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公開日 2019/02/02 21:13
<ポタ研>デノン、ノイキャン強化のワイヤレスヘッドホン試作機/アユートはVRなどの楽しみ方を提案
日本向けチューニングの試作機も
2月22日、東京・中野サンプラザにて、フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポタ研 2019冬」が開催された。本稿では出展ブースの内、ディーアンドエムホールディングス/アユート/トップウイング/エミライブースの模様をお伝えする。
■ディーアンドエムホールディングス
ディーアンドエムホールディングスは、DENON/B&Wブランドのヘッドホンを出展。DENONフラグシップヘッドホン「AH-D9200」、B&Wフラグシップヘッドホン「P9 Signature」といったハイエンドモデルの聴き比べが行えた。
参考出展として、現在開発中というノイズキャンセリングヘッドホンが登場した。発売日/価格等は決定していないが、現行モデル「AH-GC20」の後継機となる予定としている。試作機はAH-GC20と同じハウジングを用いているが、ノイズキャンセリングのモードを追加し性能を向上。またチューニングのコンセプトを見直すことで、音質のブラッシュアップも図っているとのこと。
その他、同社が取り扱うKIMBER CABLEのヘッドホン用ケーブル「AXIOS」3モデルの聴き比べも実施。AXIOSはオーディオ専門店を中心に2016年から受注を行っているケーブルで、OFHC(高電導度無酸素銅)/高純度銀/OFHC+高純度銀ハイブリッドの3モデルを展開。いずれもオーダーメイドで、価格も90.500円からというハイエンドケーブルになっている。今回、その3モデルのキャラクターを1度に体験できる機会となっていた。
■アユート
Astell&KernやFenderなどのブランドを取り扱うアユートは、「ポータブルオーディオの使いこなし」をテーマに出展を行った。
ブースでは、タブレットにCHORDのヘッドホンアンプ「Mojo」を接続し音ゲーをプレイする、CHORDのヘッドホンアンプ「HUGO 2」とAstell&Kernのヘッドホン「AK T5p 2nd Generation」でVRを視聴する等、コンテンツをより良い音質で楽しむ提案や、Astell&KernのDAPとその専用CDドライブ「AK Ripper MkII」を組み合わせたCD音源の楽しみ方を実演。また、「A&Ultima SP1000」など、アップデートにより音楽ストリーミングサービスのアプリが利用可能となったDAPの使い勝手を、実際に体験することもできた。
ブース担当者は「ハイエンドオーディオプレーヤーとストリーミングは相反するように思われるかもしれないが、そんなことはない。例えば、普段はストリーミングで流し聴くように音楽を楽しみ、気に入った曲があればハイレゾで深く聴き込むというような、音楽により親しめる柔軟な使い方を提案していきたい」と語っていた。
■トップウイング
トップウイングは、同社が取り扱うAROMA/Lotoo/ABYSS/XI Audioなどのヘッドホン/イヤホン関連ブランドの製品を出展。今後発売予定の製品として、DAP - アンプ間の接続に使用するショートケーブルを参考展示していた。2月下旬に正式発表を行う予定で、価格は2万円前後を想定するという。
ショートケーブルは両端が2.5mmオス - 2.5mmオス、または2.5mmオス - 4.4mmオスというバランス端子同士の組み合わせとなっており、バランス出力搭載のDAPとバランス入力搭載のアンプを1本で接続できる仕様。同社取扱製品では、LotooのDAP「PAW GOLD Touch」、iFi Audioのポータブルアンプ「xCAN」、AROMAのポータブルアンプ「A100」がバランス端子を搭載している。導体にはオーディオケーブルとして評価の高いPC Triple-Cを用いる一方、価格が高くなりすぎないよう考慮したという。
その他、ショートケーブルと同じ導体を用いた、2.5mm/4.4mmのバランス端子を相互に変換するケーブルや、国内未発売のXI Audioのヘッドホンアンプ「Broadway S」の製品版を参考出展するなどしていた。
■エミライ
エミライはFiiOブランドのDAP、イヤホンなどを幅広く出展。参考出展として、未発売のイヤホン4モデルを公開した。
公開されたイヤホンは、以前にもイベント出展を行った4BAドライバーモデル「FA7」と、FA7を日本向けに再チューニングしたという「FA7J」。さらに、下位モデルとして予定されている1BAドライバーの「FA1」、FA1の日本向けモデル「FA1J」の4種類。いずれもハウジング造形を3Dプリンターによって行い、MMCX端子によるリケーブルにも対応している。
通常モデルが主にアメリカや中国市場に向け、ボーカルや低域を充実させているのに対し、日本向けモデルは高域から低域まで満遍なくフラットに出るよう調整。結果として日本向けモデルの方が中高域の目立つキャラクターに仕上がっているという。ブーススタッフは、国内では日本向けモデルのみ販売する予定だが、イベントの反響次第では通常モデルの併売も検討したい、と話していた。
その他、ブースでは先日発売を開始したコンパクトモデル「M6」を始めとしたDAPの試聴や、店頭展示品/B級品などを割引価格で販売するジャンク品販売なども開催していた。
■ディーアンドエムホールディングス
ディーアンドエムホールディングスは、DENON/B&Wブランドのヘッドホンを出展。DENONフラグシップヘッドホン「AH-D9200」、B&Wフラグシップヘッドホン「P9 Signature」といったハイエンドモデルの聴き比べが行えた。
参考出展として、現在開発中というノイズキャンセリングヘッドホンが登場した。発売日/価格等は決定していないが、現行モデル「AH-GC20」の後継機となる予定としている。試作機はAH-GC20と同じハウジングを用いているが、ノイズキャンセリングのモードを追加し性能を向上。またチューニングのコンセプトを見直すことで、音質のブラッシュアップも図っているとのこと。
その他、同社が取り扱うKIMBER CABLEのヘッドホン用ケーブル「AXIOS」3モデルの聴き比べも実施。AXIOSはオーディオ専門店を中心に2016年から受注を行っているケーブルで、OFHC(高電導度無酸素銅)/高純度銀/OFHC+高純度銀ハイブリッドの3モデルを展開。いずれもオーダーメイドで、価格も90.500円からというハイエンドケーブルになっている。今回、その3モデルのキャラクターを1度に体験できる機会となっていた。
■アユート
Astell&KernやFenderなどのブランドを取り扱うアユートは、「ポータブルオーディオの使いこなし」をテーマに出展を行った。
ブースでは、タブレットにCHORDのヘッドホンアンプ「Mojo」を接続し音ゲーをプレイする、CHORDのヘッドホンアンプ「HUGO 2」とAstell&Kernのヘッドホン「AK T5p 2nd Generation」でVRを視聴する等、コンテンツをより良い音質で楽しむ提案や、Astell&KernのDAPとその専用CDドライブ「AK Ripper MkII」を組み合わせたCD音源の楽しみ方を実演。また、「A&Ultima SP1000」など、アップデートにより音楽ストリーミングサービスのアプリが利用可能となったDAPの使い勝手を、実際に体験することもできた。
ブース担当者は「ハイエンドオーディオプレーヤーとストリーミングは相反するように思われるかもしれないが、そんなことはない。例えば、普段はストリーミングで流し聴くように音楽を楽しみ、気に入った曲があればハイレゾで深く聴き込むというような、音楽により親しめる柔軟な使い方を提案していきたい」と語っていた。
■トップウイング
トップウイングは、同社が取り扱うAROMA/Lotoo/ABYSS/XI Audioなどのヘッドホン/イヤホン関連ブランドの製品を出展。今後発売予定の製品として、DAP - アンプ間の接続に使用するショートケーブルを参考展示していた。2月下旬に正式発表を行う予定で、価格は2万円前後を想定するという。
ショートケーブルは両端が2.5mmオス - 2.5mmオス、または2.5mmオス - 4.4mmオスというバランス端子同士の組み合わせとなっており、バランス出力搭載のDAPとバランス入力搭載のアンプを1本で接続できる仕様。同社取扱製品では、LotooのDAP「PAW GOLD Touch」、iFi Audioのポータブルアンプ「xCAN」、AROMAのポータブルアンプ「A100」がバランス端子を搭載している。導体にはオーディオケーブルとして評価の高いPC Triple-Cを用いる一方、価格が高くなりすぎないよう考慮したという。
その他、ショートケーブルと同じ導体を用いた、2.5mm/4.4mmのバランス端子を相互に変換するケーブルや、国内未発売のXI Audioのヘッドホンアンプ「Broadway S」の製品版を参考出展するなどしていた。
■エミライ
エミライはFiiOブランドのDAP、イヤホンなどを幅広く出展。参考出展として、未発売のイヤホン4モデルを公開した。
公開されたイヤホンは、以前にもイベント出展を行った4BAドライバーモデル「FA7」と、FA7を日本向けに再チューニングしたという「FA7J」。さらに、下位モデルとして予定されている1BAドライバーの「FA1」、FA1の日本向けモデル「FA1J」の4種類。いずれもハウジング造形を3Dプリンターによって行い、MMCX端子によるリケーブルにも対応している。
通常モデルが主にアメリカや中国市場に向け、ボーカルや低域を充実させているのに対し、日本向けモデルは高域から低域まで満遍なくフラットに出るよう調整。結果として日本向けモデルの方が中高域の目立つキャラクターに仕上がっているという。ブーススタッフは、国内では日本向けモデルのみ販売する予定だが、イベントの反響次第では通常モデルの併売も検討したい、と話していた。
その他、ブースでは先日発売を開始したコンパクトモデル「M6」を始めとしたDAPの試聴や、店頭展示品/B級品などを割引価格で販売するジャンク品販売なども開催していた。