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公開日 2023/02/21 15:09
DAZN単体より安くなるDMM TVセットプラン、その狙いや価格設定理由を幹部が説明
DMMプレミアム新プラン「DMM×DAZNホーダイ」
既報のとおり、映像配信サービス「DMM TV」と「DAZN Standard」を月額2,980円(以後、価格はすべて税込)で両方視聴できるセットプラン「DMM×DAZNホーダイ」が、DMMプレミアムにて3月23日から提供開始される。メディア向け発表会が開催され、両社の幹部が提携の狙いや今後の展望を説明した。
「DMM×DAZNホーダイ」は、それぞれ月額550円のDMMプレミアムと、月額3,700円のDAZN Standardの両方を視聴できるプラン。単体で別々に加入した場合は合計で月額4,250円となるところを、月額2,980円で利用できる。また、今回を機にDMMプレミアムに新規入会する場合は、DMMポイントを入会月から3ヶ月間、毎月550ポイントずつプレゼントする。
「DMMはサブスク動画配信市場でナンバーワンのコストパフォーマンスを目指している」と語るDMM.comの村中悠介COOは、「DAZNは、(DMM傘下のサッカーチーム シントトロイデンが所属する)ベルギーリーグを配信していることもあり、今回の取組について相談した」と、提携のきっかけを紹介。
「スラムダンクやブルーロックなど、スポーツ題材のアニメも人気だ。そういう意味でもアニメとスポーツの親和性は高いと思う」とし、両社の強みを活かせると考えたと語る。
DAZN Japan Investmentの山田学エグゼクティブバイスプレジデントも、「DMMは多種多様なサービスを展開しており、サッカーチームも持っていてスポーツに対する思いも強い」とコメント。「しかし、両社のユーザー層はあまり重複しておらず、DAZNからしてみれば、自社ではリーチできない層に対してDMMを通してリーチできる」と、提携に大きな魅力を感じたと述べた。
そして、「DMM TVでいろいろなコンテンツを展開していこうと相談している」とし、「スポーツの試合を流すだけにとどまらず、一緒にオリジナル番組を作るなどといった可能性もあるのかなと考えている」と言葉を続けた。
なお、プラン提供開始時期がJリーグやF1のシーズン開幕後となったことについては、「合意に至ってから最短を目指した結果が3月23日だった」(DAZN 山田氏)とのこと。「本当はもっと早く提供開始したかったが……」とDMM村中氏も言葉を添えた。
なお、DMM×DAZNホーダイは月額プランのみで、年間プランは用意していない。DAZN単体での年間プランは一括払いで30,000円、12回の分割払いで月3,000円なので、DAZNだけを視聴するのであればDAZNの年間プラン一括払い加入のほうが安い計算になる。
DMM×DAZNホーダイとDAZN単体それぞれの料金設定について、DAZNの山田氏は「自社の顧客への価格設定とは別に考えており、DAZNの値上げと今回の提携は直接は関係ない」とコメント。「DMMのユーザーにもわかりやすいメリットが必要と考えた値段設定だ」と説明した。
また、「ある程度のユーザーが今回のプランに移ることは想定している」とする一方で、「(DMM以外の)既存パートナーとの取り組みにおいても安いプランを提供してきた経験があり、そのデータもある」と、データに基づいた価格設定であるとも語った。
その上で山田氏は、「自社(DAZN本体)では体験の良さを追求する」とコメント。NFTはDAZNでしか購入できないことや、totoもDAZNを通しての提供であることに触れ、DAZNそのものの付加価値も高めていく考えを示した。
「DMM×DAZNホーダイ」は、それぞれ月額550円のDMMプレミアムと、月額3,700円のDAZN Standardの両方を視聴できるプラン。単体で別々に加入した場合は合計で月額4,250円となるところを、月額2,980円で利用できる。また、今回を機にDMMプレミアムに新規入会する場合は、DMMポイントを入会月から3ヶ月間、毎月550ポイントずつプレゼントする。
「DMMはサブスク動画配信市場でナンバーワンのコストパフォーマンスを目指している」と語るDMM.comの村中悠介COOは、「DAZNは、(DMM傘下のサッカーチーム シントトロイデンが所属する)ベルギーリーグを配信していることもあり、今回の取組について相談した」と、提携のきっかけを紹介。
「スラムダンクやブルーロックなど、スポーツ題材のアニメも人気だ。そういう意味でもアニメとスポーツの親和性は高いと思う」とし、両社の強みを活かせると考えたと語る。
DAZN Japan Investmentの山田学エグゼクティブバイスプレジデントも、「DMMは多種多様なサービスを展開しており、サッカーチームも持っていてスポーツに対する思いも強い」とコメント。「しかし、両社のユーザー層はあまり重複しておらず、DAZNからしてみれば、自社ではリーチできない層に対してDMMを通してリーチできる」と、提携に大きな魅力を感じたと述べた。
そして、「DMM TVでいろいろなコンテンツを展開していこうと相談している」とし、「スポーツの試合を流すだけにとどまらず、一緒にオリジナル番組を作るなどといった可能性もあるのかなと考えている」と言葉を続けた。
なお、プラン提供開始時期がJリーグやF1のシーズン開幕後となったことについては、「合意に至ってから最短を目指した結果が3月23日だった」(DAZN 山田氏)とのこと。「本当はもっと早く提供開始したかったが……」とDMM村中氏も言葉を添えた。
なお、DMM×DAZNホーダイは月額プランのみで、年間プランは用意していない。DAZN単体での年間プランは一括払いで30,000円、12回の分割払いで月3,000円なので、DAZNだけを視聴するのであればDAZNの年間プラン一括払い加入のほうが安い計算になる。
DMM×DAZNホーダイとDAZN単体それぞれの料金設定について、DAZNの山田氏は「自社の顧客への価格設定とは別に考えており、DAZNの値上げと今回の提携は直接は関係ない」とコメント。「DMMのユーザーにもわかりやすいメリットが必要と考えた値段設定だ」と説明した。
また、「ある程度のユーザーが今回のプランに移ることは想定している」とする一方で、「(DMM以外の)既存パートナーとの取り組みにおいても安いプランを提供してきた経験があり、そのデータもある」と、データに基づいた価格設定であるとも語った。
その上で山田氏は、「自社(DAZN本体)では体験の良さを追求する」とコメント。NFTはDAZNでしか購入できないことや、totoもDAZNを通しての提供であることに触れ、DAZNそのものの付加価値も高めていく考えを示した。