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公開日 2018/12/25 15:18
パナソニック、「2017年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。2017年度の表彰対象は27店
50カ年以上は新たに3店を加え54店に
地域のお客様の信頼に応える証
パナソニックは、同社系列店パナソニックショップにおいて優秀な販売成績を収めた販売店の功績を称える「優秀ご販売店謝恩会」を11月7日に敬意と感謝の意を込めて開催した。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタを会場に、同社・長榮周作会長、津賀一宏社長以下の幹部が列席。出席した27店52名に記念の盾と花束が手渡された。
「優秀ご販売店様謝恩会」は、パナソニックが昭和38年から開催を続ける、歴史と伝統の下に受け継がれてきた最重要行事のひとつ。優秀ご販売店様表彰制度の「特別優秀店賞」「優秀店賞」を10カ年以上受賞された販売店を、会長・社長名にて5年ごとの節目にご夫婦で招待し、その努力に感謝し敬意を表する会として催される。謝恩会の後には会長・社長との記念撮影が一店一店行われる。
17年度は、60カ年優秀ご販売店の京王電業社はじめ計27店が入賞となった。
45カ年から10カ年の20店には、津賀社長がひとつひとつテーブルを回って熱い握手を交わし、記念の盾と花束が手渡された。60カ年から50カ年の7店には壇上で記念の盾と花束が長榮会長から手渡された。
冒頭、御礼の挨拶を述べた津賀一宏社長は、国内各地で相次いだ大きな自然災害にも触れ、「災害の後も地域の要となられ、お客様に絶えず寄り添い、復興にご尽力いただきました」と敬意を表した。50カ年以上の販売店は54店となり、「代が変わられても着実に素晴らしい成果を上げ続けておられるのは、皆様が地域のお客様に本当に頼りにされ、その信頼にひとつひとつ真摯に応えて来られた結果に他なりません。長く立派な経営成果をあげ続けるご販売店様がますます多くなることが、パナソニックにとっても大変心強いことであることは申し上げるまでもございません」と感謝の意を表した。
“共創”が実現する暮らしアップデート
津賀社長は、100周年を迎えたパナソニックのこれからの方向性について続けて説明を行い、「お客様の行動やニーズは多様化の一途を辿り、変化は一層スピードを増し、次の100年は従来とは比較にならないほど変化の激しい時代になります」と指摘。同社創業100周年も、次の100年に向けた新たなスタートと位置付け、変化する社会の中でどのような発展を遂げることができるか、戦略の検討を進める中、「これまで培ってきた強みを活かし、新たな姿でお客様の暮らしを大きく変えていく。これが私共の次なる挑戦となります」と訴えた。
その姿を「お客様の暮らしを絶えずアップデートし続ける会社」と表現。「100周年のフォーラムの場では、このアップデートを、従来型の機器を高機能化・高性能化していくアップグレードという言葉と対比して説明しました。お客様の目線に立ち、少しでも日々の暮らしをよくしていく。これがアップデートという言葉の意味とご理解ください」。
さらに一歩踏み込んで次のように説明する。「お客様の暮らしの中で、機器や環境がお使いになればなるほど、使われるお客様の理想の姿に近づいていくことだと考えています。従来、パナソニックはメーカーとしての視点から高機能・高性能の商品を作り出し、お客様にお届けしてきましたが、ただ多くの機能を盛り込んでもなかなかお客様は使いこなせません。かといって機能を単純にするだけでは我々が提供できる価値を十分にお届けできない。つまりこれまでは、モノが制限、制約となって理想の暮らしになかなか近づかない、手が届かなかったと考えています。
ではどのようにすべきか。抽象的ですが、それはモノではなく、人間主導で理想の暮らしを実現できるようにすること。機器や暮らしの環境自体がお客様おひとりおひとりに徹底的に寄り添う、この形をどうにかしてつくるしかないと思っています。お客様の暮らしと24時間、365日つながり、理想の暮らしのデータを蓄積、分析し、機器やサービスをお客様の状態にあわせて日々進化させていく。こうしたことを続けていくことこそが、将来的に実現を目指す暮らしアップデートの姿です」。
それは、100年にわたり販売店と共にお客様の暮らしに向き合ってきたパナソニックだからこそできること、また、挑戦すべきことだと強調。「どんな技術であったとしても、直接お客様のお顔を見て、その暮らしぶりを隅々まで肌で感じ、お客様の声に耳を傾けて来られた皆様の存在に優るものはございません。ご販売店様から多くの学びを得、そして、ご販売店様と一緒になってお客様の側でお役立ちを図っていく。この共に創る“共創”があって初めて暮らしのアップデートは実現できると考えています。お客様に寄り添い、その声に謙虚に耳を傾け、幸せのためにお役立ちを果たし続ける。暮らしアップデートとは松下幸之助がずっと大事にしてきた商人の考え方そのものではないかとも考えています」。
社長就任時にある販売店の方から「パナソニックはサラリーマンになっていないか、我々は商人だ」と指摘された話を披露した津賀一宏社長。「これは、私がパナソニックの社長として仕事をする上で、決して忘れることができない言葉です。100周年の再スタートに当たり、私はこの“一商人”という創業者の言葉を社員にも強く呼び掛けています。今一度パナソニックは原点に立ち返り、商人となって、皆様とともに次の100年を歩んで参りたい、これが、暮らしをアップデートする会社としてのパナソニックの決意です」と力を込めた。
ひとりひとりの暮らしに寄り添い、暮らしの憧れを届けるパナソニック。「パナソニックの看板のもと、ご販売店様がまさに運命共同体として、私共とともに歩んでいただいていることを決して忘れることなく、さまざまな活動に心を込めて取り組んで参ります」と力を込め、あいさつを締めくくった。
パナソニックは、同社系列店パナソニックショップにおいて優秀な販売成績を収めた販売店の功績を称える「優秀ご販売店謝恩会」を11月7日に敬意と感謝の意を込めて開催した。東京ディズニーシー・ホテルミラコスタを会場に、同社・長榮周作会長、津賀一宏社長以下の幹部が列席。出席した27店52名に記念の盾と花束が手渡された。
「優秀ご販売店様謝恩会」は、パナソニックが昭和38年から開催を続ける、歴史と伝統の下に受け継がれてきた最重要行事のひとつ。優秀ご販売店様表彰制度の「特別優秀店賞」「優秀店賞」を10カ年以上受賞された販売店を、会長・社長名にて5年ごとの節目にご夫婦で招待し、その努力に感謝し敬意を表する会として催される。謝恩会の後には会長・社長との記念撮影が一店一店行われる。
17年度は、60カ年優秀ご販売店の京王電業社はじめ計27店が入賞となった。
45カ年から10カ年の20店には、津賀社長がひとつひとつテーブルを回って熱い握手を交わし、記念の盾と花束が手渡された。60カ年から50カ年の7店には壇上で記念の盾と花束が長榮会長から手渡された。
冒頭、御礼の挨拶を述べた津賀一宏社長は、国内各地で相次いだ大きな自然災害にも触れ、「災害の後も地域の要となられ、お客様に絶えず寄り添い、復興にご尽力いただきました」と敬意を表した。50カ年以上の販売店は54店となり、「代が変わられても着実に素晴らしい成果を上げ続けておられるのは、皆様が地域のお客様に本当に頼りにされ、その信頼にひとつひとつ真摯に応えて来られた結果に他なりません。長く立派な経営成果をあげ続けるご販売店様がますます多くなることが、パナソニックにとっても大変心強いことであることは申し上げるまでもございません」と感謝の意を表した。
“共創”が実現する暮らしアップデート
津賀社長は、100周年を迎えたパナソニックのこれからの方向性について続けて説明を行い、「お客様の行動やニーズは多様化の一途を辿り、変化は一層スピードを増し、次の100年は従来とは比較にならないほど変化の激しい時代になります」と指摘。同社創業100周年も、次の100年に向けた新たなスタートと位置付け、変化する社会の中でどのような発展を遂げることができるか、戦略の検討を進める中、「これまで培ってきた強みを活かし、新たな姿でお客様の暮らしを大きく変えていく。これが私共の次なる挑戦となります」と訴えた。
その姿を「お客様の暮らしを絶えずアップデートし続ける会社」と表現。「100周年のフォーラムの場では、このアップデートを、従来型の機器を高機能化・高性能化していくアップグレードという言葉と対比して説明しました。お客様の目線に立ち、少しでも日々の暮らしをよくしていく。これがアップデートという言葉の意味とご理解ください」。
さらに一歩踏み込んで次のように説明する。「お客様の暮らしの中で、機器や環境がお使いになればなるほど、使われるお客様の理想の姿に近づいていくことだと考えています。従来、パナソニックはメーカーとしての視点から高機能・高性能の商品を作り出し、お客様にお届けしてきましたが、ただ多くの機能を盛り込んでもなかなかお客様は使いこなせません。かといって機能を単純にするだけでは我々が提供できる価値を十分にお届けできない。つまりこれまでは、モノが制限、制約となって理想の暮らしになかなか近づかない、手が届かなかったと考えています。
ではどのようにすべきか。抽象的ですが、それはモノではなく、人間主導で理想の暮らしを実現できるようにすること。機器や暮らしの環境自体がお客様おひとりおひとりに徹底的に寄り添う、この形をどうにかしてつくるしかないと思っています。お客様の暮らしと24時間、365日つながり、理想の暮らしのデータを蓄積、分析し、機器やサービスをお客様の状態にあわせて日々進化させていく。こうしたことを続けていくことこそが、将来的に実現を目指す暮らしアップデートの姿です」。
それは、100年にわたり販売店と共にお客様の暮らしに向き合ってきたパナソニックだからこそできること、また、挑戦すべきことだと強調。「どんな技術であったとしても、直接お客様のお顔を見て、その暮らしぶりを隅々まで肌で感じ、お客様の声に耳を傾けて来られた皆様の存在に優るものはございません。ご販売店様から多くの学びを得、そして、ご販売店様と一緒になってお客様の側でお役立ちを図っていく。この共に創る“共創”があって初めて暮らしのアップデートは実現できると考えています。お客様に寄り添い、その声に謙虚に耳を傾け、幸せのためにお役立ちを果たし続ける。暮らしアップデートとは松下幸之助がずっと大事にしてきた商人の考え方そのものではないかとも考えています」。
社長就任時にある販売店の方から「パナソニックはサラリーマンになっていないか、我々は商人だ」と指摘された話を披露した津賀一宏社長。「これは、私がパナソニックの社長として仕事をする上で、決して忘れることができない言葉です。100周年の再スタートに当たり、私はこの“一商人”という創業者の言葉を社員にも強く呼び掛けています。今一度パナソニックは原点に立ち返り、商人となって、皆様とともに次の100年を歩んで参りたい、これが、暮らしをアップデートする会社としてのパナソニックの決意です」と力を込めた。
ひとりひとりの暮らしに寄り添い、暮らしの憧れを届けるパナソニック。「パナソニックの看板のもと、ご販売店様がまさに運命共同体として、私共とともに歩んでいただいていることを決して忘れることなく、さまざまな活動に心を込めて取り組んで参ります」と力を込め、あいさつを締めくくった。