AVIOT、骨伝導＋BAのハイブリッド“ながら聴き”イヤホン「Openpiece Elite」。音漏れ抑制モードも搭載

プレシードジャパンは、AVIOTの「Openpiece」シリーズより、骨伝導イヤホンのハイエンドモデル「Openpiece Elite」と、専用指向性ECMブームマイク「AC-BM1」を、3月25日より順次発売する。本日3月16日より予約を開始した。

Openpiece Eliteはメタリックブラック/チタニウムシルバー/ブロンズゴールドの3色展開で、AC-BM1とOpenpiece Eliteのメタリックブラックは3月25日、チタニウムシルバー/ブロンズゴールドは4月下旬の発売を予定する。価格は、Openpiece EliteとAC-BM1の同梱セットが23,870円（税込）、Openpiece Elite単体が21,890円（税込）、AC-BM1単体が3,960円（税込）。

Openpiece Eliteは、AVIOTが展開する “ながら聴き” イヤホンシリーズ「Openpiece」に加わったハイエンドモデル。大きな特徴は、特性が異なる2種のドライバーを組み合わせたハイブリッドドライバー構成の採用だ。

ダイナミック型骨伝導ドライバーとバランスドアーマチュア（BA）ドライバーを採用。骨伝導ドライバーの特性上、歪みが起きやすいとされる中/高音域を、BAドライバーで補うことで、全帯域においてバランスの良いナチュラルなサウンドを実現するとしている。

指向性の高いBAドライバーにより、音漏れも最小限にとどめたとのこと。また、サウンドモードに、「高音質モード」と「音漏れ抑制モード」を搭載。音漏れ抑制モードでは、音量はそのままに人の多い場所などで周囲への音漏れを低減できるとする。各モードの切り替えは本体のボタンで操作できる。

本体にはMEMSマイクを内蔵しており、通話も可能。加えて、脱着可能な専用ブームマイクAC-BM1を組み合わせることで、よりクリアな音声通話が実現できる。

AC-BM1は、単一指向性ECMの採用により、物理的に外側からの音を軽減。さらにAIを活用したノイズキャンセル機能の効果によって、環境問わず明瞭に音声を届けられるとしている。上述の通り単体でも販売され、同梱セットの場合はブームマイク用風防も付属する。

このほか、同時に2台の端末に接続できる「マルチポイント」機能に対応。連続再生時間は最大12時間で、長時間の移動やリモート会議などでも活躍するとアピールする。また約10分の充電で最大60分再生可能な急速充電にも対応する。充電端子はUSB Type-Cを採用。充電しながら専用ブームマイクを使用することもできる。

本体は耳全体を包み込むAVIOT独自の「モダンフィットデザイン」を採用。長時間の使用でも疲れにくく、スポーツ時にも適したフィット感だとアピールする。

また、IPX5相当の防水性能も装備し、充電端子もキャップレス防水に対応。さらに付属する端子保護用USBキャップを装着することで、埃や塵、砂などの侵入を防ぐことができる。なお、ブームマイクは非防水となる。

Bluetoothはバージョン5.2、対応プロファイルはA2DP/HFP/HSP/AVRCPで、コーデックはSBC/AACをサポート。上述のマルチポイントのほか、8台までのマルチペアリングにも対応する。質量は約29.5g。

専用アプリ「AVIOT SOUND ME」に対応。アプリ上では、上述のモード切り替えや、イコライザー機能、ゲーミング（低遅延）モード設定、GPSによる位置情報履歴の確認などが行える。アプリは本製品の発売と合わせてアップデート予定で、昨年発売された骨伝導イヤホン「Openpiece Playful」においても、イコライザー機能が使用できるようになる予定とのこと。

また、本製品のイメージモデルに、元サッカー日本代表の鈴木啓太氏を起用する。鈴木氏が出演する、製品コンセプトの「忙しい人を、スマートに。」をイメージしたプロモーションムービーも公開された。