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公開日 2020/10/01 13:06

U-NEXT、“史上最高峰”の画質・音質でライブ配信「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」

松田聖子初のライブ配信に適用
PHILE WEB ビジネス編集部・竹内純
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■ライブ会場にいるような臨場感

USEN-NEXT GROUPの株式会社U-NEXTが運営する動画配信サービス「U-NEXT」は、放送・配信史上最高峰となる映像解像度1080p、音声ビットレート448Kbpsを採用した「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」テクノロジーによるライブ配信の提供を開始する。10月3日(土)に開催される松田聖子のデビュー以来初のライブ配信『40th Anniversary Seiko Matsuda 2020 "Romantic Studio Live"』に、第1弾として適用される。

「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」テクノロジーによりライブ配信は次なるステージへ

U-NEXTではこれまで、2015年12月にGoogle推進のコンテンツ保護技術(DRM)Widevineを自社製品へ組み込む資格 Certified Widevine Implementation Partner(CWIP)programをいちはやく取得するなど、セキュアなコンテンツ配信に継続して取り組むと同時に、2020年1月31日より、国内の動画配信サービスとして初めて、ハリウッドメジャースタジオ作品を「4K UHD」「Dolby Vision」「Dolby Atmos」で配信するなど、高画質・高音質を実現するための技術にも惜しみない投資を行っている。

こうした背景から、2020年6月25日より提供を開始した有料音楽ライブ配信では、スマートフォン、パソコン、テレビなどのあらゆる視聴環境において、コンテンツを保護するための各社のDRM技術(Apple FairPlay、Google Widevine、Microsoft PlayReady)を厳格に運用するとともに、1,920×1,080(1080p)というBSデジタルハイビジョン(2K)放送同等以上のコンテンツ配信品質を実現している。

その結果、音楽ライブの視聴者を対象に実施した同社調査では「画質・配信品質の高さ」が最も高い支持を集めているが、「視聴者が利用するデバイスや通信の性能は向上し続け、より高品質な映像と音声を再生できるようになっている。音楽ライブ配信が数多く実施されるようになったいま、もう一歩踏み込むタイミングだと考えた」と今回の「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」テクノロジー導入に至る背景を説明する。

コロナ禍で音楽ライブ配信への注目がさらに高まる中、映像解像度は1080pとこれまで通りの高解像度を維持しながら、最高映像ビットレートは9,502Kbpsと従来比22%も向上。「音声ビットレートは現在普及しているデバイスが安定的に再生可能な最高値の448Kbpsを採用し、従来の192Kbpsから大幅に引き上げた。このアップデートにより、放送・配信史上最高峰の高画質・高音質になる」とまるでライブ会場にいるような臨場感を実現する。「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」を適用したライブ配信は、10月3日(土)に配信されるU-NEXTオリジナル『40th Anniversary Seiko Matsuda 2020 "Romantic Studio Live"』より運用が開始される。

「PREMIUM LIVE EXPERIENCE」詳細仕様
【映像仕様】解像度:1080p(1,920×1,080)、コーデック:H.264、ビットレート:9,502Kbps
【音声仕様】コーデック:AAC-LC、ビットレート:448Kbps
【テレビの大画面視聴】ネイティブアプリによるテレビ視聴に対応。スマートフォンやパソコンの外部モニター出力を上回る映像体験が楽しめる(Android TV / Fire TV / Fire TV Stick)
【アダプティブビットレート(ABR)プロファイル】プレイヤーのコンテンツ再生状態に応じて最適なストリームへ自動的に切り替える技術を導入する。ストリームは10種類、192Kbpsの低速通信から10Mbpsの高速通信まで段階的に用意。視聴者が利用するあらゆる通信速度帯域で効果的に高品質な映像を視聴できる
【コンテンツ保護技術(DRM)】すべてのOS・プラットフォームにおいて実装可能な最高のセキュリティを実現し、音楽アーティスト・レーベルの権利を違法な盗難行為から守る
【同時視聴可能デバイス数】30万デバイス(参考:日本で最も収容人数の多いスタジアムは横浜国際総合競技場の7.2万人)
【耐障害性】エンド・ツー・エンドで完全冗長構成の配信システムを備える。片側の構成のみで30万デバイス同時視聴の処理性能を有すると共に、配信プラットフォーム側では通常制御が難しいコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)まで冗長している。また、30万の新規入会・ライブ配信購入が短期間に集中して決済しても、サーバーエラーを返すことなく取引を維持する決済基盤を整えている

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