• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/09/26 18:40

hideのライブツアー『PSYENCE A GO GO』、3D&ドルビーアトモスで20年ぶり復活上映

10月15日から全国58館で
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
1998年に逝去したX JAPANのギタリスト hideのステージを、HDリマスター&3Dで再編集したライブムービー『hide 3D LIVE MOVIE “PSYENCE A GO GO”〜20 years from 1996〜』が、10月15日(土)から全国58館の劇場で上映される。


映像の大元は、hideが1996年に行った2nd ソロツアー「hide solo tour-PSYENCE A GO GO-」。hideが自身のソロ2枚目のアルバム『PSYENCE』を引っさげて開催した全国ツアーで、その最終日に行われた代々木第一体育館のライブ映像が、HDリマスタリング&3D映画化されている。同ツアーの開催から20周年を記念して実現した企画だ。

全国ロードショーに先駆け、9月25日(日)には全国5館のスクリーンで、本作の特別先行上映会が行われた。そのうちの1つであるTOHOシネマズ六本木ヒルズにて、3D&ドルビーアトモス環境で本作を体験することができた。

TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、3D&ドルビーアトモス環境で本作を体験できた


本作のポスター
本編は134分で、ライブ冒頭に流れるオープニング映像からアンコールまで全て収録されている。上映が始まると、客席には曲にあわせてスクリーンに手をかざすファンの方の姿もあり、まるでライブ会場にいるように映像を楽しんでいたようだ。3D化&高音質化による効果を感じられるシーンが多かったことも、ポイントかもしれない。

ライブ映像。HDリマスター&3D化されて20年ぶりに復活

本作はステージに上がっている人数が多く、hide本人のほかに、XのPATAを含む6人のバンドメンバー(のちにSpread Beaverと名付けられる人たち)がおり、さらにギャルやストリッパーなども登場する。加えてレーザー光線やホース、パラシュートなど飛び道具も多い。それが3D化されることで、人の立ち位置や飛び道具が立体的に見えて、より空間性を感じられるようになっている。満員のオーディンスがステージに向かって無数の手を伸ばす光景など、3D化で映像に奥行きが生まれることで迫力が増すシーンも多かったように感じられた。

客席に水をぶちまけるシーンなど、3D化によって楽しめるシーンも盛りだくさん

そして映像だけではなく音に関しても、“高さ”方向の音声が加わるドルビーアトモスを採用することによって、よりライブ空間に近い臨場感のあるサウンドの再現を狙っているという。なお、ドルビーアトモスに対応していない劇場では、通常の5.1chサラウンドでの上映になるので注意されたい(上映劇場一覧はこちら)。ドルビーアトモス再生に関する詳細は不明なのだが、エンドロールのクレジットでは5.1ch&7.1chサウンド監修にバンドメンバーであるI.N.Aさんの名前があり、サラウンド化に際してのチェックはI.N.Aさんご本人も行ったようだ。

音声も劇場のシステムにより臨場感高く楽しめる。なお、ドルビーアトモス非対応の劇場では通常の5.1chサラウンドで上映される

なお、本ライブでは『D.O.D(Drink Or Die)』の冒頭で警備員(伊藤さん)が無理矢理ステージに引き上げられ、ボトル酒を一気飲みするシーンが記憶に残っているファンの方もおられるだろう。もちろんこのシーンもしっかりHDリマスター&3D化されて臨場感高く楽しめるし、その周囲でバンドメンバーが叫ぶ「Drink Or Die!」のコーラスも大迫力だ。そのほか、オーディエンスの歓声も周囲から聞こえてくるため、自分がライブ会場の客席にいるように錯覚するシーンもある。

実際Twitter上などでは、今回の先行上映会を訪れたファンの方から「まるでhideのライブに行ってきたみたい」という感想がつぶやかれているほどだ。10月15日からの全国ロードショーにて、20年ぶりに映像も音声も魅力的に復活するhideのライブを、ぜひ多くの方に体験して頂きたい。

TOHOシネマズ六本木では、終演後に、ユニバーサルミュージックのYouTubeで公開されるティザー映像のインタビュー撮影も実施していた

【作品情報】
「hide 3D LIVE MOVIE “PSYENCE A GO GO” 〜20 years from 1996〜」
・10月15日より全国ロードショー
特設サイトはこちら
・上映劇場:全国58館決定!(上映劇場一覧はこちら

【クレジット】
・制作プロダクション: BIG BIRD CO., LTD.
・配給協力:KADOKAWA
・企画・配給:UNIVERSAL CONNECT      
・企画・製作:UNIVERSAL J
・特別協力:HEADWAX ORGANIZATION CO., LTD.
日本語/ 134分 / カラー / ビスタサイズ / 5.1ch & Dolby Atomos
(C) 2016 UNIVERSAL MUSIC LLC
【鑑賞チケット】 2,800円(税込) [3D鑑賞料金含む]
・本作品は3Dのみの公開。
・3D鑑賞料金差額分(3Dメガネ代等)として一部劇場で追加料金を頂戴する場
合あり。
・Dolby Atmosで鑑賞の場合、一部劇場で追加料金を頂戴する場合あり。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX