希土類マグネットを搭載した大口径50mmドライバーを搭載。内部には強度も重視した38μm厚の振動板のほか、低域から高域までをバランス良く再現するCCAWボイスコイルを採用している。
さらに内部には小容積のチャンバー(空気室)を設けることにより、従来モデルよりも中低域(300Hz〜1,300Hz)の遮音レベルを約4dB向上させ、大音量のフロアでもモニタリングしやすいよう遮音性能を高めた。
ブースにはそのほかにも、低域再生能力とファッション性を高めたヘッドホン/イヤホン“BASS HEAD”シリーズが多数登場。ジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載した「SE-MJ751」などの注目機がずらりと揃っていた。
TDK
TDKブースには、11月末発売予定の新製品「TH-ECMA600」が登場していた。
本機の大きな特徴は、新開発の一磁極型BAドライバー「マグネチックアーマチュア(MA)ドライバー」を搭載している点だ。これは、ニッケル合金製ダイアフラムにアーマチュアを取付け、マグネットとのバランスを取りながら均衡空間を構成し、磁気誘導により発生した次回がダイアフラムを駆動するというシステム。音圧感度が高め(本機は112dB/mW)で、騒音下でも粒立ちがよい音を実現できること、また構造がシンプルで衝撃にも強いことがメリットなのだという。さらに変換効率がよく省電力化も可能とのこと。
MAドライバーは試作から完成まで1年を要したという。製品化にあたっては、山形の工場で、ひとつひとつ検聴しながら製作しているというこだわりぶりだ。
筐体には、耳の形に合わせて微調整できる新開発のイヤーホルダーが用意され、装着感を向上。ケーブルはシルバーアロイ製で、プラグ部はL型プラグとなっている。
再生周波数帯域は15〜22,000Hz、音圧感度は112dB/mW、入力インピーダンスは60Ω。
こだわりの新開発ドライバーが搭載された本機、気になるお値段だが、6,980円前後を予定しているとのこと。「新しい構造の製品ということもあり、多くの方に手に取っていただける価格にした」(同社説明員)のだという。ヘッドフォンファンのみなさまには、MAドライバーの実力を体験しに、ぜひTDKブースに足を運んでみていただきたい。
JVC
JVCブースには、18日に発表されたばかりの新フラグシップイヤホン「HA-FXZ200」「HA-FXZ100」が登場。試聴機も多数用意され、さっそくその音を体験することができる。
両モデルは、「リアルな重低音と解像度の高い中高音の両立」を音作りのテーマとしている。スピーカーシステムの「ケルトン方式」を応用した新開発の重低音再生用ユニット「ストリームウーファー」に中高音用ユニットを組み合わせることで、リアルな重低音と高解像な中高域の両立するサウンドを実現させる「ライブビートシステム」を搭載しているのが大きな特徴だ。
注目の新製品を早速聴けるとあって、ブースには多くの来場者が足を運び、その音を確かめていた。
オーディオテクニカ
オーディオテクニカブースは、低音再生能力を高めた“SOLID BASS”シリーズを多数揃えてアピール。16日に発表された新モデル群はまだ登場していなかったが、カナル型イヤホンタイプのフラグシップモデル「ATH-CKS1000」と限定カラーの「ATH-CKS1000LTD」、オーバーヘッドタイプのフラグシップモデル「ATH-WS99」と「ATH-WS77」などを試聴することができる。
また、ハウジングに木材を使用した「ATH-W5000」や「ATH-ESW9」などといった人気モデルも用意。フロントパネルに縞黒檀材を使ったヘッドホンアンプ「AT-HA5000」と組み合わせて聴くことができた。
パイオニア
パイオニアブースで注目なのは、18日に発表されたばかりの人気DJヘッドホン「HDJ-2000」「HDJ-1500」マットホワイトモデル。暗いDJブースでも映え、タウンユースでもファッション性の高いカラーが採用された。なお従来カラーモデルは石野卓球など国内外の一流DJが愛用するなど、高い人気を誇っているという。
「HDJ-2000」は2008年末にシルバーモデルが、今年3月にはクロームブラックモデルが発売された。38μm厚の振動板を採用し、DJプレイで最も必要とされる低域を確保。また高磁力マグネット採用の大口径50mmドライバーユニットや、調整を重ねたボイスコイルにより、高音質化を実現した。再生周波数帯域は5Hz〜30kHz、インピーダンスは36Ω、出力音圧レベルは107dB /mW。
「HDJ-1500」は、ユニットに強磁力希土類マグネットを搭載した大口径50mmドライバーを搭載。内部には強度も重視した38μm厚の振動板のほか、低域から高域までをバランス良く再現するCCAWボイスコイルを採用している。
さらに内部には小容積のチャンバー(空気室)を設けることにより、従来モデルよりも中低域(300Hz〜1,300Hz)の遮音レベルを約4dB向上させ、大音量のフロアでもモニタリングしやすいよう遮音性能を高めた。
ブースにはそのほかにも、低域再生能力とファッション性を高めたヘッドホン/イヤホン“BASS HEAD”シリーズが多数登場。ジョグダイヤルで低音を調整できる、新開発の「BASS LEVEL CONTROL」を搭載した「SE-MJ751」などの注目機がずらりと揃っていた。