• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/12/05 18:27

ミックスウェーブ、64 AUDIOのapex技術搭載ユニバーサルIEM「U-Series」7機種を発売

「第二の鼓膜」で音質と耳への負担を改善
編集部:押野 由宇
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ミックスウェーブは、64 AUDIOの”apexテクノロジー”を採用したユニバーサル型IEM「U-Series」計7機種を2016年12月8日より発売する。

ユニバーサル型IEM「U-Series」

・「U12」¥210,000前後
・「U10」¥183,800前後
・「U8」¥131,400前後
・「U6」¥118,300前後
・「U4」¥99,800前後
・「U3」¥76,900前後
・「U2」¥61,600前後

従来モデル「A-series」は、その主要技術「ADEL」が「apex(Air Pressure Exchange)」へと刷新されるにあたって一次的に発売を中止(関連ニュース)。今回、「apex」を搭載した後継モデルとして「U-Series」が発売される、」

「U-Series」はバランスド・アーマチュア型ドライバー構成を採用したユニバーサルタイプIEM。型番の数字は搭載するドライバーの数と一致しており、最上位モデルとなるU12ではロー×4、ミッド×4、ハイ×4の12ドライバー構成となる。

また技術的な特徴として、再生時の耳への負担を低減させることを目的に独自開発された「AEDLテクノロジー」を進化させた、apexテクノロジーが挙げられる。

apexモジュール

イヤホンは外耳道内で空気圧(音圧)を発生させるが、これが鼓膜を過剰に振動させ、耳の疲労を招き難聴の原因ともなる。これに対しapexテクノロジーでは、「第二の鼓膜」として作用する「apexモジュール」を筐体で相互作用する通気口の中心に搭載。このapexモジュールが空気圧を緩和し、それと共に音質を改善。耳の疲労を最小限に抑えながらも帯域幅の広いサウンドを実現するという。

そのほか、同社製品で採用されるCenterDriveテクノロジー、Quad Boreデザイン、True Phaseデザインといった技術を全モデルで踏襲。価格を問わず、同社の培ったノウハウを投入したラインナップとなっている。

7年を超える開発期間を経て完成したシリーズのフラッグシップであるU-12は、12基のドライバーを完全に調和し駆動するという。3ウェイ・クロスオーバー構成で、周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは16Ωで、感度は115dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-10はロー×2、ミドル×4、ハイ×4の10ドライバー構成で、ニュートラルな低域、高い再現度を誇る中域、そして最上級ソフトドームツイーターのような滑らかな高域を得られるようチューニングを施したという。周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは18Ωで、感度は115dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-8はロー×4、ミドル×2、ハイ×2の8ドライバー構成で、低域以外の帯域に影響を与えず、低域だけを強調することに特段の配慮を行ったとしている。周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは18Ωで、感度は117dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-6はロー×2、ミドル×2、ハイ×2の6ドライバー構成で、サウンドカラーを足すこと無く、レコーディング・ミックスやモニター・ミックス音源を正確かつ忠実に再生できるよう設計したという。周波数特性は10Hz〜20kHz。インピーダンスは22Ωで、感度は115dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-4はロー×2、ミドル×1、ハイ×1の4ドライバー構成で、豊かさと重低音のインパクトを十分に再現できるとしている。周波数特性は16Hz〜17kHz。インピーダンスは25Ωで、感度は118dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-3はロー×1、ミドル×1、ハイ×1の3ドライバー構成で、ボーカルと楽器を忠実に再生しするとしている。周波数特性は20Hz〜20kHz。インピーダンスは12Ωで、感度は114dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

U-2はロー×2、ミドル/ハイ×1の2ドライバー構成で、インディーズバンドや気軽な音楽鑑賞に最適という。周波数特性は20Hz〜20kHz。インピーダンスは30Ωで、感度は118dB。遮音性は-6〜-26dBとなる。

【問い合わせ先】
ミックスウェーブ
TEl/03-6804-1681

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド64 AUDIO
  • 型番U4
  • 発売日2016年12月8日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格99,800円前後)
【SPEC】●ドライバー:バランスド・アーマチュア型 ●ドライバー構成:ロー×2、ミッド×1、ハイ×1 ●クロスオーバー:3ウェイ・クロスオーバー ●インピーダンス:25Ω ●周波数特性:16Hz〜17kHz ●感度:118dB ●遮音性:-6〜-26dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド64 AUDIO
  • 型番U3
  • 発売日2016年12月8日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格76,900円前後)
【SPEC】●ドライバー:バランスド・アーマチュア型 ●ドライバー構成:ロー×1、ミッド×1、ハイ×1 ●クロスオーバー:3ウェイ・クロスオーバー ●インピーダンス:12Ω ●周波数特性:20Hz〜20kHz ●感度:114dB ●遮音性:-6〜-26dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランド64 AUDIO
  • 型番U2
  • 発売日2016年12月8日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格61,600円前後)
【SPEC】●ドライバー:バランスド・アーマチュア型 ●ドライバー構成:ロー×1、ミッド/ハイ×1 ●クロスオーバー:2ウェイ・クロスオーバー ●インピーダンス:30Ω ●周波数特性:20Hz〜20kHz ●感度:118dB ●遮音性:-6〜-26dB
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX