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公開日 2023/07/05 20:11
TCLの98インチテレビをサッカー日本代表・堂安律選手が体験。新CMは“サッカー以外の演技”に注目
製品体験コーナーも展開
TCLジャパンエレクトロニクスは、サッカー日本代表の堂安律選手とアンバサダー契約を締結したことを受けて、本日7月5日に同選手をゲストに招いた「戦略発表会&製品体験会」を都内で開催した。本稿ではその模様をレポートする。
発表会冒頭には、TCLジャパンエレクトロニクスの代表取締役社長 張濟鵬氏が登壇。同社の企業戦略ならびに、サッカー日本代表の堂安律選手を同社アンバサダーに起用した背景についてプレゼンテーションを行った。
まず、TCLのグローバル業績について言及。市場調査機関OMDIAの最新レポートによれば、TCLは販売台数で世界第2位、Google TV部門および98インチTVにおいては世界第1位を達成したとアピール。
現在TCLは世界160ヶ国以上の国と地域で展開し、いくつかの主要市場において顕著に成長していると説明した。なかでもフィリピンとオーストラリアでは市場シェア1位を獲得。日本は6位につけ、市場成長率において世界で最も高い国であるなど、TCLのマーケティングシェア向上を強調した。
近年の成長の背景については「TCLはバーティカル・インダストリーチェーンを持っている。世界第2位のパネル工場『COST』を保有し、テレビで最も重要なパネルの生産はもちろん、部品の生産や組み立てまでを自社で行うことができる」と強みを訴えた。
同時に、R&D投資と次世代製品開発に常に注力しており、「現在TCLは43のグローバル・テクノロジー・センターを有し、そのうちの1つは日本にある。また、現在すでに91,053件の特許を取得しており、強力な産業と技術力がTCLの急速な発展を支えている」と説明した。
続いて、日本市場について「テレビ市場が現在急速に縮小傾向にあるなかでも、TCLの市場シェアは急速に伸びており、過去3年間において日本で最も急成長しているテレビブランドになった」とシェアを拡大。前四半期における市場シェアは12%に達し、日本市場でのテレビブランドでは第4位、輸入テレビブランドに限れば第1位を獲得したという。
TCLが急速に成長している理由について「製品が急速にアップデートされている」と話す。「当初はシンプルな機能のテレビの実績しかなかったが、2019年にスマートテレビを発表し、その後に4Kチューナー搭載モデル、QLED・MINI LEDテレビ、今年には144HzゲーミングMINI LEDモデルを発表した」と製品ラインナップが強化されている点を強調した。
今後の展開戦略については「TCLは実はテレビだけのブランドではなく、昨年度にはサウンドバーを発売し、今年はイヤホンや冷蔵庫を発売した。近い将来には洗濯機やエアコンなどの家電製品を日本市場に参入させることも検討している」と取り扱い商品ジャンルのさらなる拡大を視野に入れている。
最後に、アンバサダーに堂安律選手を起用した理由について「堂安選手は世界的なプロサッカー選手で、常に頂点を目指して挑戦し続け、サッカー技術を向上させている。この精神はTCLのスローガン『INSPIRE GREETNESS』に非常にマッチしており、堂安選手が仲間に加わることで、TCLはより早く、より良い発展を遂げることができると信じている」と熱い想いを語った。
続いて、TCLジャパンエレクトロニクスのマーケティング部 林裕氏が登壇。最新のTCLテレビ製品のラインナップについて、プレゼンテーションが行われた。
2019年に世界で初めて発売したMiniLEDテレビは、いち早く大量生産を実現。従来の有機ELと比較して、明るい部分はさらに明るく、暗い部分はより黒く表現するコントラストの向上に加え、色彩も豊かになり総合的な画質が向上したとアピールする。
今年発売した新製品「C845」「C645」「P745」シリーズでは、主にゲーミングに特化した新機能を多数投入する。「現在のゲーミング製品の最高スペックである4K/120Hzをさらに上回る4K/144Hzまで向上し、より滑らかな新しいゲーム体験が提供できる」と訴えた。
ゲームプレイをサポートする「GAME MASTER機能」により、最適な設定に自動的に調整することもできると説明。プロフィールのカスタマイズやモーションブラーの軽減など自分好みのカスタマイズが行えるという。
そして、同イベントのメインモニターとしても使用していた98インチMiniLEDテレビ「C955」について言及。本体価格と予約開始日を発表した(発売時期は未定)。
「C955は現在の日本市場における最大サイズの液晶テレビ。チューナーレス仕様で、まるで映画館のような臨場感ある映像が楽しめる」と説明。MiniLEDによる高輝度で高画質な映像表現により、映画やスポーツ観賞などにも最適なテレビになると、発売へ向けて大きな期待を込めた。
続いて、TCL公式アンバサダーに就任した堂安律選手がゲストとして登壇。出演する新CMが会場内でお披露目され、アンバサダー就任の意気込みやCM撮影秘話が語られた。
アンバサダー就任については「僕はサッカーを通して感動を伝えることが仕事ですが、TCLも同じような考えを持っていて、その点がリンクしました。そのようなブランドとパートナーシップを結べることをうれしく思います」と話す。
披露された新CMの撮影では「サッカー以外の演技が難しくて、特にボールを持って驚くシーンはかなりやり直しました。逆にそういったところも注目して見てもらえるとうれしいです」とエピソードを披露。
撮影現場では、堂安選手自ら積極的にスタッフに提案。「生意気ながら意見や提案も出させていただきました(笑)。より良いものを作りたいという気持ちで参加し、スタッフの皆さんとも楽しくやらせてもらいました」と笑顔で述べた。
98インチMiniLEDテレビ「C955」を実際に観た感想について聞かれると「まず率直にサイズが大きすぎるなと。本当にびっくりしました。特にスタジオに設置されているのを見ると想像していたよりもさらに大きく感じました」と驚きを隠せない様子。
会場内に設けられたTCLテレビのゲーム体験ブースも実際に体験。「すごくきれいで滑らかな映像で、ブレがないことに驚きました。普段あまりゲームはしないんですけど、クリアできなかったことが悔しくなるくらい、今まで体験したことのない感覚でゲームが遊べました」と没入感あるゲーム映像に思わず熱中した。
質疑応答では、TCL公式アンバサダー就任のスローガン「世界の頂点を目指す」にかけた質問に、「頂点を目指すというのはすごく自分とリンクする言葉。常に上を目指していくため、まずは毎日の練習で隣の選手に負けないことを日々心がけてます。そこで1番になれなければ世界の頂点には立てないと思ってます」。
日頃から目標を言葉にしていることについては、「自分は思ったことを口に出しちゃう性格なので、それをプレッシャーにして引くに引けない状況をつくるように、最近はあえて発言しています。それに伴って行動も変わってくることで、周りの人がついてきてくれたり、サポートしてくれるようになると思っています」。
最後に堂安選手は「こうして素晴らしいパートナーシップを築けたことをすごくうれしく思います。今後はサッカー選手としてそれに恥じないようピッチで頑張りたいと思います」と力を込めた。
会場内では、TCL製品を実際に撮影・体験できる「製品体験会」も行われ、今年発売の4K液晶スマートテレビ「C645」「P745」などが一堂に展示された。
実際に堂安選手も体験したゲーム体験コーナーも設けられ、テレビ以外にもサウンドバー、洗濯機、冷蔵庫といった家電製品の展示も行われ、取り扱いカテゴリーの拡大をアピールした。
■TCLの日本市場拡大をアピール。堂安選手アンバサダー就任の背景も語る
発表会冒頭には、TCLジャパンエレクトロニクスの代表取締役社長 張濟鵬氏が登壇。同社の企業戦略ならびに、サッカー日本代表の堂安律選手を同社アンバサダーに起用した背景についてプレゼンテーションを行った。
まず、TCLのグローバル業績について言及。市場調査機関OMDIAの最新レポートによれば、TCLは販売台数で世界第2位、Google TV部門および98インチTVにおいては世界第1位を達成したとアピール。
現在TCLは世界160ヶ国以上の国と地域で展開し、いくつかの主要市場において顕著に成長していると説明した。なかでもフィリピンとオーストラリアでは市場シェア1位を獲得。日本は6位につけ、市場成長率において世界で最も高い国であるなど、TCLのマーケティングシェア向上を強調した。
近年の成長の背景については「TCLはバーティカル・インダストリーチェーンを持っている。世界第2位のパネル工場『COST』を保有し、テレビで最も重要なパネルの生産はもちろん、部品の生産や組み立てまでを自社で行うことができる」と強みを訴えた。
同時に、R&D投資と次世代製品開発に常に注力しており、「現在TCLは43のグローバル・テクノロジー・センターを有し、そのうちの1つは日本にある。また、現在すでに91,053件の特許を取得しており、強力な産業と技術力がTCLの急速な発展を支えている」と説明した。
続いて、日本市場について「テレビ市場が現在急速に縮小傾向にあるなかでも、TCLの市場シェアは急速に伸びており、過去3年間において日本で最も急成長しているテレビブランドになった」とシェアを拡大。前四半期における市場シェアは12%に達し、日本市場でのテレビブランドでは第4位、輸入テレビブランドに限れば第1位を獲得したという。
TCLが急速に成長している理由について「製品が急速にアップデートされている」と話す。「当初はシンプルな機能のテレビの実績しかなかったが、2019年にスマートテレビを発表し、その後に4Kチューナー搭載モデル、QLED・MINI LEDテレビ、今年には144HzゲーミングMINI LEDモデルを発表した」と製品ラインナップが強化されている点を強調した。
今後の展開戦略については「TCLは実はテレビだけのブランドではなく、昨年度にはサウンドバーを発売し、今年はイヤホンや冷蔵庫を発売した。近い将来には洗濯機やエアコンなどの家電製品を日本市場に参入させることも検討している」と取り扱い商品ジャンルのさらなる拡大を視野に入れている。
最後に、アンバサダーに堂安律選手を起用した理由について「堂安選手は世界的なプロサッカー選手で、常に頂点を目指して挑戦し続け、サッカー技術を向上させている。この精神はTCLのスローガン『INSPIRE GREETNESS』に非常にマッチしており、堂安選手が仲間に加わることで、TCLはより早く、より良い発展を遂げることができると信じている」と熱い想いを語った。
続いて、TCLジャパンエレクトロニクスのマーケティング部 林裕氏が登壇。最新のTCLテレビ製品のラインナップについて、プレゼンテーションが行われた。
2019年に世界で初めて発売したMiniLEDテレビは、いち早く大量生産を実現。従来の有機ELと比較して、明るい部分はさらに明るく、暗い部分はより黒く表現するコントラストの向上に加え、色彩も豊かになり総合的な画質が向上したとアピールする。
今年発売した新製品「C845」「C645」「P745」シリーズでは、主にゲーミングに特化した新機能を多数投入する。「現在のゲーミング製品の最高スペックである4K/120Hzをさらに上回る4K/144Hzまで向上し、より滑らかな新しいゲーム体験が提供できる」と訴えた。
ゲームプレイをサポートする「GAME MASTER機能」により、最適な設定に自動的に調整することもできると説明。プロフィールのカスタマイズやモーションブラーの軽減など自分好みのカスタマイズが行えるという。
そして、同イベントのメインモニターとしても使用していた98インチMiniLEDテレビ「C955」について言及。本体価格と予約開始日を発表した(発売時期は未定)。
「C955は現在の日本市場における最大サイズの液晶テレビ。チューナーレス仕様で、まるで映画館のような臨場感ある映像が楽しめる」と説明。MiniLEDによる高輝度で高画質な映像表現により、映画やスポーツ観賞などにも最適なテレビになると、発売へ向けて大きな期待を込めた。
■堂安律選手がゲスト登壇。新CMの初お披露目や撮影秘話を語る
続いて、TCL公式アンバサダーに就任した堂安律選手がゲストとして登壇。出演する新CMが会場内でお披露目され、アンバサダー就任の意気込みやCM撮影秘話が語られた。
アンバサダー就任については「僕はサッカーを通して感動を伝えることが仕事ですが、TCLも同じような考えを持っていて、その点がリンクしました。そのようなブランドとパートナーシップを結べることをうれしく思います」と話す。
披露された新CMの撮影では「サッカー以外の演技が難しくて、特にボールを持って驚くシーンはかなりやり直しました。逆にそういったところも注目して見てもらえるとうれしいです」とエピソードを披露。
撮影現場では、堂安選手自ら積極的にスタッフに提案。「生意気ながら意見や提案も出させていただきました(笑)。より良いものを作りたいという気持ちで参加し、スタッフの皆さんとも楽しくやらせてもらいました」と笑顔で述べた。
98インチMiniLEDテレビ「C955」を実際に観た感想について聞かれると「まず率直にサイズが大きすぎるなと。本当にびっくりしました。特にスタジオに設置されているのを見ると想像していたよりもさらに大きく感じました」と驚きを隠せない様子。
会場内に設けられたTCLテレビのゲーム体験ブースも実際に体験。「すごくきれいで滑らかな映像で、ブレがないことに驚きました。普段あまりゲームはしないんですけど、クリアできなかったことが悔しくなるくらい、今まで体験したことのない感覚でゲームが遊べました」と没入感あるゲーム映像に思わず熱中した。
質疑応答では、TCL公式アンバサダー就任のスローガン「世界の頂点を目指す」にかけた質問に、「頂点を目指すというのはすごく自分とリンクする言葉。常に上を目指していくため、まずは毎日の練習で隣の選手に負けないことを日々心がけてます。そこで1番になれなければ世界の頂点には立てないと思ってます」。
日頃から目標を言葉にしていることについては、「自分は思ったことを口に出しちゃう性格なので、それをプレッシャーにして引くに引けない状況をつくるように、最近はあえて発言しています。それに伴って行動も変わってくることで、周りの人がついてきてくれたり、サポートしてくれるようになると思っています」。
最後に堂安選手は「こうして素晴らしいパートナーシップを築けたことをすごくうれしく思います。今後はサッカー選手としてそれに恥じないようピッチで頑張りたいと思います」と力を込めた。
会場内では、TCL製品を実際に撮影・体験できる「製品体験会」も行われ、今年発売の4K液晶スマートテレビ「C645」「P745」などが一堂に展示された。
実際に堂安選手も体験したゲーム体験コーナーも設けられ、テレビ以外にもサウンドバー、洗濯機、冷蔵庫といった家電製品の展示も行われ、取り扱いカテゴリーの拡大をアピールした。