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公開日 2019/10/18 18:43
Noble Audio初の完全ワイヤレス「FALCON」発売は10月25日。編集部・成藤も納得の完成度
製品発表会も開催
エミライは、Noble Audioブランド初の完全ワイヤレスイヤホン「FALCON」の一般発売日を10月25日に決定。本日10月18日 16時より、全国の量販店にて予約受付や試聴機の先行展示を開始する。価格はオープンで、16,800円前後での実売を想定する。
同社は本日、一般販売の開始にあたり製品発表会を開催。同社代表取締役 河野謙三氏、同 取締役 島幸太郎氏らが、改めてブランドや製品の特徴について語り、またNoble Audioの創設者でFALCONのチューニングも担当するジョン・モールトン氏が開発背景を語ったビデオレターを寄せた。
FALCONは、イヤホン専業ブランドであるNoble Audioが初めて手掛ける完全ワイヤレスイヤホン。国内では9月27日から10月14日までの期間、クラウドファンディングにて発売に向けた資金調達を実施し、最終的に785人の支援者から目標金額の500,000円を大きく上回る14,243,040円を集めるに至った(編集部による「FALCON」レビューはこちら)。
2013年に設立し、現在世界25カ国で製品を展開するNoble Audioにとっても、完全ワイヤレスイヤホンは新しい挑戦となる。モールトン氏はビデオレターの中で、市場や業界で明確に増している完全ワイヤレスへの需要に応える必要性を感じたこと、各国で無線機器やバッテリー内蔵機器に課されている法的手続き、および市場リサーチなどをエミライがサポートしたことが、FALCON開発の大きなきっかけになったと語っていた。
FALCONの開発で重視されたのが、完全ワイヤレスイヤホンに求められる3つの要素、「接続品質」「音質」「使いやすさ」を高い水準で満たすこと。それに加えて、製品を安心して長期間使用できるサポート体制も整えられた。
接続品質の面では、クアルコムのBluetoothチップセット「QCC3020」を最新の制御プログラムとともに採用。BluetoothコーデックはaptX/AAC/SBCに対応し、クアルコムの新Bluetooth接続方式「TWS+」もサポートする。また、アンテナの配置をBluetooth通信の帯域に最適化する設計技術「High Precision Connect Technology」を導入したことで、駅構内のような電波干渉の多いエリアでも切れにくい通信性能を実現している。
音質の面では、PET素材の上からカーボン繊維を貼り付けた2層振動板を採用し、同じカーボン系素材を用いるグラフェンドライバーよりも歪や高域特性で優れるという「Dual-Layered Carbon Driver(D.L.C. ドライバー)」を搭載。また、イヤーピースはシリコンとグラフェンの複合素材を採用し、独自のホーン形状に仕上げたePro「Horn-Shaped Tips」を付属する。
これらの技術を備えた上で、モールトン氏がハードウェア/ソフトウェア両面でチューニングを実施。Noble Audioの有線イヤホンのサウンドバランスをベースとしながら、Bluetoothに合わせたチューニングを行うことで、ブランドにふさわしい音質を再現したとしている。
使いやすさの面では、イヤホン本体/ケースの両方に急速充電を搭載、イヤホン本体を水に沈めても浸水しないIPX7等級の防水に準拠、操作ボタンやサウンドのカスタマイズを可能にする専用アプリ(iOS/Android両対応)を提供など、従来の完全ワイヤレスイヤホンで「使いにくい」と言われがちなポイントの解消を図ったとしている。
サポート面では、右イヤホン/左イヤホン/ケースのいずれか1つを万一紛失した場合、8,000円(税抜)の割引料金で欠けたセットを新しいセットと交換できる「紛失安心保証サービス」を用意。クラウドファンディング時はイヤホン本体の紛失のみを対象としていたが、一般販売にあたりケースまでサービス適用範囲が拡大されたかたちだ。また、専用のコールセンターも10月23日より開設予定で、購入者のアフターケアも行っていくとしていた。
同社は本日、一般販売の開始にあたり製品発表会を開催。同社代表取締役 河野謙三氏、同 取締役 島幸太郎氏らが、改めてブランドや製品の特徴について語り、またNoble Audioの創設者でFALCONのチューニングも担当するジョン・モールトン氏が開発背景を語ったビデオレターを寄せた。
FALCONは、イヤホン専業ブランドであるNoble Audioが初めて手掛ける完全ワイヤレスイヤホン。国内では9月27日から10月14日までの期間、クラウドファンディングにて発売に向けた資金調達を実施し、最終的に785人の支援者から目標金額の500,000円を大きく上回る14,243,040円を集めるに至った(編集部による「FALCON」レビューはこちら)。
2013年に設立し、現在世界25カ国で製品を展開するNoble Audioにとっても、完全ワイヤレスイヤホンは新しい挑戦となる。モールトン氏はビデオレターの中で、市場や業界で明確に増している完全ワイヤレスへの需要に応える必要性を感じたこと、各国で無線機器やバッテリー内蔵機器に課されている法的手続き、および市場リサーチなどをエミライがサポートしたことが、FALCON開発の大きなきっかけになったと語っていた。
FALCONの開発で重視されたのが、完全ワイヤレスイヤホンに求められる3つの要素、「接続品質」「音質」「使いやすさ」を高い水準で満たすこと。それに加えて、製品を安心して長期間使用できるサポート体制も整えられた。
接続品質の面では、クアルコムのBluetoothチップセット「QCC3020」を最新の制御プログラムとともに採用。BluetoothコーデックはaptX/AAC/SBCに対応し、クアルコムの新Bluetooth接続方式「TWS+」もサポートする。また、アンテナの配置をBluetooth通信の帯域に最適化する設計技術「High Precision Connect Technology」を導入したことで、駅構内のような電波干渉の多いエリアでも切れにくい通信性能を実現している。
音質の面では、PET素材の上からカーボン繊維を貼り付けた2層振動板を採用し、同じカーボン系素材を用いるグラフェンドライバーよりも歪や高域特性で優れるという「Dual-Layered Carbon Driver(D.L.C. ドライバー)」を搭載。また、イヤーピースはシリコンとグラフェンの複合素材を採用し、独自のホーン形状に仕上げたePro「Horn-Shaped Tips」を付属する。
これらの技術を備えた上で、モールトン氏がハードウェア/ソフトウェア両面でチューニングを実施。Noble Audioの有線イヤホンのサウンドバランスをベースとしながら、Bluetoothに合わせたチューニングを行うことで、ブランドにふさわしい音質を再現したとしている。
使いやすさの面では、イヤホン本体/ケースの両方に急速充電を搭載、イヤホン本体を水に沈めても浸水しないIPX7等級の防水に準拠、操作ボタンやサウンドのカスタマイズを可能にする専用アプリ(iOS/Android両対応)を提供など、従来の完全ワイヤレスイヤホンで「使いにくい」と言われがちなポイントの解消を図ったとしている。
サポート面では、右イヤホン/左イヤホン/ケースのいずれか1つを万一紛失した場合、8,000円(税抜)の割引料金で欠けたセットを新しいセットと交換できる「紛失安心保証サービス」を用意。クラウドファンディング時はイヤホン本体の紛失のみを対象としていたが、一般販売にあたりケースまでサービス適用範囲が拡大されたかたちだ。また、専用のコールセンターも10月23日より開設予定で、購入者のアフターケアも行っていくとしていた。