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公開日 2021/01/08 13:58
米ソニーから世界初、脳のように処理する新エンジン搭載「BRAVIA XR」。80Mbpsの高画質映像配信も
人の“認知特性”を用いて映像処理
ソニーは、世界初となる “Cognitive Intelligence(認知特性)” を用いた新プロセッサー「Cognitive Processor XR」を搭載する、新テレビシリーズ「BRAVIA XR」を発表した。BRAVIA XRには、8K液晶テレビ「Z9J」や4K有機EL「A90J」など全5モデルがラインナップされる。
BRAVIA XRでは、“AIと人の知能を併せ持つ” とアピールする新プロセッサー「Cognitive Processor XR」を搭載。Cognitive Processor XRでは、人間が見たり聞いたりするプロセスを反映して、画像と音声のあらゆるディティールを、これまでにないほど高精度に最適化するという。従来のAIは、色やコントラスト、ディテールなどの個別要素を検出し、分析することしかできなかったが、Cognitive Processorは人間の脳と同様、あらゆる要素を一度に、横断的に分析できるという。
テレビの大画面化に伴って画面全体だけでなく、部分的に注視するポイントが増えてきたことから、Cognitive Processor XRでは、この人の目における “Cognitive Intelligence(認知特性)” を取り入れることで、より人の見た目に近い自然な映像表示を目指したという。
具体的には、画面を数百のゾーンに分割し、ゾーン内の個々のオブジェクトを高精度に認識。人が注視する主な焦点を検出して、その部分を参照しながら、1秒間に画像を構成する数十万の異なる要素をクロス分析することで、現実に近い調和の取れた自然な映像への最適化するとしている。
BRAVIA XRは液晶テレビ3モデル、有機ELテレビ2モデルをラインナップ。液晶テレビは、8K対応のフラグシップモデル「Z9J」、4K対応の最上位モデル「X95J」とメインモデル「X90J」をラインナップする。なおZ9Jは85/75型、X95Jは85/75/65型、X90Jは75/65/55/50型を用意する。
有機ELテレビは「A90J」「A80J」で、解像度はともに4K。サイズはA90Jが83/65/55型、A80Jが77/65/55型の展開となる。液晶も有機ELも、全てにCognitive Processor XRを搭載。画面サイズやバックライトの種類を問わず、プロセッサーの性能を発揮できるとしている。
BRAVIA XRシリーズの音質面は、「映画館の音響体験の再現を目指した」としており、画面上の音の位置を検出して適切な場所に配置できる高度な音声処理を採用。またCognitive Processor XRが音声をアップミックスし、全モデルにおいて5.1.2サラウンド再生が可能となる。
デザイン面にもBRAVIA XRならではの特徴があるとし、外周のアルミ部は正面からほぼ見えないレベルまで薄くし、スタンド部は画面のエッジに配置。極力フレームの存在感を無くし、映像に没入できる「究極の視聴体験」を突き詰めたとのこと。リアパネルにはプロセッサーチップと同じモチーフを取り入れ、Cognitive Processor XRの存在をデザインでも表現している。
Google TVとも連携。Google TVでは、Android TVをベースにアプリや動画配信サービスなど各コンテンツを集約、さらにユーザーに合わせてパーソナライズすることで、観たいコンテンツが素早く探し出せるとのこと。お気に入りコンテンツはリスト化でき、スマホやPCからアクセスも可能で、内蔵マイクによりスマートデバイスの音声操作もできる。
さらに、BRAVIA XR限定の映画配信サービス「BRAVIA CORE」の開始も発表。BRAVIA XRシリーズ全モデルで。ソニー・ピクチャーズと連携して提供されるもので、最大80Mbpsのストリーミング再生が可能なPureStream機能により、ロスレスのUHD画質を実現する。
またIMAX Enhancedコンテンツも、BRAVIA XRシリーズ向けに最適化した映像で再生できる。そのほかSTUDIO ACCESS機能により、映画の舞台裏などのコンテンツも提供されるとのこと。
ソニーTV事業本部長・木井一生氏は、「我々の最終目的は、最高の映像と音響を創り出し、テレビの世界により深く没入していただくこと」と説明。同社は一連のアプローチを「One Sony」して展開していく。
BRAVIA XRでは、“AIと人の知能を併せ持つ” とアピールする新プロセッサー「Cognitive Processor XR」を搭載。Cognitive Processor XRでは、人間が見たり聞いたりするプロセスを反映して、画像と音声のあらゆるディティールを、これまでにないほど高精度に最適化するという。従来のAIは、色やコントラスト、ディテールなどの個別要素を検出し、分析することしかできなかったが、Cognitive Processorは人間の脳と同様、あらゆる要素を一度に、横断的に分析できるという。
テレビの大画面化に伴って画面全体だけでなく、部分的に注視するポイントが増えてきたことから、Cognitive Processor XRでは、この人の目における “Cognitive Intelligence(認知特性)” を取り入れることで、より人の見た目に近い自然な映像表示を目指したという。
具体的には、画面を数百のゾーンに分割し、ゾーン内の個々のオブジェクトを高精度に認識。人が注視する主な焦点を検出して、その部分を参照しながら、1秒間に画像を構成する数十万の異なる要素をクロス分析することで、現実に近い調和の取れた自然な映像への最適化するとしている。
BRAVIA XRは液晶テレビ3モデル、有機ELテレビ2モデルをラインナップ。液晶テレビは、8K対応のフラグシップモデル「Z9J」、4K対応の最上位モデル「X95J」とメインモデル「X90J」をラインナップする。なおZ9Jは85/75型、X95Jは85/75/65型、X90Jは75/65/55/50型を用意する。
有機ELテレビは「A90J」「A80J」で、解像度はともに4K。サイズはA90Jが83/65/55型、A80Jが77/65/55型の展開となる。液晶も有機ELも、全てにCognitive Processor XRを搭載。画面サイズやバックライトの種類を問わず、プロセッサーの性能を発揮できるとしている。
BRAVIA XRシリーズの音質面は、「映画館の音響体験の再現を目指した」としており、画面上の音の位置を検出して適切な場所に配置できる高度な音声処理を採用。またCognitive Processor XRが音声をアップミックスし、全モデルにおいて5.1.2サラウンド再生が可能となる。
デザイン面にもBRAVIA XRならではの特徴があるとし、外周のアルミ部は正面からほぼ見えないレベルまで薄くし、スタンド部は画面のエッジに配置。極力フレームの存在感を無くし、映像に没入できる「究極の視聴体験」を突き詰めたとのこと。リアパネルにはプロセッサーチップと同じモチーフを取り入れ、Cognitive Processor XRの存在をデザインでも表現している。
Google TVとも連携。Google TVでは、Android TVをベースにアプリや動画配信サービスなど各コンテンツを集約、さらにユーザーに合わせてパーソナライズすることで、観たいコンテンツが素早く探し出せるとのこと。お気に入りコンテンツはリスト化でき、スマホやPCからアクセスも可能で、内蔵マイクによりスマートデバイスの音声操作もできる。
さらに、BRAVIA XR限定の映画配信サービス「BRAVIA CORE」の開始も発表。BRAVIA XRシリーズ全モデルで。ソニー・ピクチャーズと連携して提供されるもので、最大80Mbpsのストリーミング再生が可能なPureStream機能により、ロスレスのUHD画質を実現する。
またIMAX Enhancedコンテンツも、BRAVIA XRシリーズ向けに最適化した映像で再生できる。そのほかSTUDIO ACCESS機能により、映画の舞台裏などのコンテンツも提供されるとのこと。
ソニーTV事業本部長・木井一生氏は、「我々の最終目的は、最高の映像と音響を創り出し、テレビの世界により深く没入していただくこと」と説明。同社は一連のアプローチを「One Sony」して展開していく。