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公開日 2020/01/29 12:11
イケア、Sonos共同開発のWi-Fiスピーカー「SYMFONISK」。テーブルランプ一体型とブックシェルフ型の2機種
置き場所を選ばない「Trueplayカスタムチューニング」採用
イケアは、SONOSと共同開発したWi-Fiスピーカー「SYMFONISK(シンフォニスク)」を2月1日に発売する。販売はイケア各店舗およびイケアオンラインストアにて行う。
イケアのデザインとSONOSのサウンド技術を融合させた製品で、テーブルランプ一体型モデル(税込24,990円)と、ブックシェルフ型モデル(税込14,990円)の2つをラインナップする。両社は2017年からコラボを開始。「SYMFONISK」シリーズはすでに昨年8月から欧州などで発売しており、好評を博しているという。今回、日本市場での発売が決まった格好だ。
「SYMFONISK」とはスウェーデン語で「交響曲」の意味。テーブルランプ一体型モデルは、音と照明をひとつの商品にまとめることでデバイスやコードの数を減らし、家の中をすっきりとした空間にできることがメリット。
ランプシェードはガラス製で、職人による吹きガラスのため個体によって仕上がりが少しずつ異なるという。電球(E17タイプ)は別売り。外形寸法は216W×401H×216Dmm、質量は3.28kgと、わりと存在感があるサイズ。
ブックシェルフ型モデルは縦置き/横置きが可能。本棚に入れて使ったり、別売の専用アクセサリーで壁に取り付けてシェルフのように使ったりできる。外形寸法は150W×100H×310Dmm、質量は2.16kg。
SYMFONISKの開発時のベースになったのはSONOSの「Play:1」(現在は生産終了)。テーブルランプ一体型モデルは「SONOS One」と同等のサウンドクオリティを有しているという。テーブルランプ一体型モデル/ブックシェルフ型モデルどちらも無指向性ではなく、前方向にスピーカーを配置し、180度程度の音の広がりを実現するとしている。
どちらも操作はSONOSアプリを使って行うことが可能。SONOS製品との互換性も備え、組み合わせて使うこともできる。
また、「Trueplayカスタムチューニング」による音場調整機能も用意。スピーカーを設置し、iOS版のSONOSアプリを立ち上げ、Trueplayカスタムチューニングメニューを選択するとガイダンスがスタート。それに従いながら部屋内を、iOS端末を上下に動かしながら歩く。すると調整用サウンドをiOS端末のマイクが集音し、解析を行い最適なチューニングに設定してくれるというものだ。なお本機能はAndroid端末は非対応となる。
さらに、それぞれ2台をセットにしてステレオサウンドを楽しんだり、部屋ごとに別の曲を再生したり、複数スピーカーをグループ化してすべての部屋で同じ曲を同時再生することも可能。AirPlay 2にも対応している。
SpotifyやApple Music、YouTube Music、Amazon Music、Google Play Music、SoundCloudなど50以上の音楽ストリーミングサービスにも対応。各サービスを横断して楽曲を検索することもできる。
また、SYMFONISK自体はマイク非搭載で音声認識機能はないが、SONOS OneやBeam、Amazon Echoシリーズなどと組み合わせることでAmazon AlexaとGoogleアシスタント(2020年ローンチ予定)を使った音声操作が可能となる。
■生活に溶け込む様々な使い方を提案
発表会では「ベッドルーム」「ダイニングルーム」「リビングルーム」の3つのスタイルでデモを行い、様々な使い方を提案していた。
「ベッドルーム」では、ウォールブラケット(税込1,500円)を使ってベッドサイドにブックシェルフ型モデルをマウント。一人暮らしの狭い部屋でもすっきりと設置できること、音楽ストリーミングサービスやYouTubeの音をSYMFONISKで再生して楽しめることをアピール。複数台を組み合わせて使えることから、広い部屋に引っ越した際にも拡張性があると紹介していた。
なお、ウォールブラケットを使用する際は壁に穴が空いてしまうとのこと。またベッドサイドテーブルのように使えるが、耐荷重は壁の強度等によって変わるという。
ブックシェルフ型モデルはこのほかにも別売のスピーカーフック(税込699円)を使ってイケアのキッチンレールに掛けることもできる。
「ダイニングルーム」では、テーブルランプ一体型モデルを2台、ブックシェルフ型モデルを1台用意。1台だけで鳴らしたり、テーブルランプ一体型モデルを2台組み合わせてステレオ再生したり、2台と1台で再生する音楽を分けたりと、その時々のムードに合わせて照明と音を調整できることを紹介した。
「リビングルーム」では、SONOS製品と組み合わせたマルチチャンネルシステムを提案。フロントにサウンドバー「Beam」とサブウーファー「Sub」を置き、リアにSYMFONISKのテーブルランプ一体型モデル2台を組み合わせて5.1chサラウンドシステムを構築していた。
ふだんリビングにはBeamとSubのみ置いておき、「映画を観よう」となったときだけ他の部屋からSYMFONISKを持ち込む…という提案。リビングにリアスピーカーを常設すると日常生活で邪魔になりがちなので、面白い提案だと感じた。
なお、2台セットにした際は「Trueplayカスタムチューニング」を使用可能だが、SYMFONISKを3台以上組み合わせたり、SONOS製品と組み合わせたりした際は使用できないとのことだ。
イケアのデザインとSONOSのサウンド技術を融合させた製品で、テーブルランプ一体型モデル(税込24,990円)と、ブックシェルフ型モデル(税込14,990円)の2つをラインナップする。両社は2017年からコラボを開始。「SYMFONISK」シリーズはすでに昨年8月から欧州などで発売しており、好評を博しているという。今回、日本市場での発売が決まった格好だ。
「SYMFONISK」とはスウェーデン語で「交響曲」の意味。テーブルランプ一体型モデルは、音と照明をひとつの商品にまとめることでデバイスやコードの数を減らし、家の中をすっきりとした空間にできることがメリット。
ランプシェードはガラス製で、職人による吹きガラスのため個体によって仕上がりが少しずつ異なるという。電球(E17タイプ)は別売り。外形寸法は216W×401H×216Dmm、質量は3.28kgと、わりと存在感があるサイズ。
ブックシェルフ型モデルは縦置き/横置きが可能。本棚に入れて使ったり、別売の専用アクセサリーで壁に取り付けてシェルフのように使ったりできる。外形寸法は150W×100H×310Dmm、質量は2.16kg。
SYMFONISKの開発時のベースになったのはSONOSの「Play:1」(現在は生産終了)。テーブルランプ一体型モデルは「SONOS One」と同等のサウンドクオリティを有しているという。テーブルランプ一体型モデル/ブックシェルフ型モデルどちらも無指向性ではなく、前方向にスピーカーを配置し、180度程度の音の広がりを実現するとしている。
どちらも操作はSONOSアプリを使って行うことが可能。SONOS製品との互換性も備え、組み合わせて使うこともできる。
また、「Trueplayカスタムチューニング」による音場調整機能も用意。スピーカーを設置し、iOS版のSONOSアプリを立ち上げ、Trueplayカスタムチューニングメニューを選択するとガイダンスがスタート。それに従いながら部屋内を、iOS端末を上下に動かしながら歩く。すると調整用サウンドをiOS端末のマイクが集音し、解析を行い最適なチューニングに設定してくれるというものだ。なお本機能はAndroid端末は非対応となる。
さらに、それぞれ2台をセットにしてステレオサウンドを楽しんだり、部屋ごとに別の曲を再生したり、複数スピーカーをグループ化してすべての部屋で同じ曲を同時再生することも可能。AirPlay 2にも対応している。
SpotifyやApple Music、YouTube Music、Amazon Music、Google Play Music、SoundCloudなど50以上の音楽ストリーミングサービスにも対応。各サービスを横断して楽曲を検索することもできる。
また、SYMFONISK自体はマイク非搭載で音声認識機能はないが、SONOS OneやBeam、Amazon Echoシリーズなどと組み合わせることでAmazon AlexaとGoogleアシスタント(2020年ローンチ予定)を使った音声操作が可能となる。
■生活に溶け込む様々な使い方を提案
発表会では「ベッドルーム」「ダイニングルーム」「リビングルーム」の3つのスタイルでデモを行い、様々な使い方を提案していた。
「ベッドルーム」では、ウォールブラケット(税込1,500円)を使ってベッドサイドにブックシェルフ型モデルをマウント。一人暮らしの狭い部屋でもすっきりと設置できること、音楽ストリーミングサービスやYouTubeの音をSYMFONISKで再生して楽しめることをアピール。複数台を組み合わせて使えることから、広い部屋に引っ越した際にも拡張性があると紹介していた。
なお、ウォールブラケットを使用する際は壁に穴が空いてしまうとのこと。またベッドサイドテーブルのように使えるが、耐荷重は壁の強度等によって変わるという。
ブックシェルフ型モデルはこのほかにも別売のスピーカーフック(税込699円)を使ってイケアのキッチンレールに掛けることもできる。
「ダイニングルーム」では、テーブルランプ一体型モデルを2台、ブックシェルフ型モデルを1台用意。1台だけで鳴らしたり、テーブルランプ一体型モデルを2台組み合わせてステレオ再生したり、2台と1台で再生する音楽を分けたりと、その時々のムードに合わせて照明と音を調整できることを紹介した。
「リビングルーム」では、SONOS製品と組み合わせたマルチチャンネルシステムを提案。フロントにサウンドバー「Beam」とサブウーファー「Sub」を置き、リアにSYMFONISKのテーブルランプ一体型モデル2台を組み合わせて5.1chサラウンドシステムを構築していた。
ふだんリビングにはBeamとSubのみ置いておき、「映画を観よう」となったときだけ他の部屋からSYMFONISKを持ち込む…という提案。リビングにリアスピーカーを常設すると日常生活で邪魔になりがちなので、面白い提案だと感じた。
なお、2台セットにした際は「Trueplayカスタムチューニング」を使用可能だが、SYMFONISKを3台以上組み合わせたり、SONOS製品と組み合わせたりした際は使用できないとのことだ。